先生あのね -43ページ目

国語のテスト

先生あのね、
国語の教科書が配られるときは
すごくうれしかったものです。


今年は どんな物語があるのかな
挿絵をチラ見しつつ
これから出会う物語に期待が膨らんだものです。


教科書とは別に
テストの長文では違う形の出会いがありました。
良いところの抜粋。
抜粋という手段も賛否両論あるかと思いますが、
善し悪しや、問題に答えられる答えられないの問題じゃないと思います。

強制的にでも、色々な物語に出会えるチャンス
ちょっと興味を持てば、それでいいのです。
興味を持って、もしその本を読んでみようと試みてくれたら万々歳です。


テストから長文が無くなるそうです。


著作権の問題で、

なんとテストを始めたら
ここに載るはずの文章は教科書にあるので、
教科書を出しなさいと言われるそうです。


教科書は机の中に入れるな
教科書が入ってるカバンは遠ざけろ
教科書に触るな!全員手は後ろに組め!

っとまでは言ってないと思いますが、
テスト中の教科書が、禁じ手でなくなりました。


テストに引用される、
教科書に掲載される、
教育の一助となる。


これを経済的な保障制度である著作権法の下で
語られてよい問題なのでしょうか



作家の方々には、英断を期待します。



先生あのね、
国語の教科書で一番の楽しみは
太いだけに使える一番の楽しみは、



ぺらぺら漫画でした。



jump












一家に一台ロボット

先生あのね、
一家に一台ロボットの時代だそうです。


一家に一台のロボットが
どんなロボットかと思いきや!


wakamaru じゃないですか!


これまたタイムリーに万博に登場していた
wakamaruです。


三菱未来館のナビゲーターとして
登場していた wakamaru が
一家に一台 になるそうです。






はっきり言って



いりません。



wakamaru 1号はオチャラケ系
wakamaru 2号は4ヶ国語(日本語、英語、北京語、韓国語)話せます。


これが一家に一台あったら何か助かるでしょうか?


こっちの要求は

掃除しろ!
風呂わかせ!
おいしい料理作れ!



おまえ 2号 おまえや おまえ !


何しゃべってんねん!ぼけ


そこ! おちゃらけてんな 1号!



と怒声が飛び交う家庭になるのは必至です。


先生あのね、
僕が欲しいロボットは
いえ、正確には、ロボットの一部のツール、、、



ドラえもんの四次元ポケットです。






ドラえもんはいりません。





台風17号

先生あのね、
学校休めると思って
台風15号に 期待 していたんですけど、

知らない間に数字が 2つ も上がって


台風17号が来ていますが、、、




18gou asahi.com より



綺麗に それちゃってます。





ってだいたい 休みに来ているので




そもそも意味がありません!!






国勢調査

先生あのね、
国勢調査が行われるみたいです。
お母さんが記入していたのを
横で見ていました。

国の勢いを調査するのだから
ものすごいことを聞くのかと思ったら
そうでもないみたいです。

てっきり

あなたは何人と喧嘩しましたか?
先生に逆らうことはできますか?
休み時間に堂々と大問題解決 できますか?

などかと思いました。


先生あのね、
これではやっぱり勢いが付かないと思うので、

バイクに乗ってるお兄さん達に習って、
僕の事業内容は






勝牙狗生 と書いておきました。





愛・地球博のリニモ

先生あのね、
愛・地球博に行って来ました。
35年ぶりの万国博覧会(愛知万博)で、
本当の名前は「国際博覧会」だそうです。


今回は怒りの筆を執ることになりました。


楽しくなかったとは言いません。
ほんとに楽しかったです。
いろいろな国のパビリオンと
日本の一流企業のパビリオンが揃えば、
誰にでも響くものがどこかにあるはずです。


しかし大きな問題がありました。


それは交通手段です。


あれだけリニモを前面に出しておいて

リニモが3両だったことが許せません。



メインの交通手段は
地下鉄東山線からリニモになると

100人が 100人予想できたと思います。


21時に全てのパビリオンが閉まると
一斉に帰省ラッシュが始まります。


まず万博会場前の駅につくまでに
すでに長蛇の列です。


まるで日立のパビリオン(一番人気パビリオン)に
並ぶような列が駅に向かいます。


周りから聞こえてくるのは
あと何回の折り返しかと
すでに何分ならんだかという
カウントばかりです。


一刻も早く帰りたいという執念が
横に長い列の合間をすり抜けます。


子供は泣き出し、


ハイヒールを履いていた彼女は彼氏に愚痴り出し、


おばあさん達は期間フリーパスの写真が遺影になりかけます。





このような阿鼻叫喚の中
皆の恨みの視線が向かうのは



6分毎に来る3両のリニモ





この場合時間を責めるべきか、
車両数を責めるべきか、


僕の結論は車両数です。


なぜなら藤が丘で接続される
東山線の電車は6両編成だからです。





3両
6両
万博公園 藤が丘 名古屋市内方面


万博公園から離れれば離れるほど、
交通手段や、帰る方向が拡散するため、
この場合もっとも力を入れるべきところは
万博公園から藤が丘路線なはずです。
ボトルネック、律速過程とはまさしくこのことです。


三両編成の言い訳が、

はじめてだったから
磁石で動く電車を買うのが
高くて高くて

という小学生でも思いつくような理由でなかったことを祈ります。


それなら会場内をおもちゃ程度に走らせとけ!
あふぉんだらと言いかねません。



さらによりによって、
車両の進行方向に対して、
垂直に椅子が設置されており、
その椅子も折りたためず、


なぜか老人と女子供がひしめく中、
椅子に座り、眠った振りをする屈強な男の二人組
という地獄絵図が展開されます。


先生あのね、

この現実は、


この阿鼻叫喚の地獄絵図は、





この愛・地球博は人には厳しすぎました。