眉メイクに当たって超大前提で、一番大事なことではないかと思います。
細眉を経てきた世代だと難しく感じるかもしれません。
それは、眉の角度です。
【はじめに】
片方の眉を例にとりますね (ここでは常にこの配置での話)。
形に関わらず、眉頭の下〜眉尻の下のライン---をだいたい揃える、と頭に入れておきますしょう。
【前提】
いまは多少太め、細めはその時々でありますが、自然な太さで、自眉を活かした眉の形で良いとされています。
(自然な平行眉か自然なソフトアーチ眉)
しかし大前提は、なだらかな起伏の少ない眉です。
これは雑誌などの媒体ですぐに確認できると思います。
メイクが重視されていないであろう、フリー画像の眉でさえ、なだらか眉です↓
【チェックポイント】
眉山とまぶたとの距離が大きく離れていないでしょうか。
つまり眉頭から眉山に向かって角度をつけすぎていないかどうか?です。
(少しは角度がついている方が自然です)
【急角度眉の特徴】
別の言い方をすると角度をつけすぎると眉山下の△のエリアの空間が広すぎることになり、余白ができてしまいます。
角度をつけて上へ登って行くような眉を描くと
眉山〜眉尻にかけて下山(?)も急降下になり、ーーーの地点まで来る頃には、眉尻の長い眉毛になってしまいます。
この眉尻長め眉が、昔風眉の大きな特徴でもあり、ナチュラルさのない印象を作ります。
[急角度眉]
[なだらか眉]
【昔の細眉時代】
①細眉=眉の面積が狭いので、急角度の余白眉でも悪目立ちしにくかった。
②眉頭を今より目の方に近づけて描いていたので、目と眉の距離を縮める錯覚が作れていた(余白が薄まる)。
今現在、超細眉の人はほぼ見かけなくなりましたが、角度はそのままになっていることがあります。
幅は昔より広く変えているのに、眉の軌道は変わっていないないとなると、上記①②の効果が得られなくなっているということなんです。
これが形の決まらなさに直結しています。
(骨格的な欧米の方々は全く別前提で、日本人の顔立ちに限定しています)
というわけで、眉の形で一番大事なことは、角度を緩やかに。
✖️眉尻を上げずに
⭕️押し下げてください。
関連
こちらでも解説しています
骨格的に自然な空間はもちろん必要です
極力抜かずに 残しましょう
自眉通りに描かなくて良いの
描き跡を残さない=スクリューブラシ活用
長さ 幅 濃さ
眉山を強調せず自然に
リップメイク
春メイク🌸❶