クマのパディントン | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

 

クマのパディントン クマのパディントン
1,296円
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(あらすじ)※Amazonより

クマのパディントンはとおいペルーからやってきました。ひょんなことからブラウンさん一家と暮らすことに。好きなたべものはマーマレード。とってもまじめででもどこかおっちょこちょい。世界中で愛されているクマです。

 

◇◆

 

うちのボスがお孫さんのために買った絵本、すでに買っていたのを忘れてまた買ってしまったらしく、私のかわいい甥っ子姪っ子たちにあげる、といただいた本である。

 

うっかり2冊買う、ってあるよね〜。

過去の様々な「同じ本2冊買っちゃうあるある」はこちら・・・

 

→『リバース

 ブログ友&リアル友のsaryaさんが「うっかり買ったのを忘れてて、2冊も買ってしま」い、私にくれた事件。

→『桃塔巡礼の旅〜第1日目①〜

 ほろ酔い状態で本屋に行き、以前買った本をまた買う、というお酒の失敗事件。

→『ノルウェイの森×3。

 あわてんぼうファミリーによる、多数買いエピソード。

 

 

さて、甥っ子姪っ子にプレゼントする前に私が読んでみよう、と読んでみた。

パディントンは本当にかわいくて、以前原画展を観に行ってハートを撃ち抜かれたのだが、ちゃんとした(?)本を読んだのはこれが初めてである。

 →『パディントン ベア 原画展

 

クマのパディントン、なんとペルーから列車に乗ってパディントン駅までやってきたらしい。

列車で!?どうやって海を渡った!?

などなどツッコミどころ満載ではあったが、絵もかわいくてとてもかわいい話であった。

子ども向けなんだろうけど、大人が読んでもなんだか幸せになれる本であった。オススメ。

 

 

ところで先日、甥&姪と遊ぶ機会があったので早速渡したところ、なんと意外にもダッコマン(甥)がものすごく興味を示し、おかげで伯母ちゃんは何度も何度も読まされるハメに・・そして私もダッコマンもほぼ覚えてしまった(笑)

そして台所で皿洗いをしていた母も、私の朗読を聞きながら、パディントンのかわいさ(帽子をあげて挨拶するところ。)に「ウフフ。礼儀正しいんなあ。」と小さく笑っていた。

 

姪っ子はパディントンに特に興味なし(2歳児には長いしちょっと内容が難しい)。

次に自分の絵本を読んでもらうべく、順番待ちのため私の膝におすわり。

 

私「ブラウンさんのおくさんは、いったいどこからきたの?と・・」←その日5度目の音読。

甥「ペルーからきたよ。」

私「パディントンより先に答えてるし!!」

 

もう内容も覚えてるんだし、読まなくてもいいんじゃないの〜?と思ったが、それを許してくれない厳しいダッコマン。

 

ちなみに初めて読んであげた時は、ダッコマンから質問攻めであった。

 

甥「どうしてペルーから来たの?」

甥「パディントンはどうしてここで降りたの?」

甥「本当のおうちにじゃないところに住むの?お引っ越ししたの?」

 

聞いていないようでちゃんと聞いてて、しかも内容もバッチリ理解。

その上で、内角をえぐる厳しい質問!!

あもちゃん、タジタジ。

 

甥「パディントン駅はどこにあるの?」

私「イギリスにあるんだよ。ペルーからイギリスに列車で来たんだって。」

甥「・・エゲレスから電車で来たの?」

私&母「エゲレス!!」

 

江戸時代か!!

(大人にはわからないが、イギリスという単語、言いづらいようである。)

 

ペルーからエゲレスにやってきたクマのパディントン、この挿絵のシリーズはほかにも・・

私が読みたいじゃないか!!