「梅」「桜」「松」について書いています・・ (^。^)
その中で、「老松(おいまつ)」を取り上げました。
「老松」は、その名の通り年月を経た松で、風雪に耐え常緑を保つことから「不老長寿」の象徴・「吉祥」のシンボルとされます。
「若松」も同じく「不老」「吉祥」の意味を持ち、「門松」に用いられるように、「新しいスタート」「門出」を表します。
中国では、松は不老不死の仙人の住む「蓬莱山」に生い茂ると考えられていました。
そして屈曲した枝を左右に大きく伸ばす姿は「昇り龍」にも喩えられるようです。
こちらは「松」の家紋。
「右三階松」 (チューチュートレイン?)
「一つ松」
★この紋を見ると、どうしてもコレを連想してしまうんですよねー・・(私だけ?^_^;)
(手塚治虫さんの「ヒョウタンツギ」)
・・ついでに・・
「三つ重ね光琳松」
・・・脱線しました・・・( ̄▽ ̄)
「老松」という能の演目があります。
「老松」
北野天神を信仰していた「梅津某(うめづなにがし)」は、太宰府にも参拝するよう夢のお告げを受ける。
太宰府の安楽寺に到着すると老人と若い男が現れ、境内の梅は「紅梅殿」、松は「老松」で共に神木であることを語る。
さらに、梅は文学を好んで「好文木」といわれ、松は秦の始皇帝を雨から守って「大夫」の位を授けられた、と語って姿を消す。
梅津某は、この二人こそ「梅と松の化身」と確信し、さらなる奇跡を目にしようと、そこに留まる。
夜、「梅の精」と「松の精」が現れ、この客人をもてなそうと、歌を歌い、舞を舞い、幾久しき御代の栄えを祝う。
・・なんと、ここで意外にも「秦の始皇帝」のエピソードが登場しています! (・Д・)
「始皇帝」
これは「史記」の「秦始皇本紀」が由来のようです。
狩りの途中、大雨に見舞われた「始皇帝」
小さな松の木に駆け寄ったところ、その松が突如大木へと成長し、枝を広げて帝を雨から守った。
このことに感銘を受け、始皇帝はその松に「五大夫(ごたいふ)」という爵位を授けた。
この逸話は、松=「帝を守る木」、という松の神聖性を物語っているのです。
「五大夫」
「始皇帝」といえば、不老不死を望みながら、その不老不死の薬とされた水銀の摂取が原因で亡くなったといわれます。
(ちなみに、最近取り上げている「秦河勝」は、その始皇帝の生まれ変わりとも!)
↓
始皇帝を守った「松」は、始皇帝が望んだ「永遠の命」を象徴しているのでしょうか・・? ( ゚д゚)
その「松」の漢字は「木へん」に「八」と「ム」が組み合わさってできています。
易学では、この「八」「ム」の形を「八白」ととらえ、
「松」=「八白 (はっぱく) の木」と解釈されるようです。
(★そもそも「松」の古い字体が「木へんに八白」なのです)
八白は「艮(うしとら)」を意味し、「陰気の終わりと陽気の始まり」「森羅万象の終始」を表すそうです。
その「艮(うしとら)」の字は「人の目を強調した象形」が元であり、「後ろを向いて睨む」という意味を持つため「目・眼」の意味があると思うのです。
そして「松」が神聖視されるのは、個人的には、実は「松ぼっくり」が理由なのでは?と思っています。
「松ぼっくり」は「第三の眼」を表すといわれる「松果体」の象徴・シンボルになっているからです。
「松」→「松ぼっくり」→「松果体」→「第三の眼」?
「松」→「八白」→「艮(うしとら)」→「第三の眼」?
=「松」=「第三の眼(サードアイ)」?
「松」は「不老不死の象徴」「神が宿る木」「帝を守る木」・・
・・もしかしたらそれは「松ぼっくりを実らせる木」だからなのではないでしょうか・・? ( ´ ▽ ` )
・・同じ意味? (゚∀゚)





































