ギリシャ神話の「ヒュアキントス」

 

        

 

 

ラコニア王の息子ヒュアキントスは、大変な美少年であったため、太陽神アポロンから寵愛を受けていました。

 

 

アポロンは漁や狩猟に行く時も、スポーツをする時も、山登りをする時も、いつもヒュアキントスを伴いました。

 

 

    

          キミを離さないよ♡😍

 

 

ある日、アポロンとヒュアキントスは、円盤投げに興じていました。

 

(❇︎  この時二人は全身にオリーブオイルを塗り、全裸で円盤投げをしていたそうです。= 謎!  ( ̄∇ ̄))

 

 

          

                                  テカテカで円盤投げ?

 

 

その様子を見て、こちらもヒュアキントスを愛していた西風の神「ゼピュロス」は、アポロンの投げた円盤に風を吹きかけ、円盤の軌道を変えてしまいます。

 

 

        

       「くやちい💢」  ゼピュロス

 

 

なんと円盤はヒュアキントスの頭に直撃!  ( ̄▽ ̄;)

 

ヒュアキントスは死んでしまいます。

(円盤が当たった原因については諸説あります)

 

 

ヒュアキントスの頭からは血が流れ、その血から美しい紫色の花が咲きました。

 

アポロンは、その花びらに「AI  AI」と刻みました。

(ギリシャ語で「悲しい、悲しい」)

 

 

この花は、彼の名をとって「ヒヤシンス」と呼ばれるようになりました・・

 

     

  

   「ヒュアキントスの死」 ジャン・ブロック

 

 

 

ここに登場する「ヒヤシンス」は、実際はヒヤシンスのことを指すのではなく「アイリス」や「パンジー」など別の花だと考えられています。

 

その候補のひとつDelphinium (デルフィニウム) 」 

(和名:ヒエンソウ(飛燕草))

 

            

 

 

この「Delphinium(デルフィニウム)」の語源は、ギリシャ語の「Delphinium(デルフィン)=イルカで、つぼみの形がイルカに似ていることがその理由です。

 

 

          

     

 

イルカは英語では「Dolphine(ドルフィン)」

 

 

この「Dolphine(ドルフィン)」は、ギリシャ語で「母胎・子宮」を意味する「delphys(デルフィス)」から派生した言葉といわれます。(「母胎のある魚」の意味)

 

 

これは、イルカが「胎生」であるためと考えられます。

 

 

      

 

 

 

また、ギリシャの地名「Delphi(デルフィ・デルフォイ)」が語源ともいわれます。

 

「デルフィ」といえば、アポロン神殿がある古代ギリシャの世界の中心の場所です。 

 

   

   アポロン神殿 

 

 

ゼウスが大地の中心を知ろうと地平線の左右の端から2羽の鷲を飛ばして出会った所、といわれます。

 

 

以前取り上げた「へそ石」のある場所ですね! (・∀・)

 

 

        

アポロン神殿の遺跡・へそ石「オンパロス」

 

 

 

その記事はこちら

  ↓

 

 

 

そしてまた、イルカはアポロンが変身した姿といわれます。

 

 

(アポロンは自らを「アポロン・デルフィニオス」と称していたそうです)

            

         

 

 

 

  「アポロン」→「ヒュアキントス(美少年)」

 

 

  →「デルフィニウム(飛燕草)」→「ドルフィン(イルカ)」

 

 

  →「子宮」→「デルフィ(世界の中心・へそ)」

 

 

  →「アポロン神殿」→「アポロン」=「イルカ」?     

 

 

 

衝撃の「円盤投げ事件」から、思いもよらない方向に・・(・Д・) 

 

 

 

美少年の血から咲いた花には、思ってもない深い意味が含まれていたのかもしれません・・? (・∀・)