最近、この様なことを考えていました。
4〜5年位前の講座資料もあり、
以前にも機能不全家族・
アダルトチルドレンに
ついて
書いたことがありましたが
再度、纏めてみました。
どうぞご一読下さいませ☺💚
【霊性進化とアダルトチルドレン】
〜機能不全家族と機能不全国家
アダルトチルドレン(AC)とは、
機能不全家族(不健康な親子関係)
で育った為に、
心の傷・トラウマが、
成人してからも生きづらさとなっている人とされています。
理想とする健康的な家族とは、
何の問題がない
いつも幸せな家族というではなく、
両親が共に心身共に安定していて、
日常的に何かしら起こった問題について、
オープンに話しあうことが出来る、
それぞれが
ありのままの自分を大事に、
感情や欲求を表現でき、
解決を探ることが出来、
それぞれの成長に伴って
関係性が成長変化していく
という様な家庭状況です。
さて、
皆様のご家族は
どの様な家庭でしたでしょうか?
正直、
理想的な両親だった家庭は、
少ないのではないでしょうか。
機能不全家族を解りやすく言いますと
例としてアルコール中毒や、
心身に障害のある両親により、
特殊(不健康)な役割を子どもに体験させてしまう家族。
そこまで酷い親でなくとも、
子育て、団らん、地域との関わりの
機能が健全に機能していない
状態の家族も同様と考えます。
日本は戦後GHQ洗脳教育も
あったことにより、
大多数の日本の方々は、
多かれ少なかれ何かしらの
問題を抱えていたのではないでしょうか。
機能不全家族の元で育つと、
不安定な緊張感のある家庭の中で、
子供達は安全を求め
自らを守るという体制に
入っていってしまうので、
自分を愛するということ(自己愛)、
自尊心、他者への共感、
他者の苦しみに対する共感に
乏しくなると言われています。
不登校や引きこもりになると、
親はその「子ども」が悪いと
考え勝ちですが、
そうすることにより
親を含む組織へのメッセージと
なったりしています。
子どもがもつ元々の気性(性質)が、
機能不全家族の状況により
性格が形成されていくのでしょう。
性格形成には下記の性質が
あるとされています。
[ヒーロー]
何かに秀でている子どもがいたら、
さらなる活躍を期待して熱中し、
子どもの方も一層頑張ることになり、
ますます一芸に秀でることになります。
[スケープゴート・問題児]
ヒーローとは逆で、
一家のダメを全部背負うような
子どもです。
生け贄とも表現されます。
この子さえいなければ全て
うまく収まるという幻想を
家族全員に抱かせることで
家族の真の崩壊を防いでいる
とも表現できます。
[ロストワン・仲間外れ]
「いない子」としての
役割をするお子さんもいます。
いつも静かで文字通り
「忘れ去られた子」です。
家族がなにか一緒にやろうとしても
最初はいるけど
いつの間にかいなくなっている。
いなくなっても誰も
気がつかない
存在なのです。
家族内の人間関係を離れ
自分が傷つくことを逃れようと
しているのです。
イメージを作りだせる
豊かな才能との観方もあります。
[プラケーター・お世話焼き]
概ね慰める相手は母親が多く
いつも暗い顔をしてため息を
ついている母親を慰めたり、
とても優しく繊細で感受性が豊か、
献身的です。
[クラン・道化師(ペット)]
親たちの争いが始まり、
家族間に緊張感が走り始めると、
その場を取り持とうとし、
突然頓珍漢な質問をし始めたり、
踊ったり歌ったりし始めます。
普段から、
家族にはペット的な
扱いを受けていますが、
ありのままの自分を
偽っているので、
心の中はさみしさが溢れています。
ユーモアがあり人を和ませる
才能があります。
[イネイブラー・優等生]
支え役の子どものことです。
他人の世話をやきます。
長男や長女がこの役割をすることが多く、母親に変わって幼い弟や妹の
面倒をみますし
父親替わりをしたりもします。
心理カウンセラーの
故・甲斐由美子氏によりますと、
男の子がこの役割をすると
依存的な母親とのあいだに
情緒的近親相姦が生まれ易く、
女の子がこの役割をすると、
父親による性的虐待という
深刻な事態が起きることも
あるそうです。
(機能不全国家に相似形として
観ると、故・安保徹氏、
母里氏の様に暗殺という
相似形になるかもしれません😅)
このように、
機能不全家族で育つた子供は
自分自身の欲求を抑圧し、
他人の欲求を自己に取り入れ、
同調して生きているので、
自分の感情を感じることが
できなくなっている状態です。
共依存しながら生きているともいえます。
自分自身を感じ生きることが
できなくなるのです。
(本当の自分を見失なっている)
ここで健康な家庭のルール
についてお伝えします。
・感情は率直に表現する
・言いたいことは直接言う
・自分のことを第一に考えて良い
・本音で話す
・間違っても完全でなくても良い
・問題があったら話しあう
・大いに遊び楽しもう
・変化を楽しみチャレンジする
この様な追体験・再教育を
することにより、
偏りのある性格を多少なりとも
バランスを整へられ、
他者との健全な関わりを
再構築へ繋げる試みは
霊性の進化としての意味が
あるかと思います。
さて、
機能不全家族を相似形として
現代社会へ当てはめると、
政府が不健康ですので、
「機能不全国家」
になるかと思います。
機能不全家族での問題については、
各人が自らに向き合い、
自己を認識し、
出来るだけ自立し、
家族全員で一丸となり
最善な解決策をとっていくことが
理想とされています。
今の日本ともいえる
機能不全国家についても、
原理は同じではないかと
わたしは感じました。
皆様はどうお考えでしょうか💚
今日はこの位で。
ざっくりですが、
長文をお読み下さいまして
ありがとうございます☺🍀🙏