シャトーキルヴァン / Chateau Kirwan

AOC:マルゴー   

格付け3級シャトー

オーナー:シラー家(1925年~)

ぶどう畑面積:37ha 

ぶどうの種類: 45%カヴェルネソーヴィニヨン、30%メルロ、15%カヴェルネフラン、10%プチヴェルド

 

 

《シャトー歴史》

シャトーキルヴァンは12世紀から存在していたといわれていますが、現在の名前が始まったのは18世紀からになります。

1760年にアイルランド人のマーク・キルヴァンが結婚祝いとして当シャトーを相続し、シャトー名を現在のシャトーキルヴァンに変更しました。

1855年には、当時ボルドーの市長だったゴダード氏がオーナーになり、現在のシャトーの庭を作り上げました。

ゴダード氏が亡くなりしばらくは、ボルドー市が所有権をもっていましたが、1925年に現オーナー、シラー家(シェレデール・エ・シラー社)がキルヴァンを購入します。

一時期は、有名なミッシェルローランドが醸造コンサルティングを行い、シャトーキルヴァンは再度、光を取り戻しました。

 

《醸造所》

こちらのモダンな扉は何?!

 

 

実は、この建物こそが醸造所です。
この扉に描かれてるのはブドウの樹です。ブドウの樹の周りにはワインに関する文字が描かれています。

いくつの単語を見つけれるでしょうか!!半日以上かかっちゃいそうですね。

 

2015年に近代的に改装された醸造所。

すべて最新のセメントタンクで統一しています。

 

セメントタンクの横には下記の選果台が設置されてます。

選果されたぶどうの実は、写真の銀の桶にいれクレーンを使い2階まで持ち上げ、タンクの上から実を落とし入れる自然の重力式作業を行います。

 

 

発酵はセメントタンクで行いますが、奥の方には、大きなステンレスタンクが2タンクあります。このタンクはアッサンブラージュ(ブドウのブレンド)用です。

アルコール発酵、マロラクティック発酵後、2月にアッサンブラージュを行い、その後、木樽熟成へと入ります。

 

《木樽熟成庫》

キルヴァンの木樽の特徴は上記写真のようにオーストリア産木樽も少量使用しています。

 

《試飲》

 

 

さていよいよ試飲へ。この日はファーストとセカンドワインの2種類を試飲。

※試飲のヴィンテージは日によって変わります。

 

《シャトー見学》

シャトーキルヴァン

営業時間:月曜日~金曜日 

※夏季は土曜日営業を行う日もあります。

見学:一般及びワイン関係者

見学費:有料

※シャトーキルヴァンは、記念日ヴィンテージセレクト試飲プラン、ベーシックプラン、プリムールワイン試飲等、様々なプランがあります。

ベーシックプランはシャトー見学及び2種類の試飲にカヌレがついてきます。見学費は、参加者数により変わります。

例) 見学費一人当たり25€(参加者数1~2名様時)

 

《見学コメント》

近年、メドックで導入率が高くなっている最新のセメントタンクを導入しているので、セメントタンクを知りたい方、及びワイン造りの流れを知りたい方にお勧めのシャトーです。

受付には、シャトーキルヴァンのロゴが入ったグッズも販売しています。

 

 

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フランス運輸登録を行っているツアーになりますのでご安心ください。

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