9シャトーマルゴー / Chateau Margaux
AOC マルゴー
格付け1級シャトー
オーナー:メンツェロプロス コリーヌ氏
ぶどう敷地面積:黒ぶどう:87ha / 白ブドウ:12ha
ぶどうの種類:赤 75%カヴェルネソーヴィニヨン,20%メルロ,4.5%プチヴェルド,0.5%カベルネフラン/白 100%ソーヴィニヨンブラン
《シャトーの歴史》
シャトーマルゴーは、当初ラ・モット・マルゴーという名で12世紀から存在したと言われています。
ただ、当時はワイン造りではなく、狩猟や農場が主として行われていました。
現在のようなワイン造りが始まったのは16世紀末にレストナック家がオーナーになってからです。
レストナック家は区画の売買を行い現在のシャトーマルゴとほぼ同様のブドウ面積まで築きあげました。
その後、数多くの家族に手が移り、1801年にラ・コロニア侯爵であるベルトラン・ドゥアが購入しました。
ラベルにもなっているシャトーは、コロニア侯爵が、ボルドーの大劇場を建築したルイ・コンブに依頼し、1815年に建築されました。
その後、数家族に手が移りますが、1977年に現オーナーのメンツェロプロス家がシャトーを購入し、更なるワインの向上を目指しています。
《ブドウ栽培方法》
化学農薬や除草剤を使用しない自然と共存した栽培方法。ブドウ畑の区画によってはビオ栽培方法、バイオダイナミック栽培方法を導入。
《醸造所》
シャトーの一番奥にある近代的な醸造所は2015年に建設されたばかりの醸造所。
以前、白ワインの醸造を別の醸造所で行っており醸造チームが毎回移動しないといけないという不便な点がありました。
その不便さを解消する為、及びより細かい区間毎の醸造を行えるように建築された醸造所です。
この醸造所では、白ワイン及びサードワインのマルゴーデュシャトーマルゴの醸造が行われます。
近代的な醸造所からガラス張りの廊下を通ると、そこには1815年に建てられた2か所の醸造所が出てきます。
この醸造所では、ファーストワイン及びセカンドワインの醸造が行われます。
※2009年に新タンク導入に伴い、内装工事を行いましたが、外観は歴史建造物に登録されているので当時のままになります。
1カ所目の醸造所は小さい型のステンレスタンクと木樽を配置しています。2か所目は、大型の木樽タンクが立ち並びますが、このタンクはあまりにも大きすぎて、現在のシャトーマルゴの醸造方針にはあまり適さないという事で半分程しか使用されていません。
《木樽熟成庫》
木樽熟成庫は、1年目及び2年目の2か所に分かれています。
こちらが、1年目の木樽熟。
1年目の横にあるのは、2年目の木樽熟成庫になります。↓
2019年にペンキの塗り替えを終えたばかりです。
シャトーマルゴ―ではファーストワインのシャトーマルゴ―には100%の新樽を使用し約24か月の木樽熟成を行います。
《試飲》
2015年に建築された地下のワインセラーを眺めながら試飲を行います。
《見学コメント》
シャトー見学ができなくても、シャトーの門前の敷地は一般の方でも自由に散策できますので、それだけでも十分楽しめます!
また、駐車場の向かいにある受付(昔は収穫者の食事会場として使用された建物で、現在はドアの前にマルゴーの看板があります。)は、予約なしでも立ち寄ることができ、シャトーマルゴーの写真、醸造所内の写真が展示されています。
☆シャトーマルゴーは日本語のパンフレットを用意しています。ご希望の方は、受付の方に頼むとパンフレットをプレゼントしてくれます。☆
もちろん見学できたら最高ですが、予約がとれなくても近くに来られたら写真ストップだけでも是非!!
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