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International Cocos Crossing 2010 報告

2010年5月30日(日)グアムで第20回インターナショナルココスクロッシングが実施された。

今回は30名での参加となった。
競技前日は恒例となった中村カントクによる練習会。タモンビーチに朝、集合してレースにそって具体的なテクニックや泳ぎ方などを学ぶ。






参加者の声:
○目標物の確認の仕方ができるようになった。
○波のキャッチの仕方がわかりやすかった。
○ドラフテイング技術を初めて学んだ。
○同じレベルのスイマーについてゆくことを学べてよかった。
○呼吸の仕方がこれで実践できるようになると思う。
などなど明日のレースにきっと役立つことだろう。




夕刻、リーフホテルの最上階で説明会を開催。
事前の注意事項・ルール・安全上の約束そしてなんといっても中村カントクのアドバイスがやはりメインだ。スタートしてから目標物の確認・方向性・途中のペース・そしてゴール付近のやや深くなった場所からのラストスパートなど参考になる。
ここではココス実行委員会のキース・アンダーソンさんらが出席し、記念Tシャツも配布される。
さ~あ~・いろいろレースだ。
朝が早いから早く寝よう++++++



早朝5:30なのに登録デスクには長い列ができている。
我々はすでにバスの中でナンバリングもすませ、スイムキャップを専用デスクで受け取って、荷物を預けてフェリー乗り場に向かう。絶対にフェリーの第一便に乗るように言われているのでみな乗り場に急ぐ。ココス島まで約10分。

今、ハワイやグアムなどではやっているスタンデイングボードだ。これは従来のライフガードはレスキューボードに乗って、寝ながらあるいは中腰でパドリングをしながら監視をおこなうのだが、これは立っているために目線が高く感情での監視活動にはいい。(但し、波が荒れているときなどはバランスを保つことが難しいのかな~と想像。








レース前のブリーフィングをおこない、すぐにスタートホーンの音。





メデイア船
ココス島をスタートして朝陽を浴びながらゴールを目指す風景はいつ見ても感動するシーンだ。

ゴールでは万一のことを想定してグアム消防局・グアム警察そしてコースガードなどがテントを張って待機してくれているので安心だ。


中村カントクのゴールだ。年令を感じさせない強さだ。


国内レースでもおなじみの彼ら50歳代の中年御三家”中村・水嶋・古川”は今回も50歳代でワンツースリーのフィニッシュだ!!

今年も無事、レースは終わった。
風もなく、晴天で海上はまるで湖のよう。みなさんの結果もよかったようだ。
ぜひ2011年にむけてトレーニングをしてまた出てきてほしい。
ココス最高!!

第八段階 最低基準

●いますぐ実行しようよ

あとでやろうと思っていたんですよ~とかもう少しお金がたまったら購入しようかな~と、そのような考え方は結局何もやらないことへの言い訳に過ぎない。

思い立ったらすぐに実行しよう。毎日・毎回の練習そして各回のドリルはたった一回しかこないのです。そこでやらなければ永遠にそのチャンスはやってこないのです。次の大会・次の練習・次のドリルを大事にして、うまく活用しよう。いったんミスしたチャンスは決してやってこない。今日の練習から何かを得られる絶好のチャンスはたった一回しかないのだ
●すべてあなた次第です
確かにコーチは素晴しいプログラムをデザインしてくれるし、家族もあなたに合わせて協力してくれる。がしかし結局成果を出すのはあなたなのです。やるかやらないかはすべてあなた次第だと。よりよい環境の中でいい習慣をつけ、トレーニングの中から何を得、そして何を行うかの責任はすべてあなた自身なのです。決して誰かがそれを代行してくれることなぞありえないのだから。がんばれよ~。

第七段階 リハーサル

●レース全体をイメージしよう
1回でもオープンウォータースイミングレースに出場したことのある人は誰でもレース全体をイメージすることができますよね。自分のレース全体を振り返るときに重要なことは何でも否定的に物事を捉えないこと。特に体力的にあそこはきつかったとか・あんな波は乗り越えられないとか思わずに、「もしわたしがあそこでイージーハードトレーニングで学んだスピード変化を使って競争相手を抜いていれば勝てたのよね~」「第一ブイを回ったときにぴったり相手についてドラフテイングテクニックを使って後ろにいれば最終ブイをまわってあの人をぶっちぎることが出来たのにね~」というふうにいい面を数多くイメージしてレース全体を考えること。前向きな考え方で心理状態も前向きになり、そして体も自然にそれにつられてゆくものです

●ポジテイブイメ-ジの習慣をつけよう
前向きにイメージし、考える習慣をつけることは何もレースだけをイメージするのではなく、普段の練習から「あの練習のときに自分をもっとぶつけてがんばれればいい結果がでるわね」「制限呼吸練習のときに左右の交互呼吸を習得してしまえばレースで水を飲むこともなくなるわ~」というふうにこうすればベターになるという考え方でイメージをしてゆこう。これぞまさしくポジテイブシンキングの真髄です