居酒屋櫻守 アーカイブ

居酒屋櫻守 アーカイブ

旧ブロガリで運営していたブログ「居酒屋櫻守」のアーカイブです。記事や写真は掲載当時のもので、現状と異なることもありますのでご了承ください。

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                                                          店主敬白

 9月3日(木) 番屋(最寄駅:JR大阪環状線・桃谷、残念ながら閉店しました)
 秋の味覚、サンマを追いかけて、このところお魚のアテが続いていたので、今夜はお肉です。お馴染みの「番屋」さんで軽く一杯。
 「ツラミ焼き」に続いて「ドテ焼き」で2杯目を。

朝夕は少し涼しくなったので、ほっこりと温かなアテがうれしい。コッテリではなく優しい味噌味で、韓国製の粉唐辛子が合いますねぇ。季節とともにアテも徐々に秋冬モノに衣替えです。
 (2009年9月4日)
 9月2日(水) たか志(最寄駅:JR大阪環状線・桃谷)
 小腹がすいたので、晩御飯がてら「たか志」さんに寄りました。おっ! 今日はおすすめに「サンマの造り」があるじゃないですか。そりゃ、やっぱり旬ですので再びいっときますよ。

美しい盛り付けです。サンマの新鮮さを強調する躍動感があります。バランは本物ですよ。ショウガに加えミョウガも添えられているのがうれしい。器は涼しげで、脂ノリノリのサンマがクタっ!となってしまわないよう、器の下には砕いた氷が入れてあります。美しく切ったあしらいのキュウリ、皮ハダに丁寧に入れられた隠し包丁、「いやぁ、いろいろお気づかいいただいてすみませんね」てな感じの盛り付けでございます。味は?って、そりゃ、旨いに決まってますよ。
 今日のおすすめからもう一品。

「ナスの挟み揚げ」です。夏野菜の代表選手のナスに、多分、鶏ミンチをベースにしたキメの細かいつくねが大葉とともに挟んであります。つくねに余計な味を付けずに、上品な風味に仕上げたのがいいですねぇ。だから、添えられたダシに浸けて食べるとほんわかした柔らかいお味でご飯のおかずに、塩をチョン!と付けるとつくねの風味が強調され、キリっ!と絞まった酒のアテという感じに変化します。添えられたショウガとシシトウもうれしい。
 軽く飲んだし、お腹も少しふくれたし、今日はハシゴしないでおとなしく帰ろっと。
 (2009年9月2日)
 今日から9月ですね。ことしは秋の訪れが早いようですね。スーパーや魚屋さんの店先には早くも秋の味覚、サンマがたくさん並んでいます。
 先日、おっちゃんもお造りで。

う~ん、脂ノリノリ♪ 最高ですね、しかも安い! 北海道産だそうですが、近所のスーパーでこんなにピカピカのサンマがあるなんて、すばらしい。小骨も綺麗に除いてあり、皮ハダには隠し包丁が入れてあります。お仕事もすごく丁寧でした。ショウガ醤油でキリンさんとともにおいしくいただきました。
 (2009年9月1日)
 8月28日(金) たらい舟(最寄駅:JR学研都市線・四条畷、残念ながら閉店しました)
 週末なので(週末違ても行くくせに)お馴染みの「たらい舟」さんです。今日の付き出しは何にしようかな? 選べる(勝手に選んでる)のがいいですな。どれにしよかな、とキョロキョロしていると、女将が「今日はけっこう出てしまってん、ごめんな」と言うので、「じゃあ、まあ、そのポテトで」…。

