前々回、「三叉槍(さんさそう)」「トリシューラ」はフォークの意味では? ということを書きました。
 
この先端が三つに分かれた槍の形(トリシューラ・トライデント・トリアイナ)
 
              
 
 
 

これに似ているものが浮かびます・・

 

 

高千穂峰の天逆鉾(あめのさかほこ)」です。

 

 

「天逆鉾」とは宮崎県、高千穂峰の山頂に突き刺さっている、穂先が三つある「鉾(ほこ)」のことです。

 

由来については、天孫降臨の際ニニギノミコトがこの鉾で、たなびく雲をかき分けながら降り立つ所を探り、地上に降りて山頂に突き立てた・・など、諸説あるようです。

 

 

         

  高千穂峰山頂に立つ「天逆鉾」

 

 

 

・・フォークが逆向きにささっているようですね!  (・∀・)

 

 

        

 

 

こちらは「鉾(ほこ)」で、三叉槍は「槍(やり)」ですが、どちらも穂先が三つに分かれているので、同じような意味なのではないでしょうか?

 

 

・・そして「槍(やり)」、といえば思いだすのが、印象的なエヴァンゲリオンのシンジ君の・・

 

 

(やり)があれば、全部やり直せる!」

 

 

・・という言葉です。

 

 

そして抜いてはいけない槍を抜き、「ボクが槍を抜いたから・・」と悔やむのです。 (いつも気の毒なシンジくん ^_^;)

 

 

  

 

 

 

この「やり」は、動詞として用いると・・

 

「やり抜く」

「やり投げ」

「やり通す」

「やり遂げる」

「やり残す」

「やり直す」

 

・・と、いろいろな使い方ができますね。(・∀・)

 

 

さきほどのシンジ君が「やり直せる」と思った槍は、ある場所に突き刺さっていました。

 

 

 突き刺さって、以前から「残って」いたわけです。

 

 

これを「槍(やり)」と似たような「杭(くい)」に置き換えてみると・・

 

 

「槍(やり)残す」→ 「杭(くい)が残る」→「悔い(くい)が残る」

 

「食い(くい)が、残る」?

 

 

 「食べ物が、残っている」・・ということだったりして?

 (ムリヤリすぎ?( ´▽`))

 

    

   

     そうくるか?

 

 

 

前回、三叉槍を「フォーク」の意味では? と解釈したので、

「槍(やり)残した」を「食」と関係があると考えてみます。

 

 

→「槍(やり)残した」→「フォーク(で食べた物)が、残っている」

 

 

→ 消化しきれなかった食べ物が(お腹の中に)、「残っている」

 

 

→ 残って、固まって、「詰まっている」

 

 

それが、「詰み」→「罪(つみ)」

 

 

       

          

 

 

 

「罪」=「消化不良」?  「食べ残し」?・・( ´▽`)

 

 

 

そこにカビが生えたり、虫が湧いたりして発酵し、お腹が「腐海」状態になっちゃうよ! ・・みたいな・・(゚∀゚)

 

 

 

 

 

  

 

 

もしかしたら「三叉槍」は、そんな注意を促しているのかもしれません・・?(なーんてね!( ´ ▽ ` ) )

 

 

食の詰まりを解消し、役目を終えたフォークを抜いて、逆向きにして突き立てる・・(=槍を直す)

 

 

腐海が透き通る海に変わり、槍を直せば、何かをやり直せるかもしれません!? ( ´ ▽ ` )

 

 

   

  汝の神殿を清浄に ♪

 

 

 

・・またまた『意味不明』な、ムリヤリ解釈、でした!( ̄∇ ̄)!

 

 

 

 

 

・・余談ですが、

 

「天逆鉾(あめのさかほこ)」は呪術廻戦にも登場します ♪ (・∀・)

 

 

    

                                                はい、お疲れ!

刃が一本欠けた「天逆鉾」 伏黒甚爾の武器・特級呪物!^o^