LGターゲットマスターウインドブレード! その2 | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 タゲマスウインドブレードのレビュー後編!

 ビークルモードや連動ギミックを紹介していきます。

 

 

◆トランスフォーマーレジェンズ LG62 航空剣士 ターゲットマスターウインドブレード

 

 頭を外して、さっそく変形! 変形gifはTR版の記事で。

 近年まれに見る超カンタン変形。いやワンステップとか3ステップとか最近はいっぱいありますが、簡易変形モノや小サイズ玩具ではなくデラックスクラスというくくりの中ではトップクラスに簡単な構造です。簡単なだけではなく股間の伸縮(ワオ!)の際のジャコッ!という感触や、機首の接続の際のカチャッ!という感触など、変形させていて非常に手が楽しい。主翼の角度も簡易クリックでしっかり定位置が決まるようになっていたり、添えているだけに見える腕もきちんとジョイントで固定されたりと、とにかく各部カッチリするしカッチリさせやすい作り。変形構造こそシンプルですが、ひとつの傑作TFだと思います。

 

 なにより感心するのがジョイントの転用! これはハイブロウもそうだったんですが、ロボットモードのヘドマスジョイントをそのまま機首固定用の変形ジョイントとして活用しているという驚きの構造。これによりマイ伝玩具のようなガチャッとしつつスムーズなジョイント感触を楽しむことができるようになってます。無駄のなさがすごい。

 

 ターゲットマスターウインドブレード、ビークルモード! というかトランステクタービークルモード! 攻撃的なVTOL機に変形完了!

 ウインドブレードらしい赤と黒のVTOLかつLG12のような鳥顔ペイントも施されており、「らしさ」は相当なもの。鋭角的な前進翼が超カッコイイ一方で太めの機首や大きめのキャノピーにはかわいらしさもあり、スーファミのシューティングゲームの自機のようなカッコかわいさがあります。

 

 後ろから。手が丸出しなのはまあ気にならないといえば嘘になりますが気にしないフリはできるレベルですw

 

 横から。流線型に膨らんだキャノピー周りと中央でいったん凹んでからまた後部で膨らむシルエットのメリハリが非常にグラマラス!

 中央裏側にもうロボットモードの胸が見えちゃってるのがすばらしいですね。

 

 真上から。前進翼のシルエットが非常にカッコイイ。

 後ろのほうはあんまりじっくり見ないでくださいね感ありますが、手に持って遊ぶぶんにはほんと普通にカッコイイ戦闘機です。

 

 裏から。手足どころかほぼ全身丸出し!

 こんなおっぱいもお腹もふとももも見せびらかして飛んでる飛行機いたら空から目が離せなくて電柱にぶつかること必至。普通の変形ロボ玩具として見た場合、乗り物モードでロボパーツが見えちゃってるのは単純に考えればマイナスポイントなんですが、女性型TFの場合はそれが逆にご褒美にもなってきたりするのでほんとお得な存在だと思います。

 

 機首アップ。キャノピーの透明度や鳥顔ペイントの美しさはもちろん、横についてるインテーク?の造形がナイス!

 そしてこのウインドブレードは「機首先端が軟質ではない」のも最大のポイント。戦闘機TFの機首先端は鋭さの追及と安全性の両立のために軟質パーツが使われていることが多いのですが自分はあまりアレが好きではないため、普通の硬質プラで造形されているのはとっても嬉しいところ。その代わりに先端はちょっとマルい感じになってはいますが個人的には気になりません。

 

 ローターはクリームがかったパールホワイトで塗装!

 この画像だと色が飛んじゃってますが多くの段差に生まれる影とテカりがとっても綺麗。遠目に見ても存在感があっていい感じです。

 

 後部。水平尾翼や垂直尾翼はあれどジェットノズル的な造形が無いのが残念。ただこれはTAV55ウインドブレードもそうだったので、もしかするとそういう飛行機があるのかな?

 

 リカラー元のTRウインドブレードと比較!

 ロボットモードでは細かな違いしかありませんでしたがビークルモードでは完全に別モノ。顔が命とはよく言ったもので、全体はさして変わりないのに機首周りの塗装パターンやキャノピーの色が違うだけでまったく違った印象が生まれています。

 

 設定的に同一のキャラクター(トランステクターはニジカなので厳密には違いますが)であるLG12のウインドブレードと比較!

