Androidちんたら開発室 -8ページ目

Androidマーケット仕様変更

Androidマーケットが機能強化されるっぽい


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101213/355146/


表示がかっこよくになった他
弱かった関連項目とかが追加された


一番大きな点は返品受付期間の変更
24時間→15分に


これまでは返品受付期間が長すぎたので
たっぷり使う→悠々返品
して、有料アプリのタダ利用が横行していた


ツール系はともかく、ゲームやコンテンツ系でこれをやられると小さめのソフトは全滅してしまう
これの対策として、購入後返品受付期間が経過するまでは後半のステージがロックされる、など
正規ユーザーにとっては不合理な対策がとられていたりした


今回の変更で、返品受付期間は試用期間ではなく、ミスDLの救済期間とはっきり再定義された
これにより、iPhoneなどでデフォルトになっている試用版をフリーで別途配信という方式が主流になるのでは

書籍の自炊を調べてみた

まだReader弄ってる


手持ちの雑誌や書籍を自分でスキャンして、電子書籍化するのを『自炊』っていうそうな

ReaderStoreからのソフト供給はほぼ諦めてるので、Readerのソースは自前が基本になる

また、積んである本や雑誌のスクラップの類を処分できないか?と思ってるので

今回は自炊について調べてみた


いろいろ弄ってみた結論から言うと、5インチReaderではこんな感じ

 ・文庫本~ハードカバーは余裕

 ・コミック~漫画雑誌は実用レベル(ただし要加工)

 ・A4の雑誌は辛い、読めるが快適ではない(加工しても辛い)



・文庫本~ハードカバー

 文庫本~ハードカバーは、Readerの画面サイズとの差が小さい&基本的に文章のみなので楽勝

 スキャンしてpdf化するだけで普通に読めるレベルになる

 ただし、ふりがなをクッキリ出したい場合や、挿絵をキレイに出したい場合はスキャン後加工が必要となるかも

 加工については後述



・コミック~漫画雑誌

 問題はスクリーントーンの部分

 縮小表示するとモアレ(干渉縞)が発生するため、単純なスキャンでは読めるレベルにならない

 画面サイズと解像度を考慮し、モアレが生じないようなリサイズが必要となる

 ありがたいことに自炊用のフリーソフトが既に沢山あり、今回はChainLP を使ってみた


 ChainLPは画像を各種端末向けにリサイズしてpdfやePubに変換するソフト

 SonyReaderも対応しているので、特に煩雑な設定も無くすぐに使うことができた

 これはありがたい・・・


 以下は大判コミック(A5)サイズのソースを300dpiでスキャンしたものを

  ・そのままpdf

  ・ChainLPで変換(ガンマとシャープネス項目にチェック)

  ・ChainLPで変換(ガンマとシャープネス、自動レベル補正項目にチェック)

 したもの

 ソースは手元にあったFellows!の付録冊子で、フラットスキャナでスキャン

 カットするのは抵抗があったので開いてスキャンした(閉じ部分の影が写ってるのはこのため)

 (※地の色身が違うのはデジカメの補正が入ってしまったため)



Androidちんたら開発室  Androidちんたら開発室

そのままpdf



Androidちんたら開発室  Androidちんたら開発室

ChainLPで変換(ガンマとシャープネス項目にチェック)



Androidちんたら開発室  Androidちんたら開発室
ChainLPで変換(ガンマとシャープネス、自動レベル補正項目にチェック)


 差は歴然、って感じ
 素のpdf化ではモアレが発生している上、セリフも擦れてしまって読み辛い


 ChainLPで変換したものは、トーンのパターンがほぼソースのイメージのまま維持されている

 レベル補正によって、スキャンによってグレーになっていた地の部分も白くできる

 変換後はあきらかに快適に読めるレベルになった

 各種補正をONにしただけでこのレベルなので、設定を弄ればもっといけるかも



・雑誌(A4)

 前回のスキャンでは無理(ギリギリ読める)と判断した雑誌

 ChainLPが余りに凄いので、あるいは…と期待したのだが 

 (ソースはA4の雑誌を600dpiでカラースキャンしたもの)


