仏塔の先端についているこのような飾りを「宝珠」といいますね。
そして、こちらの神社の廻縁の高欄の柱などにつけられた飾りは
「擬宝珠(ぎぼし)」というそうです。
(どっちも宝珠と思ってた!(・Д・))
この「擬宝珠(ぎぼし)」の由来については2つの説があり・・
1つは「仏教における宝珠」を擬しているという説。
もう1つは「ネギ坊主」を模して作ったという説です。
「ネギ坊主」とは、ネギの花が球状に集まったものです。
それを「坊主頭」に見立てて「ネギ坊主」と呼ばれるようになりました。
(「ネギ帽子」→「擬宝珠」になったとも)
このネギを、「国花」「国章」にしている国があります。
イギリスの「ウェールズ」です。(連合王国の一つ)
ウェールズの国旗は、印象的な赤い竜が描かれているものですが、背景の「白と緑」は、ネギの色を表しているそうです。
さらに、首都「カーディフ」の市旗には「ネギ坊主」が描かれています。
「ネギ」が国花であり「ネギ坊主」が国旗に描かれている・・
「ネギが神聖視されている」ということでしょうか? (・∀・)
「ネギ」と「竜」は関係があるのでしょうか?
この竜の赤い色と翼からは「朱雀(すざく)」を連想します。
「朱雀」とは、炎の属性を持ち、邪気や悪運を焼き尽くす力を持つ、鳳凰と同一視されることもある神獣です。
もしかしたら同じような意味があったりして・・? (・∀・)
「ネギ」といえば、日本の神職には「禰宜(ねぎ)」という役職があります。
神職の中の祈祷を専門に行う役職で「神の心を和ませてその加護を願う」という意味があるそうです。
「神さまと繋がる役職」?
同じ音の「ネギ」にも同じような意味があったりして? (・∀・)
神さまとつながるネギ!?
「ネギ坊主」=
神とつながる、「 禰宜坊主(ねぎぼうず)」?? ( ´▽`)
ネギの長い部分は「神につながるパイプ」を表し、そこを辿れば「宝珠」に到達できる、ということかもしれません?? (・∀・)