 パワーアップ版であることを示す目的もあるのか、かなりLG12に寄せたカラーリングにしてきてるのがわかります。薄くて美しさもあるLG12、マンガっぽくてカッコイイLG62、どちらのビークルモードも違う魅力がありますね。

 比較してのLG62の明確な利点はまず段違いにカッチリすることと、あと機首横のネジ穴が無いこと。

 

 ついでなので歴代ウインドブレード集合! 左上からLG12、ジェネ無印版(未紹介)、コンバイナーハンター版、RIDミニコンウェポナイザー版、TAV55版、RIDコンバイナーフォース版、RIDリージョン版、TAV48EZ版、TRタイタンフォース版、TR版、そしてLG62タゲマス版。総勢11機の航空隊がここに集結! 空の女王の名をほしいままにするぞ! 海外の新アニメ『サイバーバース』での玩具化も超楽しみ! またややこしい名前つけやがって……

 

 ここで一旦ビークルから離れて、変形時に外した頭部へ。

 この頭は余剰パーツなのでエロい顔の生首として遊んでねということではなく、畳んでいた膝を伸ばすと……

 

 ヘッドマスターウインドブレードに変形!

 設定上はこれがウインドブレードの本体です。今までのLGヘドマスキャラの中で最も悲しいヘドマス転身背景だった……

 それはともかく玩具としてはちっちゃくて実にキュート! スカージのヘドマスを流用元としているので女性らしい体型をしているわけではないものの、もともとLGヘドマス(TRタイタンマスター)は肩幅狭くて人間に寄った体型をしているので女子の体としても違和感はありません。なで肩になるように改修されているのもあって雰囲気はいい感じ!

 

 後ろ。ヘッドモードの顔丸出し! これはこれである種のクリーチャーというかメガテンに出てくるような敵キャラっぽくてエロいというところも。

 かんざしがちょうど尻を隠すスカートのようになっているのが超わくわくしますね。

 

 横から。本体が軽すぎて簡単にこけてしまう面もありますが、バランス的な意味での自立はバッチリ。後述しますが固定用のピンもあるのでそのへんも万全です。

 

 顔アップ! こうして見ると塗装がだいぶ雑に見えますが横幅でいったら4mmあるかどうかくらいの小ささなのでわざわざカメラのレンズ通して見ない限りは肉眼でここまでアラは見えません。

 ちょっと自信なくしたみたいなグラサンがチャームポイントw 鼻も顎もシュッとしていて結構な美人顔です。

 

 胸は非常になだらか! ヘドマス転身の際にきっと色々なエネルギーを吸われてしまったと思うのでそれで微乳になったのではないかと考えると再現遊びにも熱が入りますね。

 ただウエストのくびれなどはあるので相対的に胸の確かな盛り上がりも見えており、ないわけではない、という空気が個人的にかなり魅力を感じます。ロリキャラじゃないのに微乳というのはいい……

 

 ふとももと膝下。ふとももは丸みのある作りなので特に横から見るとなかなかセクシー。膝下はロボットモードのそれの配色とほんのり一致していて(腕もそうですが)、高圧的な雰囲気がちょっと感じられるのがいいですね。

 

 リカラー元のスコーチファイアと比較!

 スコーチファイアは顔以外まったく無塗装だったのですがウインドブレードはそれなりに色がついて見映えが向上! ですがスコーチファイアはスコーチファイアで全身タイツのキャットウーマン的なスタイルに見えてきたりする良さもあるのでどちらが良いというよりこれもそれぞれの魅力がありますね。

 

 女性型タイタンマスター(LGヘドマス)集合! 左からノーティカ、スコーチファイア、ナイトビートミネルバメガ、ウインドブレード。

 ノーティカのタイタンマスターとスコーチファイアは女性なのかどうかわかりませんが(アーシーのLEINADはheとあったので男性)、6体もの女性型ヘドマスを送り出してくれたハズブロ様とタカラトミー様には頭が上がりません。竿を上げることで感謝の意を示したいと思います。

 

 可動について。

 まずは頭部がボールジョイントでぐりぐり動くぞ!

