便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -29ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



過敏性腸症候群にデルデル呼吸が効いた人は結構多いのですが




先週初めて来られた方について。




時間の関係で、ただ楽に横になっていただいて、軽い呼吸をしている




時にお腹・腰周りが自然に動く感覚を味わうだけで終わっていたのですが…






なんと、それだけでお腹の感じが非常によくなって驚いておられました。




今日は2度目のデルデル呼吸の練習。さらに良さが実感できたようです。






長年内科その他で治療を受けて良くならなかった過敏性腸症候群。






お腹の圧迫が最大の原因だとは誰も考え付かないようです。









「頑固な便秘だけどいつもトイレのことが気になる」




6月19日のブログに書いた便秘の女性のその後、です。




これまで計7回練習をしていただきましたが、最近は




毎日とまではいかないが、「便秘ではなくなったった」




ときには‘快便’のことも!






「トイレのことも気にならなくなった」ということで




外出、旅行などもゆっくりと楽しめるようになったと




喜んでおられます。






便秘解消というか、少しでも良くなったらと、涙ぐましい努力をして




来たのに全く効果なく、体質だとあきらめかけていた方です。




60代の方です。






「呼吸法でよくなるなんて」……?






「呼吸法じゃないと良くならない」 のです。











ヨガや気功その他で、体に良いとされる




腹式呼吸






言葉としては大抵の人が知っている




腹式呼吸






クリニックの患者さんに限らず、知人…




医師でさえも、そのやり方を知らない人が




あまりにも多い。その訳は?






ズバリ、腹式呼吸が、そのやり方が難しいから




だけではなく、体に良い訳でもないからです。






お腹を膨らませて息を吸う




 →腹圧を高めて内臓を安定させる?




  →そんなの間違い!




  内臓が圧迫されて(血流やリンパの流れも




  悪くなり)体に悪い。






お腹をへこませて息を吐く




 →深く、息を吐ききる?




  →そんなの間違い!




 息は思ったほど吐けない。




 仮に吐けたとしても無理矢理吐いて




 力は抜けない。






あまり吸ったり吐いたりしなくても




お腹を膨らませたりへこませたりできる。




しっかり吸ったつもり、吐いたつもり にしか




過ぎない。




常識とされてきたことが大間違いであることに




気付かされました。






「動物が自然に、当たり前に行っている呼吸」




素直な気持ち、感覚で観察すれば




胸式呼吸でもなく、腹式呼吸でもないことが




わかるでしょう。




デルデル呼吸が動物の行っている呼吸と




(おそらく)同じであることがきっと分かるはずです。






そうして体に非常に良いことも。




肩こり、腰痛、便秘、過敏性腸症候群、冷え症




頭痛、目の奥の痛み、ドライアイ、ドライマウス




その他色々なことに役立つはずです。






デルデル呼吸の呼称があまり良くない?




荒木式呼吸でもダメ…











今日のデルデル呼吸指導日記です。




60代の女性。




肩こり・腰痛。下半身の冷えなどが主。






今日で3回目の練習。




肩や腰はまだ充分には実感できていないが、




体温が!






普段は35℃台前半で低い時は34℃台だった。




今日は練習前は35.8℃で、途中から非常によくできるようになり、




背中や足が温かくなり終わって測ると 






 36.5℃ で、ご本人もビックリでした。