便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -28ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



8月28日のブログの女性。




お通じは大体調子よいとのこと。それでも念のためにと




デルデル呼吸の出来具合を確かめてみると






採点すると40~50点ぐらいしか…






一旦お通じがよくなると




デルデル呼吸がしっかり出来ていなくても便通の調子が




キープされることが多いようです。






もちろん普段から上手に出来るようになると、それこそ快便になり




冷えや肩こりが軽くなるなど、他の体調面でも良さが実感できるように




なりますが、






こと便通に関しては、




「息を吸ってから息む」ことをやめて、




「息を吐きながら息む」あるいは




「息を吐いたところで息む」






この感覚が何となく身について




便秘解消となります。





60代の女性。




冷え症、肩こり、腰痛がひどい方です。




40日ぶりの来院。




前回冷えがかなり良くなって、体温も35℃前後→36℃ぐらいにまで




上がっていましたが、それが持続していました。






で、呼吸も上手くできているかと思ってチェックすると、不十分。




改めて4回目の練習を。またよく出来るようになりました。




しっかり出来ると腰痛や肩こりまでおそらく良くなるはずなので




ご本人もそうでしょうが、私も期待しています。





過敏性腸症候群の10代の女性






便秘と下痢を繰り返す。お腹が張る。安心して授業が受けられない。






内科で諸検査ー異常なし




薬ー効果なし






デルデル呼吸初回




 翌日から3日間殆ど何ともなく、「治ったかと思った」




 が、その次は逆戻りか?それでも前よりはいい。






初回の練習で、かなり上手くできて、呼吸の違い、良さが実感できたのですが、




2回目(1週間後)、チェックすると、やり方が違っていました。






息をしっかり吸ってから吐いていたのです。ただ吐くだけの感じでできていたのですが…




やはり長年(まだ若いのですが)普通に(無意識に)行ってきた呼吸から




デルデル呼吸(動物が当たり前に《無意識に?》行っている呼吸)に




変えるには少し時間がかかります。それでもしっかり意識して取り組めば




それほど難しくはありません。




全く新しい世界が待っています。









昨日の50代後半の男性。




肩や腰の痛みで主に整形外科を何箇所も受診、最後は




線維筋痛症と診断されて某大学病院で半年間薬物療法。




全く効果・変化なし。体全体の痛み、足、足首、足裏のシビレ~痛み。






7月初診。薬を減らして、デルデル呼吸を。




受診2回目「何となく少しいいかな」




3週間後には 3分の1ぐらい軽くなり、立っていても足の裏もジンジンしなくなった。




モモの痛みも半減。






この方はクリニックでデルデル呼吸をしていると、眠たくなってそのまま一眠りして




帰られます。






が、昨日は、やり方が不十分というか、胸からお腹を膨らませて息を吸って、




それから「フーー」と吐いていました。眠たくはなるのですが、それではダメ。




最近少し手がシビレて、足の裏も何となく前より悪いような、と。




いうことで、改めて感覚を確かめながら、[ただ息を吐く、抜くこと]を練習していただきました。






きっとまた軽くなるはずです。「軽くなった」で満足せずに完治する意欲を持って




欲しいと伝えました。






楽に吐けるようになると、犬や猫が行っている呼吸がよく分かるようになります。



ほぼ毎日のようにデルデル呼吸の練習をしていただいています。

この呼吸法の意味・意義・効果には確信がありますが、変化・効果

を目の当たりにすると、その都度喜びを禁じ得ません。

便秘、肩こり、腰痛、冷え症その他色々な効果がありますが、

効果が出る理由、理論的根拠などは非常に簡単なものですから

それについて書いていると、同じことの繰り返しにしかなりません。


それでブログもついついご無沙汰ということになりがちです。


そこでデルデル呼吸の指導日記のような形で、こんな人が

こんな風に良くなったとか、なかなか上手く行かないのは

こんな理由が考えられるだとか、こんな症状や病気にも効果が

期待できる、だとか普段私が考えていることを、繰り返しを恐れずに

綴って行こうと思います。