アイリストは何歳までできる？
サロンブログでアップされているまつげエクステの施術写真です エクステだと分からないくらいのナチュラルな感じをご希望される方は、意外と多くいらっしゃいます 「こんなに存在感のないエクステで大丈夫なのかな」と心配になるくらいで大満足されるんですよね お洋服屋さんに行って、「こんなの誰が買うのかな」と思うような洋服が売れていたりするのと同じですよね 自店にマッチしたお客様に早い段階で見つけてもらい、実際にご来店いただくことは、サロンを安定経営させていくためにマストですね＾＾
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ナカシマです（ナカジマではありません）
最近、スクールのお問合せの中で、多くなってきているのが、
「美容師免許を持っているのですが、アイリストは何歳までできるのでしょうか」
というものです
アイリストは、他の美容施術に比べて、体力的に非常に楽です
ずっと座って、暑くもなく、寒くもなく、仕事ができるので、
こんな楽で、楽しい仕事はないと私は思っています
もしアイリストの寿命を決めるとしたら、それは「老眼の問題」でしょうか
老眼が始まる年齢は個人差が大きく、30代～60代と言われています
「30代？」と思われるかもしれませんが、生徒さんやスタッフの中には、
30代前半で老眼鏡をかけなければ、装着ができない人が年々増えていると感じています
私は40歳でこの道に入りましたが、
まつげエクステのスクールの初日に、
自分が老眼だということに気付きました|дﾟ)
日常生活では、普通に、小さな字が暗がりでも読めましたので、
まさか自分が老眼だなんて思ってもみませんでした
まつげエクステの仕事をしなければ、気づかない程度の老眼なのでしょう
まつげエクステはお米に顔を描くような繊細な仕事ですから、
老眼問題は避けて通れません
それさえクリアできれば、一般的な仕事と同じように60歳までは仕事にできると思います
事実、私は今年52歳になりますが、
ガンガン、大好きな施術に入っていますよ（笑）
40歳まで会社員をし、後から美容師免許を取ったので、
そうやすやすとは辞められませんよね＾＾
老眼が進行しないように、食べ物に気を付けて（これはかなり重要です）、
60歳までは大好きなアイリストの仕事を続けていきたいと思っています
老眼問題以外で、アイリストの仕事が続けられなくなる可能性があるとしたら、
サロンのお客様層と自分自身の年齢が合わなくなってくる点でしょうか
多くのまつげサロンのお客様の年齢層はいわゆるF1層（20歳～34歳）です
アイリストの年齢も20代が多く、自分自身の年齢が30歳に近づいていくと、
転職を考え始めたり、アイリストそのものを続けていくかを考え始める方もいるでしょう
回転率重視系のまつげエクステサロンは、
20代前半の頃に勤めるにはいいかもしれませんが、
朝から晩まで７～8人のお客様を常に取ることに疑問を感じるようになったり、
もっとデザインや技術力などを磨いていきたいと考えるようになったり、
ひとりのお客様にじっくり向き合うような仕事がしたいと思うようになるのは自然な流れです
周りのスタッフやお客様を見渡しても、40代以上の人が少ないと、
自分自身の将来を重ね合わせることが難しいのは当然ですよね
私も会社員時代は、自分より年上の女性管理職を見て、
「あそこまでは行けるんだ」と思っていましたから
もしも、自分の周りが若い女性だけで、管理職は男性だらけなら、
管理職を目指そうなんて思わなかったでしょう
男性の中に混じって、企業戦士と言われるくらい、
仕事一筋だった私ですら、そのような状態ですから、
女性ばかりのアイリストだと、自分だけが年を取っていると感じるのは辛いかもしれません
かと言って、みんなが独立を目指すタイプでもありませんよね
純粋に、アイリストのお仕事が大好きで、
お客様を綺麗にすることが大好きで、というタイプでしたら、
長く働けそうなサロンに転職するのもひとつの方法です
それでも、さすがに40歳過ぎての就職は難しいかと思います
もちろん、可能性が全くないわけではありません
容姿が30歳代前半くらいに見えれば問題ありませんし、
老眼も進行しないよう、常に自制するようにすればいいですよね
ですが、今のまつげエクステ業界は、
未経験者が積極的に採用されるのは20代前半の話です
40代は経験者でも就職が厳しいですから（たとえ容姿が若々しくても）、
技術力も、上まつげのシングル付けだけができればいいというものではありません
下まつげやボリュームラッシュ、リフトアップ系、まつげパーマなど、
多彩なスキルを持っていないと、残念ですが、
面接までいけない可能性は大きいです
20代前半と40代の応募者が来たら、
多くの経営者は迷わず20代前半の方を採用するでしょう
では、20代前半の未経験者と40代経験者だったら、どうでしょうか
その場合は、中身を見てもらえる可能性は高いと思います
履歴書に貼られた写真をガン見して、自店で働くにふさわしい外見かどうかを判断し、
それから、経歴やできる施術内容などをチェックし、面接するかどうかを決めます
自分自身とサロン（お客様層が30代半ば〜50代が中心）とのマッチングがうまくいけば採用され、
長く勤められる可能性は大でしょう
ご参考になれば幸いです
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