もう十年くらい前になると思いますが、

友達と奥穂へ登った時、丁度、ヘリコプターでの

救出作業に遭遇し、傍観させてもらったことが

あります。

 

山登りをしていますと、鈴鹿や南北中アルプスなど

各所でヘリコプターの音を耳にします。

ヘリコプターの活躍の影には、命がけで救出作業に

あたる人々の尊い使命観と尊い命が風前のともしびの

ように揺らめいている状況が目に浮かびます。

 

私にとってのヘリコプターは、子供時代の

竹トンボの思い出です。

 

幅2~3センチ、長さ15~20センチほどの竹切れ

の真ん中にキリで穴を開け、その両側を

飛行機の羽を連想しながら斜めに、

風を切るイメージで削ります。

 

その微妙な削り具合で、滞空時間や

上昇具合も変わって来ます。

何度も削りなおしては、自前のホセで

手のひらに唾をつけて飛ばしっこを

したものです。

 

多くは、削り過ぎて、最終的には

羽根そのものが細くなり過ぎて

用をなさなくなり一貫の終わりと

なります。

 

従兄弟の家の庭で、根気よく

籾を籠の下にばらまき、

雀を待った思い出とともに

忘れられない光景です。

 

アンクリエイト