便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -27ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



デルデル呼吸指導日記-6-(9月22日)のパニック障害の方






まだ2回練習しただけですが、早朝目が覚めてパニック発作が。




救急車をと思ったが、呼吸のことを思い出して、デルデル呼吸…




上手く出来たとは思わないが、徐々に治まったとのこと。




今後の自信につながりそうです。






昨日3回目の練習を。




初めは胸も使って息を吸っており、吐く時にフッフッと力を入れて




息を分けて吐いていました。改めて修正して練習を。




ただ楽にフーッと吐けるようになり、改めて良さが実感できた様子。






上手く行くとパニック発作自体が起こりにくくなる可能性があります。






皆さん息を何度か分けて吐くようですが、




デルデル呼吸の説明図でそのような感じになっているからのようです。






横隔膜に敬意を表した結果、そのようになったのですが…




横隔膜はそれほど重要ではない…




修正したいところです。





60代の女性




ストレスあり10年ほど前から‘うつ’で心療内科。




腰痛もひどく数年前脊椎分離症の手術も。




数ヶ月前から首・肩・腰の痛みなどがひどく




某大学で『線維筋痛症』と診断されて来られました。






とりあえず、今まで服用していた多目の薬(抗うつ薬その他)




をかなり減らして、線維筋痛症によく使われる抗うつ薬少量と




デルデル呼吸を。






初回の練習で、ある程度上手くデルデル呼吸ができていました。






1週間後、「ちょっといいみたいです。整形にもかかっているけど、




今回受診した時にはいつもならしてもらう注射をしてもらいません




でした。」






デルデル呼吸2回目。




今回、さらに上手く出来て良さが分かったようで、私自身




楽しみにしています。




ただ、ほとんどの人は呼吸のことを普段忘れるようなので




是非徹底できるように私も工夫していこうと思っています。






皆さん、どうしても




お腹を膨らませて息を吸ったり




へこませて吐いたりするのですが、






徹底すると、




楽に息を吐くとお腹・腰周りがしぼむ、という感覚が分かるように




なります。




そうして息は、わざわざ吸わなくて




しぼんだお腹・腰周りが戻る時に、自然に入ってくるように




なります。






楽に息が吐ける、抜けるようになると




とくに深部の筋が緩むのです。血液やリンパ液の流れも




非常に良くなります。






デルデル呼吸、慣れれば慣れるほど、色々な




良さが分かってくるのです。私自身の体験ですが。






この女性、是非上手く行って、薬も飲まなくていいように




なって下さるのが私の願いです。





うつ病や社会不安障害その他でクリニックを受診される方の




なかで、便秘や冷え症、肩こり…などでも困っておられる方が




非常に多いようです。






一般の方よりも高頻度であるかどうかは分かりませんが、




呼吸法に興味・関心を持って下さる方には、資料をお渡し




したり、直接指導させていただいたりしています。






昨日はご本人も便通が非常に良くなったと喜んでいただけた




患者さんが受診。嬉しいことに、お渡しした資料をコピーして




知人に渡したら、






「信じられないほど便通が良くなった」と言われたそうです。




それも3人から。






それを聞いて、私自身が






「信じられないほどの快便」を初めて味わった時のことを




思い出して、嬉しくなりました。






私自身、苦しいこと、つらいことを体験することはもちろん




あるのですが、快便体験で少しは救われる感じになること




もあります。息を吐くだけでもそういう感覚を少し味わえることも




あります。






ホントにつらいときはもちろんつらいですが…




息はやっぱり吐かないといけませんね。






はかない人生にはしたくない?





デルデル呼吸指導日記-3-の続きです。






まだ充分ではないようですが、少量の抗不安薬と呼吸で手応えが




あるようです。






2回目の練習を終えて家に帰ったあと、非常によい出方をしたとの




ことでした。






それだけでなく、お姉さんに教えたら、




そのお姉さんも、便秘だったのが




かなりいい感じになってきたとのことでした。






嬉しいですね。






私も20才前に誰か教えてくれていたら、どれほど快適に




毎日を過ごせていただろう、と残念に思うほどです。






いつも自然に息が抜ける感じでいられるようになると




ガラッと変わります。







デルデル呼吸はパニック障害にも充分役立ちます。




この数年来パニック障害で困っていた40才台の女性。




SSRIを継続服薬して来ていました。






よくあることですが、胸式呼吸が激しくとくに息継ぎの時は




「ヒーッ」というほど喉から肺に吸い込みます。






デルデル呼吸室で、出来るだけ楽な感じで仰向けで横になって




いただき、息は控え目な感じで。






そうすると、不思議な?ことに胸の動きよりも




お腹・腰周りの動きで息ができていることがわかり、




呼吸が楽になりました。




お腹・腰周り全体が自然に膨らんだりしぼんだり…






お腹・腰周りが




息を吸うとー自然に膨らんで




息をはくとー自然に元にもどるのです。






このとき意識的に、膨らませたり、へこませたりしないことが




重要なポイントです。






これはデルデル呼吸ではなく、仰向けになった時に




多くの人が普通に行っている呼吸なのですが、




手を横腹や腰の方に当てると、感覚がつかめます。






この感覚を味わうだけで、呼吸が非常に楽になります。 が、






デルデル呼吸ができるようになると




もっと楽になるのです。そうして






パニック障害にさようなら、です。