今日は”世界赤十字デー”です
人間の本性を評して、性善説、性悪説の双方が古来伝聞されますが、全ての人々が、それぞれの生涯の中で交互に繰り返しながら一生を終えて行くものではと思います。東西の文明圏に共通して語られてもいるものに天使の顔と悪魔、般若の顔があります。最近でも、生後間もない赤ちゃんや幼児が、掛け替えの無い筈の父親や母親に虐待の末命まで落としてしまうような、痛ましい事件が頻発しています。しかし、人間の心情は気まぐれな故か、そんな親でさえ、善なる側面を必ず持っていることも事実だと思います。よく、何々のためなら鬼にも蛇にもなる などと言う言葉を耳にします。他者との関係性の上にこそ存在できるものが人間であると想定すれば、お互いの行き違いや、思い込み、そして誤解から生ずる悪感情、これが暴虐の原点ではと思います。極端な例ですが、思春期の娘が、その母親の無理強いを呪い、無鉄砲で、無気力な言動で抵抗する光景は良くあることです。娘のことを誰よりも考えての母親の言葉であっても受け取り方によっては生涯の行き違いに繋がってしまうこともあります。赤十字の精神を私はこう解釈しています。この世の中敵も味方もありません。自分のことが自分で始末できない人にはお手伝いしてあげましょう。自分のことは出来るだけ自分でやりましょう。何の為、人の為を問わず、鬼にも蛇にも変身することはありません。自然のままの自分でいて良いのではないでしょうか?そんな気持ちにさせてくれる記念日ですね。アンクリエイト