色々なコスメ、メイク情報を見ていると、がんがん出まくるキーワード第1位の体感がある(今現在)のが透け感です。
そのわりにはちょっと抽象的な雰囲気があるので取り上げてみました。
最近のコスメはマットでも透け感ありますからね。
ちなみにこれはポイントメイクによく使われる言い回しであって、ベースメイクだと透明感になる印象が強いです。
リップはしっかり色を乗せられるため、わりと色々なパターンがありますが、チークやアイシャドウはとにかく透け感命。
では透け感ってどういうことか、再確認。
以下、4パターンの例を挙げます。
これ(下敷き)は透け感がありません。
つまりこれを上に置いた場合、下のものは見えなくなりますよね。
こちらは暗記用の下敷きのため、透け感があります。
よって下に書かれた文字が見えるようになります。
こんな感じ。
もうひとつの例。
上の下敷きと同じ原理になっていますよね。
フリー画像からお借りしています
次の例。下敷きに似てますが、
ベースの黒は全く同じ■
上に重ねた■の水色は2つとも同じ色です。
2枚目は■の色は変えず、透けさせるように作りました。
全く同じ色で透明度を上げるだけでこんなに変わりました。
透け感が強いほど、色の主張は弱まります。
下の色が透けて見えてしまうのですから。
透明度の高い海と濁った海をイメージしてみても良いかも。
前者は海の中の魚や砂が透けて見えると思います。
で、この透け感があるアイメイク、透明感があるベースメイクにするんだよ、って言われているわけです。
ということは、肌が透ける必要がありますよね。
海[コスメ]と魚[肌]の関係です。
アイシャドウで重ねても色が主張してこないものもありますが、それはこの状態(透け感)を狙っているからです。
ベージュやブラウンは肌に近い色なので良いのですが、寒色などは特にこうして色をマイルドにして、不自然さを軽減できるように作られているものも最近は多いです。
(もちろん全てではありません)
これ、ひとつ大きな問題がありまして…
肌状態が問われているということでもあるんです。
つまりベースを整えておかないと、透け感どころかくすみが増してしまいます。
コスメで部分的にくすませるのはありですが、自分のベースがくすんでいるとポイントメイクが全く映えないので…。
ポイントメイクの映えはまずベースから。
と言っても、厚塗りということではなく。
なぜならそのベースメイクさえも透明感が求められるので、肌を覆い尽くしてしまっては…ということになります。
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