以前「モアナ 2」の記事で、鏡の国のアリスの中に出てくる
「カニをつかむ」という言葉について書きました。
アリスがオールでボートを漕ぐシーン。
アリスがオールを水にとられてひっくり返ると、一緒に乗っていた年寄りヒツジが言いました。
「みごと、カニをつかんだね!」
この「カニをつかむ」という言葉はイギリスのボート用語で、
オールを水にとられてひっくり返るという意味だそうです。
ですが、ヒツジが「みごと」と言っていることを考えると、良いものをつかむという意味にもとれますよね! (・∀・)
「カニをつかむ」=「幸運をつかむ」?
この「カニ」が何かの比喩なのでは?・・と思い考えてみました。
「カニ」は英語で「crab(クラブ)」
このクラブを、トランプの「club(クラブ)」と掛けているのではないでしょうか?
その「club(クラブ)」の由来は「club (棍棒(こんぼう))」
「棍棒」といえば、鬼の「金棒(かなぼう)」や孫悟空の「如意棒(にょいぼう)」が浮かびます。
物事を思い通りにできる「魔法の杖」のような意味??
また、トランプの「クラブ」は「クローバー(clover)」の意味もあるので、「幸運」の象徴にも思えます (・∀・)
そしてこの「クラブ」は、ドイツやスイスでは「ドングリ」になるようです。
「club(クラブ)」=「ドングリ」?
以前書きましたが、この「ドングリ」には
「ドングリ」→「クリ」→「宝珠」
・・という意味があるような気がしています。
「宝珠」は「如意宝珠(にょいほうじゅ)」ともいい、「思い通りに宝を出す珠」「あらゆる願いが叶う珠」といわれます。
その件についてはこちら
↓
そんなことから・・
「カニ(crab)」→「クラブ(club)」=「棍棒(club)」
=「ドングリ」→「クリ」→「如意宝珠」?
=「カニをつかむ」→「如意棒・如意宝珠をつかむ」?
「カニをつかむ」とは、もしかしたらそんな意味なのでは・・?
・・なーんて、思っちゃうのでした・・(・∀・)