学生時代から抱えている悩みなのですが、心で感じている思いと実際に表に出ている表情に違いがあることです。
体験談を話しますが、高校生の時に部活で先輩から嫌味を言われたのですが、鈍感だった私はそれが嫌味だと気付かずに何も感じませんでしたが、部活友達から「先輩から嫌味を言われた時に泣きそうな顔になっていたよ」と言われました。
私は泣きたいとも悲しいとも思っていなかったのになぜ表情は泣きそうになっていたのでしょうか。
最近の話ですが、バイトが忙しくててんてこ舞いで頭が真っ白の状態の時にレジ接客をしたのですが、心は疲れ切ってて何も考えられない状態だったのですが、お客様から「なんで怒ってるの！？」と言われてしまいました。
私の心は怒っていなかったのですが、表情が怒っていたようです。
こういう風に実際の心の状態と顔の表情に差があるのです。
この状態が続けば誰かに迷惑もかかるだろうし、何よりも人にこの悩みを打ち明けても理解されないだろうし、どうして私はこうなってしまったのかずっと悩んでいます。
ご訪問頂き心より感謝いたします。
心の悩み相談をスピリチュアル霊的人生観で回答するエンジェル杏子です。
あなたが幸福を見つけられますように。
あなたと出会えて感謝の気持ちでいっぱいです！
それでは、エンジェル杏子のスピリチュアル回答です。
■心の状態と表情の違いについて ■
これは不思議な事でもなんでもありません。
人間の意識には、潜在意識と表面意識があります。
それぞれの意識は関係しあっていますが、全く同じにはならずにズレているのが普通です。
潜在意識は自分の本当の本心であり、表面意識は取り繕うことができる建前の意識ですね。
仕事をするときは、普通は自分の感情をあまり出せません。
怒ったり、悲しかったりする事を、仕事の場に出してしまうとトラブルになりますから、普通は感情を押しつけて建前である表面意識で仕事をしています。
しかし、言葉や行動は建前でとりつくっても、心の奥で考えている事は表情に出てしまいます。
ご質問者の方の例で考えてみましょう。
まず先輩から嫌味を言われたときに泣きそうな顔になっていたですね。
そのとき、表面意識では何も感じていなかったとのこと。
しかし、心の奥では傷ついていたのだと思います。
でも傷ついたことを表現したら、もっとカッコ悪いので何も感じないように感情を封印したのでしょう。
しかし、心の奥にある潜在意識の気持ちが、表情に出てしまって、泣きそうな顔になったのでしょう。
次の、お客様から、なんで怒っているのといわれた件ですね。
表面意識では忙しくて何も考えていないと思っていたとのこと。
しかし、潜在意識では、なんでこんなに混んでいるんだとう、もっとバイト増やせば・・・とか考えていたのかもしれません。
つまり、表面意識は何も考えていなかったけど、潜在意識では怒っていたのでしょう。
それが、無意識に表情として表れてしまったのだと思います。
これは誰にでもあることですが、とくにご質問者の方は感情を封印する傾向があるようですね。
おそらく何かトラウマがあるのだと思いますが、自分の感情を乱さないように、想いをコントロールしているのでしょう。
しかし、本当は心の奥で、傷ついたり、怒ったり、悲しんだり、文句を言ったりしているのです。
しかし、表面意識はそれを知らんぷりして、封印してしまうのですね。
しかし、心の奥で思っていることは、表情にでてしまうわけです。
ご質問者の方ではありませんが、もっと経験を積むと、表情までコントロールする方もいます。
しかし、霊感の強い方には、ばれてしまうでしょうね・・・。
大事なことは、本当の自分の気持ちを理解しようとすることです。
潜在意識で考えていることを表面意識でも感じられるように意識することですね。
しかし、いつもは感情を封印しているので、分かりにくいかもしれません。
感情を押しつぶしてしまう理由は、きっと感情を表現したら怒られた経験があるのだと思います。
幼い頃に、ご両親か、先生か、分かりませんが、怒ったり泣いたりして、怒られたのでしょう。
だから、感情を表に出したらいけないんだと考えてしまったのです。
これは、エンジェル杏子も同じなんです。
自分の感情を抑えまくり、いつも平然としているのに、顔は怒っている・・。
20代前半の頃、初めて車を買った時に、販売店の方が記念写真を撮ってくれたのです。
花束とケーキを渡されて、「はいチーズ」で笑顔の写真のはずだったのに、現像されてきた私の写真は怒っているような顔・・・。
私はびっくりして、この表情は何なんだろう？
そう思って自分の顔を鏡で見たら、笑顔が出来ないのです。
笑顔を作ろうと思っても、顔が引きつって笑顔になりません。
これもびっくりして、私は笑顔が出来ない顔になってしまったと驚きました。
さすがに、これはまずいと思って笑顔の練習をしましたよ。
表情というのは、訓練で笑顔が出せるようになるので、鏡を見ながらやってみるといいですね。
そして、心の方も見つめてみましょう。
日本の一般的な親は子供に注意をします。
「泣いたらいけません！」
「大声を出してはいけません！」
「なに怒っているの！」
「我慢しなさい！」
このようなことを普通に言います。
これは大人の社会人としてマナーを身に付けないといけないからです。
しかし、大人になったら、そのままではダメですよ。
仕事や家の外では、感情をそのまま出していたら危ない人です（笑）
しかし、自分一人になったとき、自分の感情に嘘をつく必要はないのです。
怒っているなら、怒っている自分を受け入れましょう。
そして、何を怒っているのか、考えてみるといいです。
悲しい時は、我慢しないで泣きましょう。
自分がなにを辛いと思っているのかはっきり自覚して口にだすといいです。
涙を流すとスッキリしますよ。
そして、感情を出してもいいのですが、大事なことは原因を探ることです。
まずは、自分が本当は何を考えているのか、ノートに書き出してみましょう。
思いつく事を、そのままノートにどんどん書いてみてください。
誰にも見せないのですから、自分の心に正直に、考えたことを書いてみましょう。
そうすると、自分の本心が分かります。
まずは、そこから初めてみてはいかがでしょうか。
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