☆ 建築士事務所主催者の想い ☆ -6ページ目

不平を言う前に・・・・・

筆者が新入社員の頃の話です・・・・・


「大変な仕事だと思っても、まずとりかかってみなさい!」「仕事に手をつけた事で仕事の半分近くは終わってしまったのです・・・・。」と先輩によく言われたものです。


数十年たって筆者が、目標を見失いがちな若手の職員に対し、よく言う言葉でもあります。 ところで、大変な仕事ってどんなものを指すのでしょうか?? 初めて任された仕事。 納期がとてもハードな仕事。 未経験なのにやらなければいけない仕事。 確かにある意味どれも大変な仕事です・・・・・。


大変な仕事になればなるほど、人は二の足を踏んでしまいがちです。 それは、一種の本能なのかも知れません。「やりたくない」「うまくできない」「失敗するのが怖い」だからこそ、やらなければいけないのに、中々取り掛かることができません。


その間にも時間は刻々と過ぎ去っていきます。 どうせやらなければいけない仕事なら、今すぐ始めちゃいましょう。「あと30分したら」「3時になったら」「やる気が出たら」とかではなく、有名な予備校の先生の言葉を借りるなら「何時やるの? そう、今でしょ~」な訳です。


確かに「やる気」が出たときの作業効率は、自分でも惚れ惚れするぐらい理想的なスピードだと思います。 でも、その「やる気」はいつ来るのでしょうか?  少なくとも、ある時間になったら「やる気」が起きるという、そんな可能性は限りなく低いと思います。


ならば、いっそのこと始めちゃいましょう。 始めるまでのハードルが高いだけで、始めてしまうとスイスイ作業が進む経験は誰もがあるはずです。 いつ来るかわからない「やる気」を待つよりも、もっと手軽で、今すぐ試せるのがいいですよね。


初めから、悩むのではなくまず、始めてみましょうよ・・・・・・。


目標の重要性・・・・・

偉人が言ったそうです 「目標を持たずに行動すれば、自分が目的地に着いても気づかない・・・・。」


確かにそのとおりです。 今、自分の中で確たる目標を決めて人生を歩んでいる人は、果たしてどれくらいいるでしょうか・・・? 「常に目標を持つべきだ」という言葉は、幼いころから色々な場所で聞かされてきたと思いますが、年齢を重ねるにつれて、だんだんと目標を見失いがちになる人もいます。


なぜならば、実際のところ、日々の生活をしていく上で、目標というものは意外と必要なかったりするからです。与えられた仕事やノルマをそつなくこなしていれば、大きな成功は見込めないかもしれませんが、大きな失敗をすることもないからだと言う人も居ます。


そうした場合、目標を決めてそれを達成するように努力することが、いつのまにか酷く大変なことのように思ってしまうのです。 人間、無意識のうちに楽な方へ進んでしまうのは、ある意味仕方のない事かもしれません。


しかし、目標を決めておかなければ、せっかくそのチャンスが訪れているのに、気がつくことすら出来ないのです。 そう考えると、目標を決めていない現状というのは、とても勿体ない時間を過ごしていると感じてしまう訳です・・・・・


人生の中で目標を決めて生きるのが面倒だと思うのであれば、それも生き方の一つだと思います。
でも、この世に生まれた以上、色々な経験や知識に触れたりしたいのであれば、彷徨い歩く時間が長くなれば無駄な時間を多く使ってしまうことにもなりかねません。


時間に限りがあるのは、生きとし生けるもの全てに与えられた制約ですから・・・・・。


知らないという言葉・・・・・

何か問題があると時折聞かれる言葉に代表的な物があります・・・・。


「自分は悪くない」「こうなると思わなかった」「知らない!(知らなかった)」前の二つに関しては、言えば言うほど自分の価値が落ちていく言い訳だと聞く人たちにすぐわかりますが、問題は「知らない!(知らなかった)」という言葉です。


「知らない!(知らなかった)」という言葉を使うとき多くの人は、大抵「じゃあ、仕方ないね」という言葉を期待しているのでしょう。 そして実際に、「知らなかった」という言葉で様々なことがうやむやにされていることが多いのも事実です。


