さようなら、私のポルリーニさん。 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

 

 

わーん、ポルリーニさ〜ん(ノД`)・゜・。

 ※私が幼い頃はポルリーニ表記だったため、私の中ではずっとポルリーニさん。

  いつからポリーニさんになったのか。

 

ポリーニさんの生音が聞けて、本当に良かった!!

素晴らしいコンサートであった。

 

2018年か〜

新コロが発生する前で本当に良かった。神は私をお見捨てにならなかった。←?

 

あの耳だけはいい汗かき夫が

「すごかった!今まで聞いたピアニストの中で一番素晴らしい演奏だった」

と感動していたほど。

ポリーニさんの音を、あの遠くに座っていた私の心の中にまで響いて染み渡った美しい音を、私は一生忘れない。

 

↓耳の良くなる汗かき夫

 

 

ポリーニさんの上記記事でピアノソナタの動画は貼ったので、ノクターンをこちらに貼った。

これまたスンバラしい演奏で泣ける。

 

ポルリーニさんはショパンをあまり好まない私にショパンの素晴らしさを教えてくれた。

 

あもちゃん人生最初で最後のポルリーニさんのコンサートのパンフレットはもちろん宝物。

大事にとってある。

(大事に奥にしまい過ぎていて、ちょっと探してしまった笑)

 

あもちゃんが生まれた頃から来日してくれていたんだな〜

(写真が切れているが、あもちゃん生誕の1974年の来日時にはベートーヴェンの「テンペスト」や「ワルトシュタイン」を演奏している。)

1976年のシューマンの交響的練習曲は聴きたかった!

 

↓ポリーニさん演奏のテンペスト3楽章。

 この曲、高校1年の時に弾いたなあ。すごく好きだったし今も好きだし、この3楽章は傑作揃いのベートーヴェンのソナタの中でも最高傑作だと思う。とても緻密に作られた珠玉の一作。

 

 

私の中のポリーニさんはこんな感じ。

イタリアの伊達男❤️

ちなみに2001年の来日時はミケランジェリに捧げるコンサートだったらしい。

行きたかったな…

(あもちゃん、ミケランジェリが死ぬほど好き。…もしかしてイタリア人のピアノが好きなのかしらん)

 

ミケランジェリといえば、指導を乞いに訪れたポリーニとアルゲリッチに「彼らはすでに完璧なのだから必要ない」と言って、アルゲリッチはミケランジェリの卓球の相手ばかりさせられていた、というエピソードが最高。

 

ありがとう、ポルリーニさん!

さようなら、私のポルリーニさん!

本当に大好きだった。

今頃天国ですんばらしい音色でピアノを弾いていることだろう。

きっと神様もウットリ。