憧れの金峯山寺に行って来た!蔵王権現ご開帳中! | misaのブログ

misaのブログ

遊びに来てくださって ありがとうございます!









奈良・吉野への旅


吉野の桜を堪能した帰りに、念願の金峯山寺(きんぷせんじ)へ行って来ました。


◆ 金峯山寺


金峯山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山です。


この時期ちょうど、ご本尊の金剛蔵王権現3体が特別ご開帳になっていました!




金峯山寺のある吉野山は、古来より桜の名所として知られ、南北朝時代には南朝の中心地でもありました。



そして金峯山寺は、7世紀に活動した伝説的な山林修行者・役小角が開創したと伝えられています。



蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)の東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築になっています。




中には重要文化財の『金剛蔵王権現像』3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよぶそうです。


金剛蔵王権現↓(画像はネットより)


蔵王権現は、本来は秘仏なのですが、仁王門の修理勧進のため、平成24年から10年間の予定で毎年春と秋に一定期間、特別にご開帳されています。


10年目と言うと今年ですね。


資金が集まったならば、いつ公開しなくなるか分かりませんので、お早めに参拝されてくださいね。(春は5月8日まで)



特別拝観料 1,600円を納めると、日本最大の秘仏・蔵王権現さまの足元にしばらくの間、座らせてもらえます。


圧巻です。ありがたや〜😃


金峯山寺および大峯山寺のご本尊であり、中心的な信仰対象となっている蔵王権現は、仏教の仏とも神道の神ともつかない、独特の尊格だそうです。


その像容は、火焔を背負い、頭髪は逆立ち、目を吊り上げ、口を大きく開いて忿怒の相を表し、片足を高く上げて虚空を踏んでいます。


日本独自の尊像であり、密教彫像などの影響を受けて日本で独自に創造されたものと考えられています。


修験道の伝承では、蔵王権現は役行者が金峯山での修行の際に感得した(祈りによって出現させた)ものとされているそうです。



金峯山寺を後にして、駐車場まで戻る途中、世界遺産・吉水神社 という看板を目にし、予定には入っていませんでしたが行ってみることにしました。


◼️吉水神社


境内からの眺め↓


こちらは、南北朝時代に後醍醐天皇の行宮になったこと、豊臣秀吉が花見の本陣としたことなど数多くの歴史的逸話で知られているようです。



吉水神社には、17柱の神様がいらっしゃるそうで、17拍手をするのだそうです。


そのため、参拝に時間がかかるようで行列ができていました😅




そして、何より驚いたのは、ここは、源頼朝に追われた源義経が、静御前や弁慶らと共に5日間、身を隠した場所だったと言うこと。



平泉に逃亡する義経が、最後に静御前とお別れした場所は、ここだったのですね。


静御前は、その後、捕らえられて鎌倉に連れて行かれるのですが。 


たまたま、吉水神社を訪れて、その歴史を知れて良かったです。





車で下山する間も、ずっと桜を満喫できました。



そして、帰りの新幹線まで時間があったので、てっちゃんが良く参拝しているという橿原(かしはら)神宮 に連れて行ってもらいました。


ちょうど、神社100選に入っている神社だったのでラッキー💕


◆ 橿原神宮





やたらに広い!




橿原神宮は、初代天皇である神武天皇を祀るため、神武天皇の宮があったとされるこの地に、明治天皇により、1890年に官幣大社として創建されたそうです。





そして、遅いランチにてっちゃん激推しの三輪山本のおそうめんと柿の葉寿司をいただきました。



すごい順番待ちをしましたが、その間店内でお買い物もでき、待合室もあって良心的なお店でした。


2日間の奈良・吉野の旅は行きたい場所にほぼ行けて大満足でした!


てっちゃん、長距離の運転、お疲れ様でした!ありがとうございました!!


これにて、吉野の旅報告を終わります。