便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -25ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



4ヶ月前に初診の58才の男性。




某大学病院で8ヶ月抗うつ薬などを継続して




全く効果がなく、あらき心療クリニックを紹介された方です。






抗うつ薬は結構しっかりの量でしたが、減量して




抗不安薬も少量使ったが、デルデル呼吸を。






デルデル呼吸は少しずつ上手く出来るようになり




3週後には






「3分の1ぐらい軽くなりました。」






今日は久しぶりにデルデル呼吸を。






かなり上手く出来ていて、




痛みや疲れやすさも前を100とすれば、




50ぐらいに。






圧痛点もかなり少なくなっており、




線維筋痛症とは言えなくなった?






それに






前は薬を飲んでも眠れなかったのに




いまはすぐに眠ってしまうとのこと。






薬はまだ飲んでいますが、減らして行けそうです。




デルデル呼吸の効果としか考えようがありません。





頑固な便秘と両脚のシビレ






のために遠方から来ておられる方がいます。




70代と高齢ですが、






デルデル呼吸で何とかならないかと…




腰痛、脚のシビレで整形外科で手術をしたが




シビレは却ってひどくなった。便秘もひどい。






せめて便秘が良くなれば、ということで




遠方から来られました。






4日続けて練習していただいて






今日久しぶりにある程度




「気持ちよく出ました」 とのこと。






まだ半信半疑のようですが、それは私も同様です。






でもきっともっともっと良くなるだろうと、




ある種の自信があります。良くなっていただきたいと




頑張っています。






おまけに両脚のシビレも可能性があると思っています。





今日はデルデル呼吸を4人の方に練習していただきましたが、




その中の1人について。






10年ほど前から‘うつ病’として治療を受けていましたが、




最近短期出張の形で当地北九州へ。






単に薬を継続すれば良いのかと思っていましたが、




ご本人の方から






「なかなか理解してもらえないと思いますが…」との前置き後




「胸がバリバリ裂けるような痛みがあります。」 






確認してみると、線維筋痛症の圧痛点が14ヶ所。




線維筋痛症で間違いのないところですが、




線維筋痛症を知らない医師、精神科医が診ると




身体表現性(疼痛)障害 あるいは




体感幻覚 などと診断することでしょう。






過去に処方された薬を聞くと、とんでもない薬も…






今日は試しに、とデルデル呼吸を10分程練習して




いただきましたが、






「全然違いますね。息の仕方でこんなに楽になるんですね」




と言われました。見るからに楽そうにしておられました。




是非続けて欲しいところです。





某大学病院で線維筋痛症と診断されて




9月末に受診された女性(60代)です。






若いころからひどい肩こりで、腰痛、冷え症も。




10年近く、うつ病で心療内科クリニックに通院。






肩、その他身体の各所の痛みが激しいため




かかりつけの内科に相談したところ、線維筋痛症




ではないかと言われ、大学病院へ。






そこで線維筋痛症と診断されて心療内科の受診を




勧められ、当クリニックを受診されました。




線維筋痛症と診断した大学病院が、なぜ心療内科




を勧めたのか、若干疑問のあるところですが…






初診時にデルデル呼吸とトレドミンを処方。今まで




飲んできた比較的大量の心療内科の薬は減量。






1週間後受診時、




 「整形外科で毎月1回、腰に注射を受けていましたが、




今回はしませんでした」






以後週1回デルデル呼吸を継続。胸を使い過ぎる




癖が抜けきれなくて、徐々に…






今週デルデル呼吸6回目。




「痛みはなくなりました。だるさはまだありますが、




腰の注射もせず、鎮痛剤も飲んでいません」






抗うつ剤のトレドミンの量自体少量ですが、その




うちそれも減らせそうな感じです。






デルデル呼吸にもっと慣れていけば




さらに良くなりそうで、楽しみです。






軽く息を吐く時にでも(普段の呼吸でも)




デルデル呼吸が出来るようになれば、おそらく




もっともっと良くなるにちがいありません。






冷えも良くなることでしょう。



「呼吸法で肩こり、腰痛や冷え症が良くなるんですか?」

呼吸法を勧めると、皆さんこう言われます。


呼吸法で治るのではなく、呼吸法が(間違いなく)良くない

から色々な不具合が起こっているのです。


首、肩、腰の深部の筋肉は、人が二本足で立って生活を

しているために、日々の生活を余程気をつけて送らないと

凝るようになっています。


呼吸の仕方が悪いから筋肉が凝るわけではなく、立って

いると負荷が加わりやすい筋肉が間違いなくあります。

そう考えています。


四足動物では、負荷が加わらないはずの深部の筋肉に、

二本足で立ったが故に負荷が加わり、ガチガチになる。


その最たる筋肉が


斜角筋 … 頚椎の横突起と肋骨を結んでいる

    首凝りの元凶筋

上後鋸筋 … 頚椎・胸椎の棘突起と肋骨を結んでいる

    肩こりの元凶筋

腰方形筋 …一番下の肋骨と骨盤を結んでいる

    腰痛の最大の元凶筋


これらの筋の緊張がデルデル呼吸で息を吐くと

自然な感じで緩む、自然にストレッチができる

ようになっている。


そう確信しています。楽に息が吐けるようになった上に

そうなるようです。


楽に息を吐いて、首・肩・背中・腰が軽くなる…のです。

血液、リンパの流れも良くなる簡単な理由が…

表面をマッサージすることとは根本的に異なり、

本質的な改善につながります。