筆者は思うのですが、「知らない」という言葉は免罪符にはならないのでは無いでしょうか?? 世の中「知らなかった」だけでは許されることはないと考えるのです。 そのままうやむやにしてしまったら、また同じ失敗を繰り返す可能性を残したままになります。 人間とは不思議なもので、こういう事柄は何度でも繰り返される傾向がある事を改めて認識させられました。


だからこそ、きちんとした言葉で起きたことについてちゃんと証明しなくてはいけません。「知らなかった過失に対する謝罪」「知った以上この間違いは二度としない決意」解決にはこの二つが必ず必要になります。


知らないということを免罪符にしてしまおうと画策することは、自分の価値や信用度を下げてしまうというリスクを負うということを理解しておく必要があると思うのです・・・・・。


理想環境・・・・・

どんな分野においても理想的な環境というのは、まさに人それぞれです・・・・。


その「理想的な環境」は、待っているから自然に来るわけではありません。 行動し、努力し、チャレンジするからこそ訪れるものだとは解っているのですが、なかなか大変なことです。


最高のチャンスもまた同じなのかもしれません。 「もっといいチャンスが巡ってくるはず!」や「あの時のチャンスが1番だった!」と考えることは、言い換えればどちらも、実はチャンスを逃していることになります。


チャンスというのは、その瞬間に与えられるもので、次に必ず与えられるとは限らないのです。 だからこそ、待っていてはいけません。 チャンスと思ったのなら動けるようにしておくことが必要な事は、改めて言わなくても確かな事なのでしょう。


この考えが出来る人は、ピンチだと思った時もすばやく動けるのかもしれません。 待っているだけでは、何も変わりません。 行動する勇気と、それに伴う準備、これが必要不可欠なのですね。 有名な格言でも頻繁に語られることです。


準備をしているからこそ、真のチャンスが見えてきますし、チャンスをものにするからこそ、理想的な環境に近づくはずなのです。


実行するのはなかなか難しいことですが・・・・・・


効率の最大化・・・・・

人間とは不思議なもので、自分の気分次第で作業効率に違いが出てくるものです・・・・・。


たとえ趣味であっても、自分でやりたかったことをやる時間というのは、作業もはかどるし、頭が冴えるし、何よりも楽しく、身体の疲労も感じにくいと感じるものです。 何故か、多くの場合「仕事」はそうじゃない場合が多いのは何故なのでしょう。


世の中に、何よりも仕事が好きだという人は、果たしてどのくらいいるでしょう。 もし、今自分の仕事が一番好きだと言える方は、本当に幸せなことだと思います。 何を言っても、やらなければいけないのが仕事である場合が多く、ならばいっそのこと、上機嫌でやってみてはいかがでしょうか? と筆者は提案します。

 

気分が乗らない場合も多いのでしょうが、そこをあえて上機嫌で仕事に挑む事も意味があると思います。 色々なやり方はあると思いますが、私がよくやっているのは、仕事の中にストーリー性を見いだすという方法です。


もちろん、誰にも言いません。 ストーリー性を付加すると言うことは、自分の中で仕事を細分化して、その難易度ごとに別々のストーリーを当てはめて、その解決策までを一つの小説のようにまとめ上げてしまう方法です。


思い込みに関しては、「自分しかこの仕事はできない」や「この仕事につけて本当にラッキー」などと思い込むことでも同じ効果が得られるでしょう。 もし、そう思いにくいのであれば、「この仕事を乗り越えれば必ずスキルが上がっていく!」と考えてみることも良いかも知れません。


どうせやらなければいけないのが仕事です。 思いっきり上機嫌に楽しく乗り越えてみましょう・・・・・・。

決断と行動・・・・・・

物事の方向性を決めようとするときは、誰もが失敗を避けようと考えます。


言うのは容易ですが、失敗を避けるために必要なこととは何か? それは、「見通しがつく範囲内で方向性を決める」ということです。


どんなに知恵があっても技術があっても、見通しが付かないことをするのは無謀です。 しかし、反面注意しなければいけないのは、「どんなことにも完全な見通しは付かない」ということを心に留めておく必要があることです。


誰もが失敗はしたくない。だからこそ、完璧な見通しが立ってから決断をしたいのですが、この世の中に、完璧な見通しというのは果たしてこの世にどれだけ存在するのでしょうか?

