「ラビリンス」3 です ^ ^
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「ラビリンス(迷宮)」について、さらに考えてみました。
「迷宮」「迷路」、と聞いてまず思い出すのが、
「不思議の国のアリス」の「赤の女王の庭園」です。
物語の終盤、アリスは迷路のような庭園へと導かれます。
この庭園では女王の意向で赤いバラを植えることになっていて、間違えて白いバラを植えてしまったトランプの兵隊たちが、慌ててバラをペンキで赤く塗っていました。
(・・じゃないと首を刎ねられますからね! ( ̄∇ ̄))
前回から「迷宮=脳」と考えているので、この「赤」という色は、「血液」の比喩、ということができるかもしれません?
バラを赤く塗ることは、血液が脳内を流れていく様子?? ( ゚д゚)
(だから白いバラはNG ? ^_^;)
「アリアドネの糸」が赤ならば、もしかしたら同じことを言っているのかもしれませんね??
ラストシーン、アリスは赤の女王やトランプの兵隊たちに追われて、迷路をぐるぐる回って逃げていきます。
そして、扉の穴から自分が眠っている姿を目撃するんですよね〜 (謎!^_^;)
脳の回路を回って、眠りから醒めるという意味でしょうか??
もう一つは、「レディ・プレイヤー 1」に登場する「アドベンチャー」というゲームについて。
主人公のパーシヴァルは、最後の鍵を手に入れるため、「アドベンチャー」というゲームをプレイします。
「アドベンチャー」をプレイするパーシヴァル
「アドベンチャー」は実在するファミコン以前の家庭用ゲームです。(1980年発売)
迷路のような舞台を進んでいくゲームで、現在でも評価の高い、名作だそうです。
最後の鍵となるイースターエッグが、このゲームに隠されています。
結局、探していた「イースターエッグ(このゲームの場合は製作者の名前)」は、ゴールにではなく、あえて迷路をぐるぐる回ることで発見できました。
ゴールには隠されていなかったわけです。
(最速でゴールしてしまうとかえって見つけられない
= 迷路をまんべんなく歩き回ることこそに意味がある)
・・もしかしたら、 迷路をぐるぐると歩き回ることは、脳の回路を全方向に開く比喩なのかもしれません?? ( ゚д゚)
「ラビリンス(迷宮)」とは、ぐるぐると回りながら進むことで、脳を覚醒へと導いてくれる「回廊」なのかもしれませんね・・?? ^ ^
目指せ覚醒!! ^ ^