称名寺に行きました。
三渓園の梅は、牛頭山妙法寺から移植されたものだそうで、思えば、ご縁は結ばれていたのですね。
三渓園の梅
(去年は三渓園に梅を愛でに行ったのですが、いつか書こうと思っているうちに、調べることに夢中になってしまって、ブログにあげていませんでした💧書けるかしら、どこかで。)
をくぐりますと、長い桜並木が続きます。
突き当たりには仁王門が見えます。
この仁王門の仁王像を、
日荷聖人が、これこそ身延山に相応しい仁王様だと思い、
囲碁が得意な称名寺のお坊さんと、日荷聖人とで掛け囲碁をして、
日荷聖人は囲碁のルールをしりませんでしたが、称名寺の金堂の天井の染みの模様を見て勝負をしましたら勝って、
称名寺の和尚さんの気が変わらぬうちに、大急ぎで
身延山久遠寺の三門に運んだのだそうです。
身延山久遠寺三門
その、仁王像
牛頭山妙法寺
の、仁王像を運ぶ日荷聖人
身延山久遠寺の仁王像と大きさも雰囲気も良く似ています
そして、仁王像を運んだ日荷聖人は、日蓮大上人から上人の名前をいただいたとの事です。
さて、この日、私はとても気になっている事がありました。
その後の称名寺の仁王門の仁王像の事です。
じゃーん
でっかくなっていました
やっぱりね〜
鎌倉時代に再び作られた仁王像の
大きさは4mで、しゃがまないとお顔が見えません。
浄土式庭園が美しい称名寺です。
この前来た時は、ブラタモリの撮影が始まったので、テレビだ〜という感じで、楽しい思い出にはなりましたが、お参りはちょっと忙しかったのです。
金堂の中の天井の染みは見えなかったです。(暗くて)
御本尊は弥勒菩薩様で秘仏です。
釈迦堂
のセンターは、
お不動様でした。化身ですものね。
前回、気づかずに見ることができなかった、鎌倉時代の隧道も見られました
そして、いよいよ、前回立ち寄る時間が無かった、金沢文庫へも行かれました。
称名寺には、文庫の他にもたくさんの宝物がありまして、御本尊の弥勒菩薩像以外は全て金沢文庫に収められているのだそうです。
御本尊の弥勒菩薩像も実物大のレプリカと、本物のパネルの展示があります。
金堂の壁画も展示されています。
帰り道、
もうひとつ気になっていて、お参りをしてわからなかった事を尋ねに社務所へうかがいました。
称名寺のいう名前の由来は、
名前をお唱えする、阿弥陀様に由来するものなのですが、
境内図には阿弥陀堂が無かったのです。
ご住職のお話ですと、この丘の辺りにかつて阿弥陀堂はありましたが、現在は無く、その跡を示すような塚も無いとの事でした。
(写真は秋にお参りした時のものです。)
みたいな〜
知りたいな〜
を回収できた
楽しい一日になりました。
お読みくださいましてありがとうございました。
次回は飛び石で、称名寺からの極楽寺を書いてみようかなとおもいます。