気をつけなくてはいけないのが、今見通していると思っている未来は、あくまでも「このままの状況が維持された場合」に進むことが出来た未来だと言えるのでしょう。


「このまま」の状態で時間が進む保証はいったいどこにあるのでしょうか?  予想外のことが起きる可能性の方が、「このまま」時が過ぎるよりよっぽど確率が高いはずです。 では、その予想外のことが起きた場合をすべて考えておけばいいのか? と言うことになりますが、ほとんどの場合、それこそ時間の無駄になると言えるでしょう。


誰もが人生は一度限りです。そして、時間も未来永劫あるわけではありません。 その一つの事柄を完璧にこなすことのみに心を奪われて、他のことを考えたり経験したりする時間を奪ってもいいのでしょうか?

大切なのは、ある程度見通しが立ったら決断し、予想外の事が起きたら、その変化に対応する術を学ぶことなのではないでしょうか?? トラブルを乗り越えることで、次にまた同じトラブルが起きたときに、適切に対処できるようになっていくなずなのです。


行動せずに完全な見通しを考えている時間があるのなら、まずは決断し、行動するようにするべきであると筆者は考えるのです・・・・・・。


投資家と企業家・・・・・・

投資家と企業家(今回話題とする「企業家」とは起業家(アントレプレナー)のミスタイプではありません・・・・) 2つを同一視する方々もいらっしゃいますが、筆者としては上記2者は全く目標を異にすると考えている一人です・・・・。


本題に入ります。 ある企業において、以前に比べて企業規模はそれほど変わっていないし、相応に収益を上げている部門が変わらない場合、外部から見ると事業が停滞しているように見られがちなのかもしれません・・・・。


企業内組織の中身やシステムが改善・進化してきた部分や、組織が多くの失敗から学んだ結果として成長し、これから新たに優良なサービスを生み出していく未来が見えてきても、外部の人間にはなかなか解りにくいことがある事は事実です・・・・。


本来の意味で、投資家を目指す場合は、単純に「勝ち馬」をひたすらに探せばいい事なのかもしれません。 しかし筆者が考えるに、自分が愛情を持って育てて、働く仲間にとって最良の会社を構築すると言うことは、決して単純に「勝ち馬」を探すということではないと考えているのです。


もちろん事業という勝負に勝っていかなくてはならないがそのために、自分達で勝ち馬を育てていく、そのプロセスを「楽しみ」「苦しみ」それらを糧に荒波を乗り越えて行くことが本来、企業にとって一番大事な事なのでは無いでしょうか・・・ と考えます。


そのためには経営者自身が自ら本気で共感し、長期的に熱中し続け、真に信頼できる仲間がいることこそが一番大事なことだと思っているのです。


投資家の方が一般的に追求する(あくまで一般的な話です)資本市場でできるだけ早く成長していくということも、会社の価値という意味では凄く大事な要素である事は事実なのでしょうが、むやみに早く売上拡大をしていくだけで社員が幸せになるわけでも、会社としての価値が高まるわけでもない事も事実です。


会社の本質的な価値というのはもっと複雑な要素で構成されているではないでしょうか・・・・??



何故か金曜日の午後にトラブル・・・・・

何故か理由はわからないのです・・・・・・・・。


筆者はPCを長期間に渡る使用経験があるのですが、金曜日の夜や休日に調子が悪くなるケースが何故か多いと感じているわけです・・・・・。


今回も自身の手には負えないと感じ仕方なく、翌月曜日に困った場合のお助けマン、「PCメーカー」のヘルプデスクに処置を聞くこととしました・・・・・・。 電話したのは、「購入PCメーカー」のHELP-DESK。 しばらく時間が掛かりましたがやっとの事で繋がりました。 すると、「ご相談には、有償で承ります。」・・・・  とのお言葉・・・・・。


何を聞くのか分からないうちから、「有償」だと言われてしまいました。 役にたつとも、たたないとも解らない内から、「有償宣言ですか!」と心のうちで、呟きながら、それでも故障内容を丁寧に説明しました。


筆者:「先日購入し、セッティングが終わったばかりなのに、どうやっても、エラーが出て強制終了してしまうのですが・・・・・」


HELP:「すいませんが、お客さまサービスNoを教えて頂けますか?
お届けの商品背面に付いているのですが?・・・・」


筆者:「注文番号ならすぐ言えます。 注文書が手元にありますから・・。」
HELP:「申し訳ありませんが、商品についている「サービスNo」を
調べてから再度連絡をください・・・。」


