こんにちわ
アラフィフブロガーの
にゃおです🐾
今回は
妹ちゃんのHSP
についてのお話
(No.23)です
※HSP=人一倍繊細な人
ここまでのお話
来月、大学の卒業🌸を迎える
妹ちゃん。
でも・・・
自立することに対しての不安から
昨年秋ごろ
不安神経症(全般性不安障害)
根拠のない不安や恐怖の感情が過剰につきまとい
日常生活に支障をきたす症状。
を発症してしまいました。
お薬
・レクサプロ(SSRI)5mg
・スルピリド (ドグマチール後発)50mg
を服用中ですが
最近は
睡眠障害の症状も出現し
このままでは
仕事に行けないかもしれない
という不安感に押し潰され
自分を責め・・・
とうとう・・・
一人暮らしのマンションで
自殺未遂を
起こしてしまいました。
ここまでのお話はこちら☟
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間一髪
ギリギリのタイミングで
妹ちゃんの元に
救急隊が来てくれて
無事に保護してもらえた
妹ちゃん
(救急隊)
その言葉を聞いたときは
全身の力が抜けるような感じで
この世の全ての事や物
見えるもの、見えないものにまで
感謝しました。
もう大丈夫
命は守られている
その安心感が
ワタシを落ち着かせてくれたので
パニックにならずに
妹ちゃんのところに
向かうことができました
向かう途中
考えていたことは
今日、その後の事でした。
もう離れたくない
そばにいたい
一人にしたくない
自分の仕事のことや
生活のこと
どうやってパターンを変えていけば
これからずっと
妹ちゃんのそばに
いられるだろうか
妹ちゃんをこれ以上
苦しめないための環境
それはどういうものだろうか
・・・と
そこまで考えては
いや今は
今のことだけを考えよう
生きててくれてる
その後のことなんて
今はもうどうでもいい
そんなふうに
頭の中がグルグルと
行ったり来たりしていました。
あのとき
あの瞬間からワタシは
何か
先のことを考えるたびに
万が一の可能性を思って
震えた時間を思い出し・・・
こうやって
先のことを考えられるのは
生きててくれたからだな〜。
本当によかった。
って
心底、思うようになりました。
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マンションに到着
夜中2時前
道路には
救急車🚑とパトカー🚓が
ピカピカ光りながら
停まっていました。
🚨
通路には
二人の警察官👮
部屋のドアを開けると
狭いワンルームの部屋の中に
救急隊員と警察官が
たぶん5人くらい
いたと思います
妹ちゃんの三階の部屋まで
階段を駆け上がってきたので
息切れを起こしながら
そう言いました。
部屋の奥に
静かに泣きながら
座り込んでいる
妹ちゃんの
小さな背中が見えました。
そばには救急隊の方が二人
寄り添って下さっていました。
一瞬でも早くそこへ行きたくて
慌てすぎて
履いてきたスニーカーの紐が
解けなくて解けなくて
足の甲が食い込むぐらい
無理やり足を靴から
引きちぎるようにして
脱ぎ捨てました
そして
妹ちゃんの隣に座り
生きてる肩に
やっと、そっと触れました。
よかった
連絡くれてありがとう
生きててくれてありがとうね
あーーほんとによかった・・・
もう大丈夫やからね。
そう言いながら
妹ちゃんの頭を
クシャっと柔らかく撫でました。
抱きしめるとか
泣き崩れるとか
ドラマ
ではよく見るけど
ワタシたち母子間では
そういう大きな動作はなくて
来たよ
隣にいるよ
触れることができるよ
言葉を交わし合えるし
温かさも感じる
そんないつもどおりの
穏やかな空気感が自然と生まれ
その中で
お互いに
肩の力がゆっくりと抜けていく
そんな感じでした。
(妹ちゃん)
そこからもしばらく
妹ちゃんの涙は止まらず
声をかければ、謝り続けました。
どれだけ
謝らなくていいよ
妹ちゃんは何にも悪くないよ
ワタシこそ気付かなくてごめんね
もう大丈夫だからね
よく頑張ったね
と言っても
首を横にフルフルと振りました。
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ワタシと妹ちゃんの様子を
見守ってくれていた救急隊の方から
状況説明がありました。
今回、通報してくれたのは
妹ちゃんの彼氏でした。
彼氏と電話をしている途中で
仕事や新生活の話になり
妹ちゃんの不安が
どんどん強くなり・・・
自分みたいな人間は
迷惑をかけるだけだから
死んだ方が
みんなのためになる
そう、考えたようでした。
もちろんこれは
キッカケに過ぎず
すでに
そこまで追い詰められて
限界ギリギリだった妹ちゃんの状況が
そう決断させてしまったんだと思います。
その日のお薬は
処方どおり
きちんと飲んでいました。
それが効かないほどに
不安障害は大きくなっていた
ということです
電話中に
そういう状況になってしまい
彼氏は
もちろん必死で止めたし
なんとか落ち着かせようと
頑張ってくれました。
すぐに会いにも
行きたかったはず
でも彼氏は県外に住んでいるので
間に合いません・・・。
それで
妹ちゃんが電話を切り
次にワタシと連絡を取り合っている
その間に
警察に連絡してくれました
この機転に
本当に救われました
命の恩人です
警察に連絡をする
救急通報する
って
なかなか判断が難しい
勇気がいる事だと思います。
ちょっと
躊躇してしまいませんか
今回のような状況だけでなく
自分の体調が悪いとか
子どもが熱出したとか
外に変な人がいるとか
でもそれが本当に
緊急性があるかどうか
っていう確証はないし
判断が難しい。
だから迷います。
で、たいていやめます。
でも今回
彼氏の行動を見て
ワタシは思いました
もう迷わない
これからは
不安なことや心配なこと
自分だけでは解決できそうにないことは
堂々と頼ろう
って。
間違っていたら
で済むじゃないですか
大事な人を失うのとは
比較になりませんよね
状況説明はまだまだ続きます