行きたいなと思っていましたら、突然に本当に久遠寺へ行く事になったのは、びっくりでした。
牛頭山妙法寺の日荷聖人は金沢の称名寺の山門にある仁王像を見たとき、「これは身延山に相応しい仁王像だ」と考えられ、仁王像を賭けて称名寺の住職と囲碁の勝負をした。称名寺の住職は囲碁好きであったが、日荷聖人は素人であった。伝説によると、囲碁の打ち方がよくわからないため、天井のシミを見て打ったところ、日荷聖人が勝ってしまったとのことだった。称名寺の住職の気が変わらないうちにと、その日のうちに仁王像を持って帰り、三日三晩で日蓮宗総本山身延山久遠寺に運んで奉納したとされる。この仁王像は現在でも久遠寺の三門に安置されている。
…が、🚗³₃でドライブでしたので、なぜか
仁王像が納められている三門を見ずに山を車で登り駐車場へ入って参拝をしてしまいました。
地図を見るまで、三門が境内には無いという事に気づかずで、
気づいて良かった!見つけられずに帰ってしまう所でした。
だから、本当に、行きたかった場所の三門がこの日一番最後の参拝になりました。
日連さんの遊び心か?
日荷さんの遊び心なのか?
ギフトね。
そのような事を思いました
ようやく来たよ〜
三門
山門では無くて三門と呼ばれるのは、
日本三大三門に数えられる壮大な門で
仏教では「空」「無相」「無願」の三つの境地から解脱して覚り(涅槃)に至るという教えがあります。久遠寺は本堂を涅槃の世界と位置付けているため、本堂の正面に立つこの門は三解脱を経て涅槃に至る意味合いから「三門」と呼ばれるのだそうです。
横から
下から
裏から
仁王様
こちらの仁王様は、三門が過去に焼失した時も、
燃えずに残ったのだそうです。
会えました❣️
とても嬉しいです。
…ですが
あれ?
反対側の御堂にも、もう御一方いらっしゃる。
背負って運ばれたと言い伝えられていたので、一体だと私は思い込んでいたのです。
一対なの?
どういうこと?
日荷聖人はおひとりで運んだのでしょう?
横浜から身延山へ三日三晩で二体を運んだのですか?
どうやって?
こちらは、もしかして違う仁王像なのかな。
↑↑↑
謎が謎を呼んだまま
三門を潜りまして、
これを登るのは大変ねぇ。と
287段の階段を下から眺めて
本当に良い参拝ができました。
シリーズで長々とお読みくださいましてありがとうございました。