Androidちんたら開発室  Androidちんたら開発室
ChainLPで変換(ガンマとシャープネス項目にチェック)


 素のpdfに対してはあきらかに改善される(特に写真が顕著)のだが

 文字の小ささはカバーしきれなかった

 (Readerのページ表記「1/1」と比較してもらいたい)
 ソースはA4を600dpiスキャン、と十分な情報量があるので

 これはもうReaderの解像度の限界ということだろう

 設定を弄って文字を強調すると、今度は文字が潰れてしまう


 文字は全部読めはするのだが、快適に読める、というレベルには程遠い

 やはりA4雑誌のスキャンはReaderの用途としては不向きといえる


 ちなみに、ChainLPでいったん最適化してしまうとズームには耐えられなくなる(あたりまえだが)

 画面の開店による二分割、ページモード変更による四分割では

 画像の全画面表示より逆に見辛くなる



・まとめ

 一工程加えるだけでこんなにキレイになるとは思わなかった

 自炊する気が沸々とわいてくる


 反面、A4スキャンはどうしても無理、っていうのはちょっと残念

 雑誌の記事スクラップとかまとめられるとスゲー嬉しかったんだが

 真ん中断ち切って無理やりA5スキャンにすっかな・・・


 いろいろ試してみます

SonyReaderレビュー続き

使ってていろいろ分かったんでレビューの続き


・視野角がめちゃくちゃ広い


 真下からそーっと覗き込んでも普通に見える
 角度をあちこち変えてみても写りが同じままなので、だんだん印刷物そのものに見えてくる



・文字が画面の表面に近い


 タッチパネルが赤外線方式?だそうで
 フレーム内側の一段低くなったところで検知しているっぽい
 ここをカードとかで塞ぐと検知できなくなる


 画面の表面にタッチパネル層とかが無いので
 薄皮一枚下にすぐ文字がある感じ
 印刷物の上に薄いラミネートをかけた感じが近いか?



・5インチモデルでA4スキャンは厳しい


 手元の雑誌(日経ソフトウェア)をバラしてスキャンしてみたが
 A4サイズでそのままスキャンすると文字がかろうじて読めるサイズ
 (200dpi、白黒、文字、コントラスト最大でスキャン)
 これは使うにはかなり厳しい


Androidちんたら開発室

 スクロールさせればいいんじゃね?って思うかもしれないが
 電子ペーパーは表示更新のときに一旦暗転するのでスクロールは不向き

 (pdfは処理に時間かかるし)
 原則画面の切り替えによる表示更新になる


 横倒しで上下二面表示もできるけど、やっぱり一面表示より不便

 自炊派は6インチモデル推奨だな
 5インチ自炊はがんばってトリミングしてB5スキャンを推奨

 (画像はトリミングしてB5でスキャン/これでギリギリ読めるレベル)



・読書部分のUIは意外といいかも

 

 書籍を開くと前回読んだところから再開する
 すべての書籍についてそれぞれの終了位置を保持しているので
 読みたい本を選ぶ→読む→飽きたら閉じる(ホームに戻るか、スリープする)
 だけでいい

 省電力ONにしておけば勝手にスリープするし、そのうちシャットダウンするので閉じずに放置でもいい

 ただ、スリープ時に絵が出るのはやっぱり違和感がある
 消費電力や焼き付きは考えなくてもいいとはわかっていても
 ついついこまめにシャットダウンしちゃう

 慣れだな



・ストアはやっぱり駄目だったよ・・・


 ストアはアレが本ページだった
 ショック


 ジャンルから選ぶ→文学→7000件ヒットしました
 では買い物出来ませんぜ・・・
 「ミステリ」で検索してヒットするのが、タイトルに「ミステリ」が入ってる本だけとかさ


 デカイ本屋に行ったら壁一面の棚に本が50音順で陳列されてた

 店員にたずねても、タイトルか作者名が分からなけりゃ駄目って返事が戻ってくるだけ

 そんな感じ


 スゲー時間が無くってやっつけででっち上げたのか

 それとも本屋の存在しない国から来た人が設計したのか

 どっちかだと

 

 最低限の機能が実装されたらまた行ってみたいと思います