 

 ひゅ~~っあの娘の背中のガンメン超イカスゥ~~ッ!! と盛り上がる男どもをチラ見する動きが可能なんだ!

 

 肩もボールジョイントで少し横に開くのと前に90度可動。

 

 メガのように真上まで上げられないのは残念ですが、こうしてデドクリフ軍曹と手を繋ぐ動きができるので嬉しい限り!

 

 脚は左右同時に付け根から前にスイング!

 

 気に入った椅子などに腰を下ろして遊べるぞ!

 

 膝も90度曲げることができるので、女豹のポーズ的な四つんばいポーズをとらせることもできるんだ!

 さらけ出されたふとももとその間に見える股間ブロックが男を惑わせる! ヘッドマスターだからといって侮ると痛い目に遭うぞ!

 

 そしてトランステクターとの連動!

 キャノピーをパカッと開いて……

 

 ヘッドマスターをライドオン! 搭乗させることができるぞ~っ! これは単純ながら非常に楽しいギミック。

 

 もちろんキャノピーをパタンと閉められます。透明度が高いので乗っているのが分かるのが嬉しい! 胸の谷間すら視認が可能です。

 

 付属漫画ではネオあーきはーばらーシティのピンチにトランステクター(ニジカ)で駆けつけるシーンも! カッコイイ……カッコイイよ今回のウインドブレード……

 

 ビークルモードにはティルトローターの向きを変えられる可動も存在。説明書ではこうして変形完了という形になってます。

 

 ヘッドマスターは運転席に座らせるだけではなく機体上部のマイクロピンを使って立たせておくことも可能!

 

 ターゲットマスターポインテック君は運転席に乗ったり上に立たせたりはできないので……

 

 ビークルモードではこのように銃モードに変形してキャノピー上の5mm凹に接続しておく形になります。個体差かポインテック君の銃身が押し出され気味でまっすぐ前を向かないのが惜しい。

 

 そして刀&鞘は主翼裏の溝にハメ込んで装着させます。取ってつけた感たっぷり!

 

 付属品をマウントさせた状態でTR版と比較。

 TR版は剣の柄がエンジンのノーズコーンやミサイルに見立てられるような造形になっていたりと各モードで色んな遊びができるように計算されていた作りでしたが、LG62版はタゲマスの装着はともかく剣は文字通りジェネ版から「取って付けた」ものなのでかなり無理矢理な感じにw 

 

 ポインテックの銃口を逆向きにして裏側の5mmに接続すればこんな感じで刀をマウントしておくことも可能。

 主翼の溝は感触的にだいぶキツく感じるのでお片づけする時はこっちのほうがいいかもしれません。

 

 ウインドブレード、颯爽と離陸!

 VTOL機(垂直離陸機)はローターなどの機構を使ってまるでヘリコプターのようにその場で浮き上がることができる航空機。

 

 離陸に使ったローターの角度を変えて高速飛行時の推力にもできるものをティルトローター機と呼びます。

 ファンを前に向けて現場へ急行!

 

 着陸の際もヘリコプターのようにその場に垂直に降り立つことが可能!

 離陸にも着陸にも滑走路を必要としない戦闘機、それがウインドブレードなのだ!

 なので、

 

 と、滑走路となり胸を受け止める気マンマンだった男どもをぬか喜びさせる遊びが可能なんだ!

 焦らし上手だね、ウインドブレード!

 

 そして他商品との連動! LGヘッドマスター(TRタイタンマスター、POTPプライムマスター)は共通規格であり、同じシリーズの玩具に乗せたりなどできます。

 というわけでウインドブレードがウィーリーのビークルに搭乗! ウインドウの透明度が高いと乗っているのがわかって楽しい。

 

 クロームドームのテクターも乗り回すぞ! スモークガラスの向こうに透けて見えるウインドブレードさんの姿が超エッチだぜ!

 

 ウインドウやキャノピーなんぞ知らん!という乗り方もあるぞ!

 キックバックに乗り込んで、あなたの田んぼの作物をムシャムシャしちゃうわよ♡

 

 運転席に乗り込む以外にも足にある穴を使ってマイクロピンに立たせて固定しておくことも可能。

 

 チャーの荷台に乗ってポインテックも挿せば、カーチェイスしながらの銃座がお手軽にできるんだ! マイクロピンのおかげでガンガン走らせても落ちないし転ばないぞ! 超たのしい!

