土曜日の仕事後のランチタイム🍙
一学期は土曜日の学校行事が多いから多子家庭は大変![]()
学校行事のため仕事行けなかったり、早上がりして学校に行っていたので、夫と久しぶりに一緒にランチしました。
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おばあちゃんにも子どもたち任せっぱなし。
面倒みてあげなきゃと思って数年前に近くに呼び寄せたのに、面倒みてもらってます![]()
とりあえず子どもたちのお昼ご飯に使ってもらえるように、こちらを送ります。
ご飯とこれだけでいいよ、とおばあちゃんには伝えるのですが、いつも色々追加で使ってくれます。
ありがたや〜![]()
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色々大変なことが多い継承クリニック。
普通新規開業するときは、自分が勤めていたエリアで開くことが多いかと思います。
その時に、患者さんもつれていく先生も多いでしょう。
実際に義父は今クリニックがある自治体の市民病院の部長をしてから、開業しました。
今でも昔の患者さんで「大先生に市民病院からお世話になってたんだよ」と話してくださる方もいます。
それに対して、夫はこの地では病院勤務経験がありません。
ですので、患者さんを連れての移動はしていません。
このことに関しても、社員から嫌味をいわれたことがあるそうです。
社員A「先生が患者さんをつれてきてくれると思っていました」
ですって![]()
普段温厚な夫ですが、さすがにこれにはかなり腹がたったようです。
もちろん言い返したりはしなかったそうですが![]()
かわいそうに・・・![]()
ですが!!
今でも遠くからでも、夫を慕ってきてくれる患者さんもいらっしゃるのですよ![]()
みなさん、電車に乗り継いで月1回きてくださいます。
そして、だいたいお土産をもってきてくださるのです。
多いのは、お菓子や旅行のお土産ですね。
そこまで夫を慕ってくださる、患者さんの気持ちが嬉しいですよね![]()
既存の患者さんは2種類にわかれます。
義父は診察が早いタイプだったので、せっかちな患者さんは離れていきましたね。
それにクリニック特有の手技などで、はじめ夫が慣れていなくて離れた患者さんもいます。
この辺りは仕方ないですね。
でも、どんどん夫のファンの患者さんもうまれます。
みんな「先生は丁寧だからね」とおっしゃいます。
長~く待っていただく日は、こちらから「本当にお待たせして申し訳ありません。」と謝ると、「本当にね(笑)。でも仕方ないから待つよ。」とおっしゃってくださいます。
お会計の時にほぼ毎日聞く言葉は「え?お会計はこれだけ?本当にちゃんととってる?先生こんなんでやっていけるの?」です![]()
この言葉はとても重いと感じます。
もちろん保険点数でとれるものはとっています。
でも、現在保険点数はどんどん削られているので、本当にたいした金額にはならないのです![]()
以前も書きましたが、一日営業しても、「たったこれだけ?」という金額にしかなりません。
小さな手術ができるような科でしたら、クリニックでも儲かるかもしれませんね(例えば眼科)。
開業医をとりまく状況は本当に厳しいです。
でも、患者さんの言葉に私は別の意味も感じます。
患者さんの満足度が高いから、患者さんは診療の対価をもっと高く見積もってくださるのだと思います。
看護師が誰も来られない日(時々あるのです
)私は院長の診療補助をします。
その時にきづいたのですが、うちの院長はあまり「折れてるとこはないですね。様子をみましょう」というようなことは言いません。
レントゲンでみて悪いところがない場合も、エコーで調べたりすることもあります。
エコーでみると、意外と別の発見などがあり、「もしかしたら、ここのせいかもしれませんね。」と患者さんに画像をみせます。
患者さんも納得されることが多いですね。
私自身もスポーツをしていたのですが、「原因はとくにないので湿布で様子をみましょう」と言われることも多く、こんな診断だったら受診しなったと思うことも多々ありました。
余談ですが、こういう場合、90%はエコー代金はいただいていません。
どうせレセプトで切られますからね![]()
手間も時間も費やして1円にもならない![]()
でも患者さんの安心して帰る顔をみたくて手を尽くします。
検査が必ずしも必要なわけではありません。
今日きた患者さんは「歩いてたら急に足が痛くなってね。でも、先生が水分不足だから水飲みなさいって。先生の顔見たら安心したわ。」って![]()
患者さんの顔を見たり、ちょっと触れるだけでも、わかることがたくさんあります。
熱感とか、むくみとか、カサカサ感とか、もちろん顔色などね。
診察室に入ってくるなりわかるときもあるそうです。
お医者さんって、やはりすごい![]()
診察以外の書類仕事も、夫はお昼休みに患者さんとじっくり面談して、かなり丁寧に書類を仕上げます。
義父はお昼休みはサウナや打ちっぱなしに行っていたので、開業医って本当に楽だと思っていましたが、今の夫にはそんな時間全くないです。
効率も要領もよくありませんが、この◯年で夫ファンの患者さんが増えてくれました。
夫は見た目が若いので、おばあちゃんたちが「先生かわいいね」と話してることも![]()
みなさん、「先生ありがとう
」って帰っていかれます。
おばあちゃんたちは、夫に手を合わせています![]()
そうそう、ある日私が花壇の花に水をやっていると、おじさんが来て「先生代ったって聞いたんだけど、そうなの?」と。
私「はい、息子さんが継がれました。」
おじさん「新しい先生がいいと聞いたから、来たよ。」と。
また別の日は線路向こうの住所のおばあさんが「仲間内でここの先生が丁寧でよく診てくれるっていう話がでたから来ました」って![]()
うちは最先端の設備や綺麗な新品施設ではありませんが、地域に密着して地域の患者さんのために営業しているので、こういう口コミ嬉しいですね。
私は夫が医師になる前から知っているので、夫の医師としての成長には本当に驚きます![]()
継承してから、色々変えているので、離れていく患者さんもおられる一方で、こうして来てくださる患者さんには本当に感謝です。
何度も閉院が頭をよぎりますが、患者さんたちを見捨てるわけにはいかないので、また来週からも頑張りたいと思います![]()

