今日は”大鳴門橋開通記念日”です。
古来日本の内陸海運の主役を果たしてきた瀬戸内海で、四国と本州を結ぶ架け橋が実現しました。中でもこの大鳴門橋は、小説などにも取り上げられる屈指の渦潮の海域で、幾多の海難事故を引き起こしてきました。まだまだ記憶にも新しい日本の戦後の復興期には、集団就職の中学校を卒業したばかりの新社会人たる少年少女が宇高連絡船に満載され、この鳴門の瀬戸を行き来したものです。この海域の周辺には、淡路島や二十四の瞳で知られる小豆島など、数え切れないほどの、風情豊かな島々が連なっています。いかにも近代を代表する概要の建造物が出現し、便利で経済的にも破格的に重宝なものと思いますが、便利性の裏側には、将来にわたる保守維持の労力と原始的自然の崩壊部分が併発されます。願わくは、自然との共存の枠に収まる範囲での人間による活用であって欲しいものと思います。一時代前では考えられないほどの力を人間が持ってしまった、目に見える現実であればあるほど謙虚でありたいものです。アンクリエイト