前回「お岩さん」の記事で、お岩さんの盛られた毒は「トリカブトの毒」とされている、ということを書きました。
トリカブト
この「トリカブト」については以前にも取り上げたことがあり、名前の由来は、舞楽や能で用いられる、鳳凰の頭をかたどったかぶり物「鳥兜(とりかぶと)」に似ていることです。
「鳥兜」後ろ姿
そしてギリシャ神話に、この「トリカブト」をシンボルとする神さまがいます。
「ヘカテー(ヘカテ)」です。
「ヘカテー」は、魔術や月と夜、そして死を司る「冥界の女神」です。
ティーターン神族の血筋であるにもかかわらず、オリンポスの主神・ゼウスから特別な権力を与えられ、天・地・海の支配権を持っていたといわれます。
十字路や交差点に現れると考えられ、両手に松明を持ち、三つの体が一体となった「三位一体」の姿で描かれます。
「ヘカテー」の男性形名詞である「ヘカトス」は、古代ギリシア語で太陽神「アポローン」の別名であり、「遠くへ矢を射る者」という意味があります。
「冥界・月の女神」とされながら、「太陽神」の意味も持っているということですね! (・Д・)
・・「光」と「闇」の、どちらの面も持つ女神・・
また、「鍵」を持ち、死者の世界との境界を守るともいわれます。
「十字路に立つ、境界を守る番人?」
境界の番人=「スフィンクス」みたいですよね!(・∀・)
象徴とされる「トリカブト」は、ヘカテーが従える冥界の番犬「ケルベロス」が、英雄ヘラクレスに地上に引きずり出された際、太陽の光に驚いて吠え、飛び散った唾液から誕生したといわれます。
「鳳凰 (の被り物)」=「鳥兜」=「トリカブト」
=「ヘカテー」=「ゼウスより特別な地位を与えられた存在」
そして、「境界の鍵を持つ女神」
・・さらに「3」「三位一体」というキーワード。
「トリカブト」→「ギリシャ語でトリ(tri) = 数字の3 」
「トリニティ(trinity)」=「三位一体」
・・この「ヘカテー」は、なんだか特別な立ち位置の神さまに思えますよね! (・∀・)
この興味深い女神について、さらに考えてみたいと思います (^。^)
★個人的には、この「ヘカテー」という名前からは、聖者の持つ杖
「ヘカ」を連想してしまいます・・(・∀・)
















