永島真之介

御来場いただいた皆様、応援してくださった皆様のおかげで長かった公演が無事、終わりました。
本当にありがとうございました。
たくさんの人に愛されたこの公演は、僕にとってもかけがえのないものになりました。
たくさんの人が足を運んで、一緒に時間を共有して、一緒に旅をしている。
舞台とはそういうものだと思うんです。
僕にとっては『ちきしょう!』と『がんばるぞ!』がたくさん詰まっていた旅でした。
旅をすることはとても大変なことだと思います。
思い通りにならないし、良かれと思っても裏目にでるし、本当に大変。
だけど、僕は旅を続けますし、皆さんもきっと自分の場所で旅をするんだと思います。
だからまた、一緒に旅をしにきてください。皆さんが元気になって自分の場所での旅をがんばるために。
ずっと、待っています。
ありがとうございました。
藤臣香乃

『美しの水』にご来場頂きまして、誠にありがとうございました。
今思う事は、
ただただ…感謝、感謝、感謝。
それだけです。
今年はAND ENDLESS 15th。
公演が終わると同時に次の公演が始まり、また終わったと思ったら次…
皆さまにとっても、怒涛の公演スケジュールだったのではないでしょうか。
しかしその15th Anniversaryも、この『美しの水』の終演と共に、閉幕となります。
この『美しの水』は私にとって、特別な作品でした。
この作品があるから今の私があると言っても過言ではない程…。
私はなんでこんなにもこの作品が好きなんだろうとずっと考えていました。
いっぱいいっぱい理由はあると思うのですが、
それでもなんでこの作品がこんなに特別なんだろうと、
公演が始まってからもずっとずっと考えていました。
幕が降りた今、
すべてをぴったりの表現にはできないけれど、
どうにか言葉にするとすればそれは…
やり切れない想いを抱かずにはいられない登場人物たちが、
本当にこうであったらいいのに…
と、心から思わせる生涯をおくっているからなのだと。
「出逢うために生きる」
その為に
ただただ精一杯
その命を懸けて
まっすぐに前を見つめて
その生涯を駆け抜けたからなのだと思います。
そして、
私もそう在りたいと
願っているからなのだと…。
『美しの水』でもたくさんの出逢いがありました。
人の力を感じました。
気持ちの温かみを感じました。
情熱のアツさを実感しました。
想いの強さを知りました。
この『美しの水』は多くの人に支えられて創り上げられた作品でした。
キャストやスタッフの方々。
そして何よりご来場頂いた皆さま。
来られなくとも応援してくださった皆さま。
AND ENDLESSはそうした皆さまのお力で
15thを迎える事ができたのだと思います。
この『美しの水』は、AND ENDLESSの代表作であり、
アンドレそのものではないかと今思っています。
私も皆さまに何かお返しできるよう
さらなる精進に努めたいと思います。
本当に本当に
ありがとうございました!!!
藤臣香乃