前回「貝を開くこと」は、「目を開くこと」や「扇を開くこと」に似ているように思う、と書きました。
「扇(オウギ)を開く」・・
「扇(オウギ)を開く」ことは、「奥義(オウギ)を開く」ことでもあるのでは?
・・と思っていたら、「ヒオウギ貝」という貝があったんです!
(・∀・)
ヒオウギ貝は、ホタテ貝を小さくカラフルにしたような貝です。
ヒオウギ貝 ホタテ貝
「ヒオウギ」・・「秘奥義(ひおうぎ)」ですね!? ( ´▽`)
このような「扇形の貝」は「奥義を秘めた」という意味がありそうな・・?
その「扇」には「要(かなめ)」呼ばれる、扇骨を根本部分で留める半球状の金具があります。
この「要」は「蟹の目」のように見えることから、もともとは
「カニノメ」と呼ばれていたそうです。
それが、「カニメ(蟹目)」→「カノメ」→「カナメ(要)」へと変化したようです。
そしてこれがないと扇はバラバラになってしまうことから、「要」は 最も大切なポイントを意味する「肝心要」の語源となりました。
「蟹目」→「要」=「要石」(キーストーン)のようなものですね!
・・その「カニ」といえば思い出すのが、鏡の国のアリスに登場する「カニをつかむ」という言葉。
アリスのこぐボートに乗るヒツジの「みごと、カニをつかんだね!」という台詞があります。
「カニをつかむ」=「要石をつかむ」?
さらに、「カニ」で連想するのが「ガニメデス」
(「ガニメデス」=「カニメ(蟹目)です」? ( ´ ▽ ` ))
「ガニメデス」は、ゼウスに誘拐されて神々に不老不死の霊酒
「ネクタル」を注ぐ給仕となった少年です。
そして後にゼウスから「不老不死」を与えられます。
そのためこのガニメデスは「不老不死」と関係があると思われます。
(そして、ガニメデスが「水瓶座」のモデルです)
「扇」「奥義」「要」「蟹目」「カニをつかむ」「ガニメデス」
「カニメ(要石)」を外すと、霊酒ネクタルが溢れ出す・・?
・・これらが関係あるのかないのかわかりませんが、共通する
「カニ」のワードに、何か関連があるような気がしてしまうのでした・・?(^。^)?