 

 マイクロピンさえあればどこにでも固定可能!

 ブロードキャストのラジカセを借りて、今夜はみんなでゴキゲンなナンバーをバックにイケイケフィーバーよ! ナウ~い!

 

 マイクロピンでの遊びは固定にとどまらず、

 

 と、固定ではなく棒と穴という要素にフィーチャーして遊ぶこともできるぞ~っ!

 

 そして各種TRミニビークル(LGパートナードローン)とも連動!

 シナプス君に乗ってネオあーきはーばらーシティを爆走だ!

 

 タンケッテに乗り込んで対人作戦開始!

 たまには女同士で組むのもいいよね!

 

 エイプフェイスのミニビークルに合体も!

 純朴なゴリラを色気でたぶらかして合体することでウインドブレードの意のままに動くジェット機に変貌させてしまうのだ!

 

 リパグナス(リパッグ)の着ぐるみも着れるぞ!

 脱サラしたリーマンどもを弟カフェに呼び込むわよ♡

 

 逆パターンの連動として、ウインドブレードのトランステクターに他のヘッドマスターを乗せることも可能!

 ウッウインドブレードちゃんのいた座席に座れるなんて……!

 

 ロボットモードでこのシステムを使えば、かなり無理矢理ながらも男を食わえ込んで取り込むギミックとして遊ぶこともできるぞ~っ! みんなも巨大な女性型TFに取り込まれてしまう想像、一度はしたことあるよね?

 

 そしてヘッドモードでの連動! 他のトランステクターにクロスヘッドオン!

 スカージのボディにヘッドオンして、やっだ~前腕モリモリになっちゃった♡ と照れるポーズをとろう!

 

 トリガーハーピーにヘッドオン! 肩幅が広く腰幅が狭いという男性骨格ながらも妙な色気を放つぞ! 胸の5mm穴でどんな棒をくわえ込むつもりかな?

 

 ミスファイアーにヘッドオン! ピンク寄りの赤いボディが女性らしさを醸し出す! 股間部分のピンが意味深なものに見えてきてしまうね!

 

 ダブルクロスにヘッドオン! ダブルクロスは結構やぼったい体型をしているので似合わないかと思いきや妙なかわいらしさが出る結果に! 背中の翼も小悪魔っぽくてポイントが高いぞ! 両手がドラゴンになっちゃった責任とってよね♡

 

 女性のトランステクターということでオーバーロードにヘッドオン! もう何ャプテン翼なんだという感じの頭身になるものの、レースのブラのような胸とぶっといふとももがウインドブレードの体をよりエロいものにするんだ! 内股可動と足首可動も効いてるぜ!

 

 ヘッドモードといえば俺変形も可能。

 手足を広げて髪ボサボサモード! 今日風強くてほんと参っちゃ~う!

 

 そして半回転させてバトルマスクモードだ!

 

 バブルヘッドナース的な、エロいボディ+異形頭の需要を撃ち抜いてゆくぞ! 女性型TFの供給が多いこの時代、独自のアピールポイントと独自のターゲットをしっかり見定めることが求められているのだ! ターゲットマスターウインドブレードの名は伊達じゃない! 

 

 さらに俺変形、デラックスクラスなのに無理して作った基地モードだ!

 

 正面にはポインテックの銃座つき! 忍び寄る敵を迎え撃て!

 

 土台部分は股間が丸出しなのでドスケベがふらふら寄ってくることも多々あるものの、そんなときは脚でカニバサミにして地獄を味わってもらうぞ! 

 

 さらに俺変形! 寝袋モードだ~っ!!

 

 ひとつしかない布団をターゲットマスター達に譲って、自分は自前の寝袋で夜を過ごすんだ! 

 心やさしいね、ウインドブレード!

 

 そして最後の俺変形!

 変形用の関節を引き出すと腰の下がかなり細くなるので……

 

 そこを適当な壁で挟むことにより……

 

 うおお~っ壁尻モードの完成だ~っ!! 好きな人にはたまらないぞ! 色々なシチュエーションを想像して遊んでみよう!

 

 最後に、レジェンズにて発売された女性型TFたちとの集合写真!

