東京芸術劇場シアターウエスト『朗読活劇 信長を殺した男2023』 | ANNEX324

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都内在住30代。買いものや観劇の記録など

 

シアターウエストで上演された『朗読活劇 信長を殺した男2023』を見てきました。

 

 

『朗読活劇 信長を殺した男 2023』が4月27日(木)~30日(日)に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

本作は、コミック作品「信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~」の朗読活劇化。2021年に上演され、今回新たな出演者で行われる。400年以上もの間、希代の逆賊と云われ続けてきた明智光秀。彼はなぜ本能寺にて主君である織田信長を討ったのか? 日本史最大のミステリーと云われる“本能寺の変”の本当の真実とは…。

主演の明智光秀役はダブルキャストで、“チーム桔梗”は相葉裕樹、“チーム木瓜”は陳内将が務める。“チーム桔梗”の織田信長らの役は立花裕大、豊臣秀吉らの役は安井一真、徳川家康らの役は加藤良輔、煕子/玉(ガラシャ)役は小宮有紗、“チーム木瓜”の織田信長らの役は健人、豊臣秀吉らの役は吉高志音、徳川家康らの役は葉山昴、煕子/玉(ガラシャ)役は黒沢ともよが名を連ねた。三味線の山影匡瑠は両チームで出演する。

 

 

 

シアターウエストは池袋駅地下2b出口と直結なのでアクセスがいい!

座席はI列10番台(以下画像赤枠)で、小さな劇場ですが段差もきちんとあり、肉眼でも十分よく見える距離でした。

 

キャストは2チームに分かれたWキャスト制で、私が観劇したのは明智光秀が相葉裕樹さん、織田信長が立花裕大さん、豊臣秀吉が安井一真さん、徳川家康が加藤良輔さん、煕子/玉が小宮有紗さんのチーム桔梗の回。

 

朗読劇は台詞がうまい人じゃないと集中して聞いていられないのと、正直人気のある俳優さんを使いつつ稽古時間と製作費は低コストで収めたい企画という印象であまり好きではなかったのですが、

今回は手に持った本をただ読み上げていくという感じではなく、講談スタイルでテンポよく進むのでダレずに最後まで楽しめました。

信長だけ座る席が櫓のようなセットの上だったり、三味線の生演奏だったり、演出の工夫が色々あったのもよかった。

 

 

グランドミュージカルでも着実に実績を積んでる相葉さんが声量や感情表現まで貫禄たっぷりだったはもちろん、推しの立花くんはモブキャラやナレーターの時と信長の時の演じ分けもさりげない切り替えでうまいなと思ったし、元々の声量と喋り方が落ち着いているので時代劇向いてるなーと思いました。

それと安井一真さんはあんステの日々樹渉しか見たことはなかったのですが、癖のある役を思い切り良く生き生き演じていてとてもよかったです。

今回は桔梗チームしか見るチャンスがなかったけれど、同じ役を木瓜チームがどう表現したのかも気になりました。

 

あと衣装が色とりどりな感じではなく、ほぼ全員ダークグレー系、信長だけマントの裏の赤が差し色で全体的にシックに統一されていたのも好きです。

 

グッズが写真撮影OKなの珍しかったので。