こんにちは。
耳の聴こえない、曼荼羅アーティストの翠です。

子宮頸がん入院体験記を綴っていますが、
普段は曼荼羅を描いています。

懐かしいこの作品は、
2016年の夏か秋にかけて描いたものです。


.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

子宮頸がんで、今年の3月頭から下旬まで入院していました。

・耳が聴こえない(全く聴こえない)
・一人暮らし
・家族がいない(ほぼ絶縁状態)
・おねこさまが3匹いる

というオプション付きでの、今回の入院での気づきを
書いていきます。


【前書きと自覚症状?】

【医師達との会話方法】

【検査の日々】

【検査の結果】

【残っていた気がかり】

【入院、そして手術】

【順調に回復…と思いきや!】

【外出許可ゲット!】

【コミュニケーション】

番外編【ひとりごと】

10【4時間と告知と】

.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

前回の告知でめっちゃ凹んだ私、
幻想まんだらの相方ソルトに愚痴ーーーーったり
(というよりほとんど八つ当たりだったwwwあの時はごめんソルト笑い泣き

 

でも不思議なことに、

とことんとことん凹んでいたら、

 

 

飽きた。

 

 

 

凹むのに飽きた真顔

 

でも今後も当分働けないと分かって、

それに対する焦りだけは、残りましたが。

 

「とりあえず、今は生きとるし。今私が何ができるか、だなー」

 

という、

ドン底まで凹むよりはマシな心境になったころ、

緩和ケア担当の看護師さんが

ひょい、と顔を見せてくれました。

 

 

看護師さん「医師から説明を聞いたと伺いまして、心配で顔を見に来ましたー」

 

私「あ、ありがとうございますー」

 

看護師さん「気持ちとか大丈夫ですか?」

 

私「あー、さすがにちょっと凹みましたね」

 

看護師さん「そうですよねー、手術終わってホッとした途端、まだあるって言われたらショックですよ」

 

ここからは今の体調などのチェックだったので略して。

 

看護師さん「うん、大丈夫です。…翠さん、翠さんは6〜7時間もの大きな手術を、無事に乗り越えられた。これって、とってもすごい事なんですよ。だから抗がん剤治療と放射線治療もきっと大丈夫!と、私は思ってますニコニコ

 

私「え…そうなんですか?」

 

看護師さん「はい!爆  笑

 

実は私、手術がそこまで大変なものだったんだと

あまりピンと来てなかったんだと、この時まで知りませんでした笑い泣き(笑)

 

でもよく考えてみりゃ、朝から夕方までぶっ通しでって、そりゃかなり大変!!!!

執刀医やその他のスタッフ達のお陰でもあるのですが、

何より、私の身体もずーっと頑張ってくれていたんだと。

 

そりゃ

 

今後も頑張るしかないだろう!!!!ムキー

 

と、やっと前向きになれました…(笑)

 

費用面はギリギリまで追いつめられてから困ろう、うん。と

ある意味開き直りました真顔

 

.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

 

落ち着いたら次は、

抗がん剤治療の流れと

放射線治療の流れの説明が待っていました。

 

まずは放射線治療の流れの説明から。

 

放射線担当の医師と、担当看護師さんをそれぞれ紹介されてから、

まずは医師とのお話。

 

医師「あー、えっと、聴こえないんですよね、えーとどうやって会話」(ちょっとおろおろしてました(笑))

 

私「あ、じゃあこれ使ってみますか?(と、スマホの音声認識アプリを差し出して、説明)

 

医師「え、えーとこれに向かって話しかけるの?」

アプリが認識

アプリ「これに向かって話しかけるの」(と出る)

 

医師「!!!すごいですねっ!!(目がキラキラ)」

 

私「(ええと…なんか可愛いお方だニヤニヤ)」

 

医師「じゃあ、早速説明します。まずは…」

 

 

ここで奇跡が起きまして。

 

音声認識アプリ、

正しい意味で大活躍真顔

 

主治医(=ガンの担当)の時は、

あんだけ「おめーの言う事認識できねーーーよ」とばかりに、

ほとんど意味不明誤変換のオンパレードだったというのに(笑)

 

この放射線担当医師のときは、

 

95%、ほぼ全て。美しい日本語に変換してくださいました…。

 

医師は途中で何度も

 

医師「これすごいですね!素晴らしい!!爆  笑爆  笑と褒めちぎり。

 

私はといえば、

「主治医にはこれ、絶対話せないな。いじけるわ真顔と思ってたのは秘密です(←言ってる(笑))

 

 

どんな風に治療を受けるかを聞いた後、

次は看護師さんにバトンタッチして。

 

こちらでは生活面で気をつけることを細かく(これは筆談で)お聞きして、

 

看護師「そして放射線治療を受ける時なんですけど、この時はですね、下半身は全て脱いでいただくんです」

 

私「真顔

 

しばらくの間の後。

 

私「えーとつまり、すっぽんぽんで?」←だから言い方www

 

看護師さん「(噴き出しそうになるのを堪えて)え、ええ、脱ぎます、下着も」

 

私「真顔(どうしよう可愛い下着意味ない)」←そう言う問題じゃない

 

看護師さん「なので、購入して頂くことになるんですが、紙で作ったガウンがあるので、ある程度は隠せます」

 

私「買います(←コンマ1秒で即答)」

 

 

というやり取りを経て、放射線治療の説明、無事(?)終了しまして。

 

 

抗がん剤の説明は、担当看護師さんが多忙で時間が取れないため、

これは退院後の通院時に説明を受けることになりました。

 

 

 

 

そしてやっと、

「24日に退院していいですよー」と

退院の許可が下りました!!!

 

長かった笑い泣き

 

 

 

というわけで、無事に24日に退院しました!!

この日は1人で帰宅することが分かっていたので

外出の度に少しずつ私物を自宅に持ち帰ってはいたのですが、

それでも退院当日はとんでもねー量の荷物になり、

 

1階から自宅のある部屋まで4往復したというオチがあります笑い泣き(笑)

 

いやー、リハビリフルコースやっといてよかった…と

リハビリお兄さんに感謝でした(笑)

 

 

以上で、入院体験記は終了になります。

次からは、抗がん剤治療と放射線治療の体験記になります。

 

読んでくださって、本当にありがとうございました爆  笑

 

 

 

.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

 

 

「曼荼羅アーティスト」翠としての、活動はこちらです。

どうぞよろしくお願いします!

 

┈┈┈┈┈◇┈┈◇┈┈◇┈┈┈┈┈ 

 

 ◆翠のHP→「万の華を、描いていく。」

 

 ◆「幻想まんだら」のきっかけについて→「幻想まんだら、再び。」

 

 ◆幻想まんだらオラクルカード(販売中)→【Conatus】

 

 ◆Facebookページ→【幻想まんだら】

 

 ◆幻想まんだらのHP→【幻想まんだらHP】

 

 ┈┈┈┈┈◇┈┈◇┈┈◇┈┈┈┈┈