 トランスフォーマーレジェンズは現時点での予定が来月のLG66トップスピンで終了となっており、長く続いたそのシリーズ展開はひとまずひと段落する模様。ジェネ版の国内導入としてアーシークロミアウインドブレードのバレンタイン3人娘に始まり、ナイトバードスリップストリームブラックウィドーのバレンタインリデコ3悪女というLG独自の展開を皮切りに、タンケッテやナイトビート、ファイアーボルトにリコイルにヘイワイヤーのように漫画で女性設定を描写してくる不意打ちに加え、国内独自のヘッドマスターとしてミネルバとオーバーロードメガ様を輩出、そして今回のウインドブレードと、女性型TFをここまで多く、また多彩な方法でリリースしたシリーズは初めてだったのではないかと思います。玩具的なメタネタ・カメオ出演等の細かい小ネタ・お色気描写・熱い展開・言い訳じみた新設定などが楽しめる漫画も付いてくるし、玩具のラインとしては間違いなく一番好きなシリーズになりました。ありがとうトランスフォーマーレジェンズ!

 ちなみにトップスピンで完全終了というわけではなく『タカラトミーモールを中心に継続予定』らしいのがめちゃめちゃ嬉しい! アンケートでレジェンズエロくて楽しいから続けてくださいって書き続けた甲斐があった……

 

 レジェンズよりターゲットマスターウインドブレードのレビューでした!

 

 女性型TFとしてはそのぶっといふとももがまず魅力! スカージ/ハイブロウのパーシャルによりふとももは両者と共通のパーツを使っているという構造ながら、腰を細く作ることで相対的にふともものボリュームを増して見せているという天才的な発想の女性型。これぞタカラトミーの真髄という気がします。女性用に作られたふとももではないので太さと細さのメリハリには欠けるんですが、それが逆に素人モノのような雰囲気を醸しだしており、トップモデルのような美しい脚の女性型TFが珍しくなくなってきた近年においてはむしろそこに新鮮なエロスを感じたりもします。

 もちろん大部分の新規造形も非常に魅力的で、細い腕やウエストはもちろん、カクカクしつつ丸みを帯びた超エロい胸や、締まりながらも滑らかに艶めくお腹もセクシー。ヘドマス機構でありながら首元の細さが強調されているのも見所! 

 変形玩具としてはとにかく「カンタン、カッチリ」なのが魅力。変形機構に複雑さも派手さも無いので変形の妙のようなものは感じませんが、ジャコッと伸縮させる股間節やカチャンとハマる機首の感触がとにかく気持ちいい。主翼の角度もクリックでしっかり固定されるので歴代ウインドブレードの中ではカッチリ感は文句なしのNo.1です。個人的に傑作のひとつ!

 そういった本体のまとまりに反して付属武器はちょっと持て余し気味。特に刀と鞘はビークルモードでのマウント方法などもだいぶ無理矢理ですw TR版はそこがかなり考えられて作られていたので今回のはなんというかもったいない感じがします。とはいえ抜刀ができるこの武器もやはり普通にカッコイイし、何よりタゲマスのポインテック君が付くことによりでかい女と小さい男のセット商品というエロエロプレイセットになっているためその価値は計り知れません。TR版の記事で「国内版はタゲマス仕様になんないかな~」と書きましたがまさかマジで実現するとは……ほんとエロい……

 また付属漫画もいつにもまして魅力的。今回はお茶目な小ネタギャグは控えめですがその代わりかなりシリアスな内容となっており、過去の漫画との繋がりも深く感じられるもの。レジェンズ世界の秘密が描かれたLG12ウインドブレード、それを守ろうとしたLG18アルマダスタースクリームスーパーモードおよび前日譚、ザモジンが本格的に姿を現し始めるLG41レオプライムなどといったレジェンズ世界のありかたそのものを描くメインストーリーの流れのクライマックスとして読める内容。そこにヘッドマスターとターゲットマスターという玩具機構をうまく絡めて描いているのが上手い。物体的な流れとしてLG56パーセプターの続きとしても読めるのも楽しいところ。『トランスフォーマーレジェンズ』というシリーズそのもののファンであるのならぜひとも読んでおきたい内容となってます。

 では!