南海道 紀伊國一之宮 木の神 伊太祁曽神社 | 団塊ジイジの Photo Diary

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旅と散歩が大好きで、カメラを持ってブラブラしています。

4月の初めに18切符で和歌山に来ました。

 

せっかくの和歌山なのでお城巡りだけでなく一之宮にも行こうと目論んでました。

和歌山県とても広く、南紀にある熊野三宮が一之宮だと思ってました。

ところが熊野三宮は、一宮ではないのです。さらに紀伊国には一之宮が4社もあります。

和歌山市周辺に日前神宮・國懸神宮と伊太祁曽神社の三社、高野山の近く丹生都比売神社です。

 

あわよくば和歌山周辺の3社を訪れたいと目論みました。

ところが、和歌山城で時間を取られたので、伊太祁曽神社のみを訪れました。

 

伊太祁曽神社へは、和歌山電鐵貴志川線で向かいました。

 

貴志川線の伊太祁曽が伊太祁曽神社の最寄り駅です。

 

伊太祁曽駅前の顔出しパネル

運転手は「たま駅長」です。

 

 

伊太祁曽駅。

 

常盤橋と伊太祁曽神社の大鳥居

木製の鳥居で伊勢神宮の古材を使用している。

 

伊太祁曽神社のご由緒

木の神として信仰される神様です。

 

白い幟の参道を南に進みます。

幟には「木の国神話の社 紀州一之宮 伊太祁曽神社」。

なるほど、「木の国」か?

「紀伊の国」は「木の国」だったのか?

地名についてはいろいろな説があるようですが、「木の国」説得力ありそうに思えます。

上の写真で右手に見える鳥居に向かいます。

 

東向きの鳥居。

この奥に社殿があります。

 

太鼓橋から眺めると一段高いところに割拝殿があります。

割拝殿の階段は拝所へ向かうためのものです。

参道の両側には「木祭り」の茶色の幟が並んでます。

次の日曜日に「木祭り」が行われたそうです。

 

割拝殿を抜けると拝所。

右手の桜が見頃の頃でした。

 

本殿前の拝所。

拝所の奥に本殿と二棟の脇殿があります。

 

      主祭神 - 五十猛命 (いたけるのみこと)。別名は大屋毘古神。

      配神

       左脇殿 - 大屋都比賣命 (おおやつひめのみこと。五十猛命の妹神)

       右脇殿 - 都麻津比賣命 (つまつひめのみこと。五十猛命の妹神)

 

三柱の神々は、いずれも素戔嗚命の子神です。

神話の世界では、全国の植林をし当地に鎮まったのだそうです。

 

厄難除 木俣くぐり

大国主命が木俣に隠れて難を逃れたのだそうだ。

ここではこの木俣に実際に潜ってその雰囲気を味わうことができます。

こんな大木がかつてはいっぱいあったんでしょうね。

早速潜ってみましたよ。これで厄除けになった。

 

木俣くぐりの説明。

 

光触媒コーティングしてます。

 

新コロが話題になり始めた頃、酸化チタンのコーティングはすぐに思いつきました。

あの頃は暇だから商品化できないか調べたりしました。懐かしいです。

もう四年も経つんだ。

 

4年前のメモです。

 

さて、話は戻して伊太祁曽神社の境内、境内社、摂社等はいろいろありますが、

省略して境内を散策しましょう。

 

割拝殿から参道を眺めます。

東側には丘が迫っています。

 

境内の桜は見頃。

 

椿が美しい。

 

桜の参道。

 

サトザクラも見頃でした。

 

太鼓橋と参道。

 

東の丘に古墳があります。

ときわ山(古墳) 20mと書いてあるので登ってみましょう。

 

丘(山)の中央付近に石碑。

 

中腹に古墳の石室への入口がありました。

内部には入れません。

 

古墳から参道に戻ると東の丘に切通しがありました。

 

切通は、太鼓橋に続く参道のようです。

 

少し露出を変えて切通しの側面を移してみました。

 

参道に戻ると木祭りのためのテントが準備されていました。

 

以上 紀伊國一之宮伊太祁曽神社参拝の記録でした。

今回は1社のみでしたが、他の三社も早くお詣りしたいものです。

 

2024-4-4 和歌山 伊太祁曽神社にて

ご訪問ありがとうございました。