「呼吸法で肩こり、腰痛や冷え症が良くなるんですか?」
呼吸法を勧めると、皆さんこう言われます。
呼吸法で治るのではなく、呼吸法が(間違いなく)良くない
から色々な不具合が起こっているのです。
首、肩、腰の深部の筋肉は、人が二本足で立って生活を
しているために、日々の生活を余程気をつけて送らないと
凝るようになっています。
呼吸の仕方が悪いから筋肉が凝るわけではなく、立って
いると負荷が加わりやすい筋肉が間違いなくあります。
そう考えています。
四足動物では、負荷が加わらないはずの深部の筋肉に、
二本足で立ったが故に負荷が加わり、ガチガチになる。
その最たる筋肉が
斜角筋 … 頚椎の横突起と肋骨を結んでいる
首凝りの元凶筋
上後鋸筋 … 頚椎・胸椎の棘突起と肋骨を結んでいる
肩こりの元凶筋
腰方形筋 …一番下の肋骨と骨盤を結んでいる
腰痛の最大の元凶筋
これらの筋の緊張がデルデル呼吸で息を吐くと
自然な感じで緩む、自然にストレッチができる
ようになっている。
そう確信しています。楽に息が吐けるようになった上に
そうなるようです。
楽に息を吐いて、首・肩・背中・腰が軽くなる…のです。
血液、リンパの流れも良くなる簡単な理由が…
表面をマッサージすることとは根本的に異なり、
本質的な改善につながります。