「ジャーマンポテト」ですね、ベーコンの香りがすごくよろしい。ガッツリ食べる気ならボリュームのある「ベーコンとホウレンソウのサラダ」なんてのもお勧めです。いいベーコン使ってますねぇ。今度、材料がたくさんある時に、ベーコンだけ焼いてもらおっと。
 (2009年8月29日)
 8月27日(木) とにかく(最寄駅:JR大阪環状線・桃谷)
 先ほどの「たか志」さんから桃谷商店街をもう少し下って路地を入ったところに「とにかく」さんはあります。「サンマの造りがないかいな」と期待していたのですが、そんなにおっちゃんの思い通りにはいきません(笑)
 でも、カウンターの上には早くも栗と松茸が…秋ですねぇ。まだまだ高いから食べられませんけどね。お手頃な秋のアテは何でしょうね。おぉ~、「ハモ鍋」があるじゃないですか。“名残のハモ”なんていいますが、なかなかどうして、今頃がプリプリ太っておいしいんですよね。鍋にするなら、こんなのがいいですよ。

少し甘めの優しい味のダシにプリプリのハモといろんな野菜が入っています。
 「鍋ができるまでに」と頼んだ「ハモ皮とキュウリの酢のもの」もなかなか秀逸です。

少し強めに効いた酢が嫌味じゃないですね。合わせ酢のバランスがハモ皮の香ばしさとよく合っています。青いガラスの器が涼しげです。
 さあて、ハモ鍋を…おっ! 大将がこっそりこんなものをサービスしてくれました。

松茸が入ってるじゃないですか! 優しい味のダシにハモ、タマネギ、松茸の香りのハーモニー、たまりませんなぁ。ボリュームは多すぎず少なすぎず、ビールを飲んでちょうど満腹、ごちそうさまでした。
 (2009年8月29日)
 8月27日(木) たか志(最寄駅:JR大阪環状線・桃谷)
 ちょいと飲んで帰るつもりで、久々の「たか志」さんです。最近はお昼の定食もやっておられて、なかなか好評のようです。「レンコンのきんぴら」はよくありますが、「コンニャクのきんぴら」が面白そうなので頼んでみました。

ビールが進みますねぇ。ニンジンとピーマンのシャキ感が心地よいです。ゴマは金ゴマです、風味がいいですねぇ。しっかりと辛い感じでコンニャクはフニャフニャしないシャキっ!とした食感に仕上げてありますので、ご飯のおかずというより、こりゃやっぱり純然たる酒のアテですね。
 続いて「白菜とウスアゲの煮浸し」はどうでしょうか。

白菜のシャキ感とウスアゲのプリ感が心地よいですねぇ。こういう普通のおかずなアテがすごくしっかりしているので、何を食べてもハズレはないというか、何というか、ものすごく安心感があります。相変わらず丁寧なお仕事でした。「さて、それではもう一軒!」(太田和彦ふうに…笑)
 (2009年8月28日)
 秋を告げるキリンさん、「秋味」(写真左端)が発売になりましたね。
 「おっちゃんは秋味を見つけた! なんと! 隣に『サッポロラガー』も見つけた! おっちゃんは思わず『炭火焼きチキン入りチキンラーメン』もいっしょに買ってしまった! メタボポイントが5増えた」…って、あかんやん!

サッポロラガー(写真中央)も数量限定らしいですが、販売中ですね。まあ、何にしても、本格的な秋を前においしいビールが増えるのはうれしいことです。
 それはさておき、このチキンラーメン、食べる前に混ぜまぜしたら肝心の炭火焼きチキンがみんな底に沈んでしもたやんか! しかたないので、汁までズズ~っ!と…。寝る前やのに、カロリーも塩分も摂りすぎですね。
 (2009年8月28日)
 8月26日(水) 金ちゃん(最寄駅:京阪バス・四辻、残念ながら閉店しました)
 金曜日じゃないけど「金ちゃん」さんです(笑) 月曜日にも寄ったんですが、「唐揚げ」が1人前で売り切れで、お土産のリクエストに応えられなかったため再訪問です。