と、にべもなく断られ、別の部屋に設置してあるPCからサービスタグを手に入れ、再度TELL。 この・・・・HELP-DESKへの電話は・・・・ 非常に待たされます。 それだけ、「メーカーにHELP」を求めるひとが多いということでしょう。


HELP:「で、どんな問題でしょう?」

筆者:「エラーが出て・・・・ ・・・・・ ・・・ 立ち上がりません。」


HELP:「スイッチを入れて、PCは動きますか? 緑のランプは付きますか?」

筆者:「PCの電源は、入ります・・・・。 緑のランプも点灯しています。」
その後、・・・・・・・・・・ エラーが出て ・・・ フリーズします。」


HELP:「申し訳ありませんが、返品して新品に交換となると思われます。 ちなみに返品から新規納品まで、14日~30日以内・・・ということになっています。」

筆者:「そんなに時間が掛かるのですか・・・・ ところで、今回の「HELP問い合わせ」は、有料ですか?


HELP:「いえ、無料です。」

筆者:「そうですか・・・ 安心しました。」


まだまだ、筆者の苦難は続きそうです・・・・・・・




安売りって・・・・・

仕事で使う掲示版用マグネットを買おうと思い、近くのホームセンターに行きました。

どこにあるのかなかなか見つかりませんでしたが、店員さんに教えてもらい、数ある中から色・形・サイズを選んでいる内に《今月のお買い得》という値札が掛かっている「目的のマグネット」を見つけました。

通常価格1個=68円ですが、10個で、@180円だとのことです。 12~14個くらいが欲しいのですが、ここは、「安い時に買いだめ」をの、貧乏性が・・・・・。 着いてきてくれた若い店員さんに、質問しました。


筆者:「すいません、10個180円ですよね?」
店員:「そうです。 今月ならではのお得品です。」


筆者:「すいません、15個だと270円でいいですか?」
店員:「・・・・・・・・。15個だと・・・、10個は180円で、5個は5×@68=340円で、
    合計520円になりますけど・・・・ (との事。)」


筆者:「ええー そんな計算に? 15個だと270円じゃあないの?」
店員:「すいません、10個単位で安売りなので・・・・」


筆者:「すると、・・・・・・20個だといくら?」
店員:「20個だと、360円です・・・・」


筆者:「そうなんだ、15個で520円、20個だと360円なんだ・・・」
店員:「変ですね~ 変だけどすいません、10個180円の安売りだと、上の者から言われているので・・・・と、頑なに言い張る店員さん・・・・・・。」


筆者:「では、20個ください!」
店員:「360円です。 有難うございます。 ではレジへどうぞ・・・・」


こんな感じでしたが・・・・・・本当だったんでしょうか?

それともあの店員さん個人の考えだったんでしょうか・・・・ ねえ ??


ナビゲーションの重要性・・・・・・

外出先(栃木県)から、現地付近に赴任しているエンジニアの宿泊先をを、訪ねることになりました・・・。


地理不案内のため、聞いていた住所からナビに入力したところ、以下のような選択肢が提示されたわけですが。


  ①:推奨ルート
  ②:有料道優先
  ③:一般道優先
  ④:一般道距離優先


以前から「誰が推奨したルートなのか?? 本当に最適だったのか?」と違和感のある「①:推奨ルート」の選定にはいささかの不安を抱いてしまった筆者は、こんな場合において通常なら、「③の一般道」にする事が多かったのですが、今回は軽い気持ちで、「④:一般道距離優先」を選択してみました。


最初のうちは、へえ、こんな道路を通るのか、「流石にナビは色々な道が選択としてチョイスされるんだ。」「これがあれば鬼に金棒!」などとと感心したりしていたのですが・・・・・  だんだんと、道は山道に・・・・ ゴルフ場かキャンプ場に行くような道になってきたわけです。


それからも、狭い山道は数キロほど続き、どんどん不安になってくるわけです。 狭いながらも、両側に民家のある通常の道に出た時には正直ほっとしました。 今後、山道がある地方では、「④:一般道距離優先」は選定してはいけないと悟ってしまった筆者でした。


便利さは、使い方次第か・・・・・