唐突ですが、皆さんは朝の出勤前に家でTVを観てますか?
私は8時に家を出るのですが出掛けにいつも見てしまうのが、
NHKの教育TVでやってる「クインテット」(7:50-8:00)。
音楽家の宮川彬良と5人のパペットたちが楽器を携えて、
クラシックの名曲を演奏する番組です。
出てくる楽器はいつもバイオリン・クラリネット・トランペット・チェロ、そして宮川彬良のピアノなのですが、たまにチーボーと呼ばれるちっちゃな男の子が打楽器をやったりします。
はぁ、それで?
とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、
実は、このパペットの動きがスゴイんです!
私は永らく音楽畑にいましたので、
管楽器の吹き方や指使いはだいたい分かりますし、
弦楽器は弾けないまでも、弓使い(右手に持っている弓を上げ下げするルール)とかも、経験的に知っています。
で、この5人のパペット、なんとプロの演奏家と
まったく同じ指使いや弓使いをしているのです!
弦楽器のピチカート(弦を爪弾く)やビブラート
(弦を押さえる左手をウネウネ揺らす)は当然のこと、
弾き終わったあとの余韻の表現もちゃんとやってます。
勿論実際にパペットが楽器から音を出すわけないのですが、
それにしてもここまでやる!?というぐらいきっちりしてます。
もしかして奏家自身が操ってんじゃないの?と思いきや、
パペットは「木ぐつの木」という人形劇団が、
1パペットあたり2-3人で動かしている。
へー、こりゃすげぇやと思いながらもっと調べると、
なんと事前に30回も演奏を聞いて動きを合わせるんだそうな。
どうりでバッチシ動きが合うわけですな。
↓はハチャトゥーリアンの「剣の舞」の演奏シーン。
チーボーがティンパニーやってますが、途中(0分36秒目とか)でティンパニーの音程を変えるところまできっちりやってる。(ご存知のように、太鼓はひとつの音程しか出せないので、太鼓の皮の張り方の強さを変えて音程を変えるのです。)
ひと昔前のティンパニーは手締め式でエッチラオッチラ音程変えてましたが、
最近はペダルを踏んでサッとできるようになってます。
演奏シーンではそのペダルを踏んだときに、
音程を示すゲージが動いて音程を変えてるのがはっきり分かります。
いやはや、ここまでくると脱帽ですね。





























