【第122話】バスルーム密室事件(後編)【名探偵コナン】 | 明鏡止水/コナンファンブログ

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解決編

 

前回、犯人は姉だと確信をするも、断定する証拠が乏しい…
 
すると、前日の夜に部屋に来て呼び鈴を鳴らしていたという妹の婚約者が。
その人の証言と、ドアの覗き穴の上についた血痕で合点がいった。
 
犯人の姉は、前編冒頭にあった通り、必要なものをコンビニで買わせて、荷造りのためと称してガムテープを切らせた。
 
睡眠薬で眠らせ、浴室でガスを発生させようとするも、同じタイプの洗剤だったため断念。
急遽失血死させる方向で。
 
内側から目張りしたドアをこじ開け脱出。
本当はライブに同行するはずだった妹の婚約者を証人にするつもりだったが、風邪でキャンセルになったため、チケットを欲しがっていた小五郎たちと駆けつけた。
 
ドアは外から見れば閉まっているように見え、ドアノブを常に持ちいい塩梅に密室になっていると演技をしていた。
 
一連の犯行の証拠は特にないが、覗き穴の上についた血痕。
これは犯人である姉が頭に巻いているバンダナについてる血痕と一致する。
 
これらの証拠で自供。
動機は自分と同じものを好きになりすぎる妹のわがまま。
自分の真似のように同じものを好きになり、揃えていく妹。
はじめは可愛かったがだんだん鼻につくようになり…
最終的には5年付き合っていた男性をも奪っていく。
 
1つしかないものなら、どうしようもないですよね。
 
でもこれは誤解だった。
男性の方が妹にしつこく言いよっていたのだ。
妹は姉を思い、姉と寄りを戻してと何度もいっていたが根負け。
でも、男性が自分ではなく妹を選んだのだと、その事実を隠したかった。姉はプライドが高いから。
 
妹は洗剤も、わざわざ同じタイプに取り替え、姉の命を守ろうとする姉思いだった。
その事実を知った犯人である姉は泣き崩れ…
 
 
こういうすれ違いの事件はとても悲しい。
 
うん、今回の事件で一番悪いのは、婚約者の男性やな。
 
だって、仲のいい姉妹の関係、これは絶対拗れますよ。
 
仮に姉と円満に別れた後だとしてもです。
わだかまりは残るよ、きっと。
 
友達が分かれた相手と自分が付き合うようになるだけでも、かなーりキツくない?
 
誰も傷つけないハッピーエンドになる未来が見えない。
絶縁してでも…という覚悟があってなら、正直に打ち明けるべきだと思うし。
まぁそれも事件のフラグにしかならないけど←
それで恨まれることになったとしても、すれ違い、誤解の恨みでいることほど悲しいことはない。
 
ダンロンのサイハラ君風にいうと、真実を明らかにしたうえでどうするか、だと思うんですよね。
 
それってとても大事。
コナンでも、真実を明らかにしながら警察沙汰にしないこともある。
でも真実をうやむやにするのが良いわけじゃない。
その方がきっとスッキリする。犯人自身もね。
 
 
あと気になるのは、ガムテープそんなたくさんは切ってないやろ〜ってことか←
重なってるとことか、全部のガムテープの指紋を調べるわけやないか。
 
 
優しい嘘とか、建前とか。
身近な人で、辛い現実だからこそオブラートに包んで、隠して、騙したいこともある。
その方がうまくいくこともある。
でも、真実を明らかにしないと取り返しのつかない誤解を抱いたまま修復不可能になることもある。
 
コミュニケーション、大事…!
あと恋愛事情については私はわからんのだけど、好きという感情に正直になっても、その後のこと、自分の、相手の人間関係のこともよく考えて行動してほしいものですね←
 
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