これは月曜日の写真です。この唐揚げを今日はお持ち帰りで2人前。その間に生中を1杯いただきました。
 粗挽きコショウがしっかり効いたパシっ!とした衣で、サクっ!の次にパシっ!とした感じがあって、ジュワっ!と脂の旨味が出てきて、続いてしっかりと肉の歯ごたえを感じます。見たところ、何の変哲もない唐揚げですが、秘密その①モモ肉を使う店が多い中、ここでは脂の少ないムネ肉であること。「ほんならパサパサやん」という突っ込みを受けて、秘密その②は皮も使っていること。だからジュワ!っとくるんですね。「じゃあ、皮付きのムネ肉かいな?」というと、そうじゃないんです。秘密その③ムネ肉のいいところをひと切れずつ皮で巻いてから衣を付け、揚げているんですね。手間のかかる仕事です。だから、いろいろな食感がそれぞれに際立っているんですね。ピリっ!と効いたコショウでビールが進みます。
 お土産を差し入れした「生スダチチューハイ」のカラオケ喫茶のおねーさんと金ちゃんのおねーさんが、実は同級生なんです。お土産を持って行くと、今日はおねーさんの同級生がさらに数人…まるで同窓会ですね。
 どちらも地元のみなさんが気楽に集まることのできるお店だからこそ、四辻スクエアが「哀愁のプチ繁華街」となった今でも地元の人々に愛され続けているんでしょう。
 (2009年8月27日)

 

 8月21日(金) いづつ(最寄駅:阪急電鉄京都線・淡路)
 おっちゃんは阪急沿線ではないので、十三(じゅうそう)、淡路、正雀などに普段行くことがありません。そこで、いとこに淡路の駅前を案内してもらいました。
 駅からすぐのところに「いづつ」さんはあります。いや~、この雰囲気、シブいですねぇ。

駅周辺は再開発がだいぶ進んでいますが、酔っ払いの郷愁を誘うこんな夜の風景がまだ残っています。いづつさんは「ホルモン鍋」が自慢だそうですが、今日は普通に居酒屋メニューを楽しんでみることにします。
 付き出しは「ハモの子の玉子とじ」(写真左)と「千切り大根の炊いたん」(写真右)です。

う~ん、銀色に輝くプチプチのハモの子、少し甘めの優しい味ですねぇ。千切りのほうは少し濃いめの味で、普通のご飯のおかず。いきなりおっちゃんの好きなパターンですので、この後の展開が楽しみです。
 まず「お造りの盛り合わせ」を。

手前からアジ、ヒラメ、マグロです。脂がしっかりとノった真夏のアジ。ヒラメもこれまた脂がノってコッテリと濃厚、多分“裏側”の身ですね。絵に描いたような鮮やかなマグロの赤身、こりゃ「山かけ」にしてもウマいでしょうな。
 本日のサービス品という「レンコンはさみ揚げ」はどうでしょうか。

見たところ何てことない普通のレンコンはさみ揚げです。第一印象は「レンコンを薄めに切ってあるな」という程度でしたが、サクっ!とかじると挟まれた挽き肉のプリっ! コリっ!とした食感が際立ってすごくおいしい。だからレンコンは薄くないといけなかったんですね、厚すぎてレンコンのシャキ感があまり強すぎると、この挽き肉の食感とケンカしますもん。市販のミンチではなく、お店で豚肉を叩いて挽き肉にしてますね、丁寧な仕事です。だから、見た目何てことなくても普通にウマいんですな。
 仕上げは自慢の「ドテ焼き」にしましょう。

某ファーストフードチェーンに「絶品バーガー」なんてのがありますが、う~ん、これこそ絶品ドテ焼き! いいスジ肉を使って、どちらかというとあっさり炊き込んだドテ焼きは、東京の「煮込み」の雰囲気があります。でも、大阪風のしっかり味噌味で、唐辛子をはじめとする香辛料の辛さがややはっきりとしたピリ辛に仕上がっています。辛さとダシの味のバランスが良く、これに唐辛子をかけて食べようとは思わないですね。こうなると、次は自慢のホルモン鍋をぜひ食べてみないといけませんな。いや~、いいお店を教えてもらいました。
 (2009年8月22日)