前回の記事で「鯰(ナマズ)」を取り上げました。
その中で、ナマズが多く生息することで知られる「琵琶湖」には「竹生島(ちくぶしま)」という島があり、そこは弁才天信仰の聖地ということを書きました。
その弁才天とナマズが登場する、竹生島の民話があります。
「竹生島と鯰」
むかしむかし、竹生島の弁天さまは、満月の晩に魚たちを集めて、歌と踊りの会を開いていました。
しかし上手に歌い踊るものがおらず、弁天さまががっかりしていると、湖の底からナマズたちが現れ、琵琶の音に合わせて歌いながら踊り始めました。
ズンドコ ズンドコ ズイズイ ズイ
ズンドコ ズンドコ ズイズイ ズイ
歌も踊りも上手ではありませんが、見ていると楽しくなってきて、弁天さまはナマズたちにごほうびをあげました。
次の満月の夜、琵琶湖中のナマズたちが集まって歌うと、弁天さまも歌い始めました。
弁天さまが歌ったのは、この時が初めてだったそうです。
弁天さまが歌うと、月の光が湖まで伸び、その光の道を天の舞姫たちと楽隊が降りてきました。
そして楽しいうたげが始まり、それは一晩中続きました。
この時から、竹生島にはたくさんのナマズが住むようになり、弁天さまをお守りするようになったそうです・・。
前回、「弁天」という名前には「天界とこちら側を隔てる「弁」」というイメージがある、と書きました。
この民話の「ナマズが歌い踊ったことで、弁天が初めて歌い、天の舞姫や楽隊が降りてきた」というところは・・
「ナマズが振動したことで「弁(=扉)」が開き、天界へのルートが繋がった」
・・と解釈できるのでは?? (・∀・)
また「竹生島縁起」には、
「かつて水底に潜んでいた「海竜」が、「大ナマズ」に変じて大蛇を退治し、島を七重に取り囲み守護している」
・・と記されているそうです。
「鯰(ナマズ)」=「竜」? ( ゚д゚)
「竜」といえば少し前、イギリスのアーサー王の象徴といわれる、ウェールズの伝説の「赤い竜(ドラゴン)」を取り上げました。
「赤い竜」についてはこちら
↓
伝説では、その赤い竜は、水底の石の中に封印され、眠りについていました。
「竜(ドラゴン)は、水底に眠っている」?
そしてまた、前回の考察から、ナマズは平安時代の伝説の琵琶法師「蝉丸(せみまる)」と関係があると思っています。
その記事で、蝉丸を「頭巾をかぶった13番目の特別な坊主」と解釈しました。
ナマズも坊主の頭のように、ツルツルしているのが特徴ですね! (・∀・)
「蝉丸が頭巾を取って、13番目の坊主になるように・・
水底に潜むナマズも、ツルツルした皮を一枚めくれば、
本当の姿 =「竜」が現れてくる・・」
・・そんな意味があるのかもしれません・・?
これが、 ホントの、 「坊主めくり」!? ( ´▽`)
・・なーんて、ね! ( ´ ▽ ` )





















