これまで、人の体に棲み寿命を縮める虫「三尸(さんし)」について、いろいろと書いてきました。
この虫はもしかしたら「刺す虫」なのでは? と思えて・・( ゚д゚)
ちくっ!
・・そんな比喩に思える話を取り上げてみます (・∀・)
「スクナヒコナ」がモデルといわれる身長3㎝ の「一寸法師」。
鬼に飲み込まれた時、お腹の中から針で刺し、退治しました。
「刺して死ぬ o r 眠る」という物語。
「日本神話」
機織り娘のワカヒルメは、機織りの道具「梭(ひ)」が体に刺さって死んでしまいます。
同じような話の「眠り姫」
王女は、紡ぎ車の「錘(つむ)」が指に刺さり、100年の眠りに落ちます。
これらは「刺す虫」の比喩なのでは??
虫が体の中を刺して悪さをする・・?
「鏡の国のアリス」でも、もしかしたらそんなことを言っているのでは? と思っちゃう文章があるんです。
アリスが鏡の国の汽車に乗っていると、耳もとにものすごく小さ声が聞こえてきます・・
「君は友だちだよね」
「昔から仲良くしてきたじゃないか。
だから、僕にひどいことをしないよね、虫だからと言って」
「どんな虫さんなの?」
アリスは、少し気になってたずねました。
本当に知りたかったのは刺す虫なのかどうかだったのですが、そんなことを聞くのは失礼に思えたのです。
体の中を刺す虫・・??
「獅子身中の虫」という言葉がありますが・・
「ミクロの存在に中から攻撃されると、敵わない」
「内からの攻撃には抗えない」
・・そういうことを表しているのでは・・?
なんて思ってしまうのです (どうかなあ?(・∀・))
虫を出さないとね!