第六段階 自信をもつ
●練習に裏付けられた自信

●自分自身を信じること
自分自身を信じること。絶対に勝てると。その自信は必ず行動に表れるもの。かつてないほどトレーニングを積んで臨んだレースは必ず結果が出る。その自信は厳しいトレーニングによってもたらされたものであるから。その裏づけがなければそれはただのたわごと。うそっぱち。おおぼらふきで終わってしまう。
●自分は“できない”なんて貴方の辞書からはずせ
もうあなたはこれ以上できないとか・これ以上は速くならないだとか、そんな証拠はどこにもないし、やればできる。だってそうじゃない?10年前に誰が100mを48秒台で泳ぐことを予想したの?それはなしえないのではなくただやったことがないからにすぎないのだから。あなたもいっしょです。いままでやったことがないならそれは可能ということ。できないと思うんじゃなくやればできると自分を信じること。
すぐに愚痴を言い出す人。「いや~最近の調子じゃ~ちょっと難しいわね~」「まだそんな泳ぎしたことないから~できないわ~」「多分自分には最初からできないと思うの~」なんて弱気の虫は捨てて。自分の限界に挑戦しよう。そしてできないなんて言葉はあなたの辞書から捨てちゃいなさい。ホントに。
第五段階 不安の解消
●練習のつらさを歓迎しよう

●現在の故障箇所をうまく調節する

第四段階 効果的練習
プールサイドにあるペースクロックは貴重な練習用具であることを知れ。自分のいまやっていることを確認するための手段として有効に活用するのだ。練習を重ねるうちに「俺は50mのタイムがどれくらい速くなっているのか?」「200mのタイムは何秒で泳げるようになったのだろう?」と思ったときにそれを知る手段がペースクロックなのです。
コーチがそばについていつもタイムを計ってくれるなんておもっちゃいけません。自分のことは自分でやれ。そして考えろ。
あなたはプールにきて黙々と1時間泳ぎ続けて「よ~し今日の俺はいいねーなんて悦に入って自己満足してるの?」そんな練習いつまでしたって変わりませんよ。
●リラックスして軽く泳げ・しかも速く
たまにはスクールなどに入って仲間と練習するのもいいよね。思いもかけず「あいつ結構速くなってんじゃん」「くやし~よっしゃ~今日のラストのスイムで絶対あいつに勝ってやる」などとテンションをあげてオールアウト(全力)で出し切ることも必要でね~。そんなときも常にいっぱい・いっぱいで泳ぐのではなく、余裕をもって飛ばすというか、例えば50m4本タイムを計る場合に、いろいろ工夫してやってみるといい。要は全部がんばるのではなくリラックスさせる部分とオールアウト(全力)の部分をうまく調節しなさいということ。そうすることによってスイムは力だけでなく、むしろストローク効率を考えた余裕のあるリラックスした泳ぎのほうがいい結果が出ることに気付くかもしれないですよ。常に余裕をもって泳ぐ。これOWSの必須条件なのです。だって苦しい・限界だからって歩いたり、立ち止まって戻ったりすることはできないのだから。