舞台『ナナシ-第七特別死因処理課-』の初日公演を見てきました。
銀劇3階2列目のセンターブロック通路側で全体はよく見えたけど、やっぱり手すりが視界の邪魔で舞台手前で演技されると見えないので、3階も見切れ扱いで売ってほしいなと思う…。
でも入場者特典の立花くんver.がもらえる回はこの回しか
チケット取れなかったのでよしとします(偉そう)
2023年1月、2.5次元をリードする俳優たちが「舞台」を飛び出して新たな映像作品に挑戦する実験場として始動したDMM TV「2.5次元的世界」。その企画のオリジナルドラマ第一弾として配信された「ナナシ-第七特別死因処理課-」が遂に舞台化!
ドラマ版では、エリート死神が、ポンコツ死神たちが集まる第七特別死因処理課(通称“ナナシ”)に異動になり、日々葛藤しながら人間の生きる姿を見つめ成長していく姿がユーモラスに描かれましたが、舞台版では第七特別死因処理課の結成当初の物語が描かれます。第七特別死因処理課のメンバーには、ドラマ版より続投の立花裕大、田中涼星、福澤 侑、永田聖一朗、高橋祐理、相澤莉多が出演。新キャストとして、死神でありチョッキューの同期・カンセイ執行官 役に糸川耀士郎、口が悪く気性が荒い天使・ダラク監察官 役に廣野凌大、ダラクの部下の新人天使・オザキ監察官補佐 役 に森下紫温が出演。
演出は松崎史也さん、脚本は亀田真二郎さんのエーステコンビ。
ドラマ版は7話構成で、正直もっと凝縮できそうというか、おそらくだけどネットドラマの予算なので同じような画が反復されがちで間延びしてるなと思ったのですが、
舞台版は約2時間の一幕構成で、歌やダンス、映像でうまくメリハリがついていてテンポよくとても見やすかった。
「人の命を奪う死神」というどうしたってネガティブな設定をどうポジティブな物語にして帰結させるのか?という難しさも、さすが亀田さんで後味悪くならずかつ笑えて泣ける脚本で、最後までずっと楽しく見られました。
ナナシメンバーキャストたちも全員キャラクターへの理解が深まって、表現もさらに濃くなって、いい塩梅にはっちゃけたなという印象。
キャリアにかかわらず、力み過ぎずのびのび演じているなという気がしました。
それは初日のカーテンコールにも出ていて、座長の立花くんが大らかに自然体で場を仕切って、続くメンバーたちも変に恐縮せず、かといっていきった発言するわけでもなく、すごく和やかな雰囲気だなと思いました。
舞台から加入の耀士郎くんは今までにない役どころだけど(そこは亀田さんなので)最後にちゃんと憎めなさを出せてるしそして上手いし、廣野くんはいつものおらっとした感じではあるけどやっぱり場をぐっと自分に引き付ける力があって、後輩役の森下君との掛け合いもすごく良かった。
あとやっぱり2番手の涼星くんが上手!
シリアス、コメディの切り替え、匙加減もうまいし、いつも思うことだけれど彼が舞台にいてくれると安心感あります。
ナカサチさんの衣装もおしゃれで白ベースのセットと合ってて素敵でした。
🔥ナナシ初日ありがとうございました🔥
— ナカサチ. (@nakahara_sa) October 27, 2023
新たに天使も加わり、ドラマから舞台へ、衣装もこうして皆さまに間近で見てもらう事ができてとても光栄です!
千秋楽まで、怪我のないよう、楽しく駆け抜けてください!たくさんの命、大切に。
どうぞよろしくお願いします👼#舞台ナナシ https://t.co/5eFbtimERq pic.twitter.com/WZN2j5D9SH
舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」
公演期間
2023年10月27日(金)〜11月5日(日)
劇場
天王洲 銀河劇場
CAST
立花裕大
田中涼星
福澤 侑
永田聖一朗
高橋祐理
相澤莉多
森下紫温
廣野凌大
糸川耀士郎
アンサンブル(※50音順)
瀧井楓馬
田中翔大
広瀬 蓮
山下 凌
STAFF
演出:松崎史也
脚本:亀田真二郎
音楽:KYOHEI
振付・ステージング:福澤 侑
美術:松生紘子
照明:大波多秀起
音響効果:天野高志
映像:荒川ヒロキ
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:瀬戸口清香
歌唱指導:YAKO
演出助手:山﨑絵里佳
技術監督:堀 吉行(DDR)
舞台監督:須田桃李 中田桃菜(DDR)
宣伝美術:LT Graph
宣伝写真:大柳玲於
ロゴデザイン:岩﨑 祐(SAMPRAS DESIGN)
制作:S-SIZE
主催:舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」製作委員会