時々触れていたが、半年前からうっすらとダイエットをしてきた。
ふと気づけば、人生史上最大に肥えていたからだ。
あ、違ったわ。
一番肥えていたのは社会人一年目だったので(社会の厳しさにもまれたストレス太りだと思われる)、正確には人生史上二番目に肥えていた。
最初にそのことに気づいたのはズボンを履いたとき。←言い方が昭和。
私「ん?ズボンの形が変わった?長いこと履いてきたから伸びちゃったのね~」
一瞬頭をよぎった自分の体型が変わった可能性にはぎゅっと目を瞑り、ズボンが伸びたことにしてその場(=自分)を誤魔化した。
しかしどう誤魔化してもパンツスタイルが決まらない。
私「もしかして太ったのかも!?」
これは本当に限界かもしれん・・・
と現実を見る勇気を出し、恐る恐る、仕方なく、渋々、久しぶりに体重計に乗ってみた。
○○Kg!
私「あ、思った(史上最大に太ってた頃)よりは太ってなかった!」←常に前向き笑
しかし史上最大じゃないとはいえ、史上二番目ではある。
二番じゃダメなんですか~
とか言ってる場合じゃないので、早速ダイエットを始めることにした。
史上最大に太ったときは仕事を辞めたら1週間もしないうちに元に戻ったし(これが若さというものなのか)、これまでちゃんとダイエットというものをしたことがなかった私、運動もせず好きなものを好きなだけ食べて生きてきた。
そんな私がいきなりガッツリダイエットをしたところで翌日には挫折するに決まっている。
よって
・夜ご飯は控えめに
・1日1回体重計には必ず乗って記録する
の2点だけ心掛けて生活することにした。
ええ、それだけです笑
この2点をうっすら意識しながら、それでも夜におやつを食べたりする日々(ダイエットとは?)が続く中、あることに気づいた。
夜に納豆を食べると翌朝結構痩せる
ということに。
そのことに気づいた頃からちょっと方針転換。
・夜は白飯代わりの納豆1パック
・朝昼は今までと変わらずガッツリ(白飯も)食べる
・1日1回体重計には必ず乗って記録する
夜に白飯代わりの納豆を食べると、それだけでお腹がいっぱいになり、他のおかずがそんなに食べられなくなる。よって自然と夜ご飯の量が控えめになるのだ。
しかも納豆そのものもダイエットに効いてる気がする。
納豆菌がなんか作用してるのかもしれん。全く分からないけど。
納豆嫌いが多いと言われる西日本出身の私だが、離乳食が納豆だった私にとって納豆はいわば人生の友。
(離乳食が納豆とか、昔はアレルギーとか考えてなかったんでしょうね・・こわっ笑)
その人生の友のおかげで、なんと半年で元に戻りましたー!5キロやせた~。
・・ってそれだけ太ってたことに改めて驚愕なんですが。
長ズボンも伸びてないし~
パンツスタイルもまあまあ決まってる!←加齢による劣化は見ないフリ。
納豆万歳!
これがダイエット記録。
(あもちゃんのナイスプロポーションの数値が皆さんを悩殺してはいけないので、具体的な数値は伏せさせて頂きます笑)
最初の1ヶ月は順調だったが、何もしてないのに(何もしてないから笑?)2ヶ月目に入ると大きくリバウンド。
その後しばらく我慢が続くが、そこを乗り越えると問題なく痩せていった。
うーん、この世紀の大発見(大袈裟!)を誰かに教えた~い。
まずこの偉大なるダイエット方法に名前をつけてから・・・
と思った私の頭に浮かんだのは・・・。
ズバリ!西村賢太式ダイエット。
先日亡くなった作家の西村賢太氏、「本の雑誌」で「一私小説書きの日乗」という日記を書いていて)、そこにはたびたび「白飯代わりの納豆2パック」という文言が出てくるのだ。
いやいや、納豆2パックは多いっって!!!
というツッコミはさておき~。
白飯代わりに納豆食べててもあんな体型・・と思うとダイエット名としては説得力ゼロだが、きっと1パックだったら痩せていたに違いない。・・と思う。と思う。と思う。
大作家・西村賢太に思いを馳せ、食欲の秋まっただ中の今、西村賢太式ダイエットはいかが?
↑西村賢太追悼特集の回。超絶おもしろかったです。内容についてはまた今度・・