目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記 -10ページ目

目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

こんばんは、酔っ払い管理人です。


試飲会イベント、立て続けに書くつもりだったんだけど、日が開いてしまいました。
転職前の残務整理で忙しかったの。
許してください。


なわけで、今日は、そのイベントの続編をお送りします。



さて、前回は、ウェルカムドリンク「ケンタッキーシャンパン」を呑んだところで終了しました。
ちなみに、あの後、自宅でケンタッキーシャンパンを作ろうと、アップルサイダーを探しに近所のスーパーやディスカウントストアなどを探すのですが、手に入りません。
アップルタイザーあたりがあっても良さそうなものなのに・・・。
ちょっと大きな酒屋あたりにいかないとだめなのかなぁ。
ネットでお取り寄せしよーっと。


さて、ウェルカムドリンク呑んで、いいこんころもちになっているところで、会はスタートしました。


まずは、この試飲会を主催した「明治屋」さんからのあいさつ。
開会の挨拶なので、特に写真はありません。


そのあとに、メーカーズマーク のブランドアンバサダー、「レイ・ラッドフォード(Ray・Radford)」氏からのプレゼンテーションです。
レイ1

もちろん、レイ氏は英語しかしゃべれないようなので、通訳付きで、私は通訳の言葉しか理解できませんでしたが・・・。


まずはメーカーズマーク の歴史から。
メーカーズマーク の生まれた経緯などをプレゼンされていました。
キーワードが手元にあります。
キッチンで誕生し、仕様している原料は冬小麦がメイン。
赤い封蝋の特徴を前面に押し出しています。
なにより印象に残ったのは、メーカーズマーク とは、刻印という意味だったということ。
メーカーのマーク(印)なのだから、言われてみればそうなのですが、英語に弱い私としては、深く考えた事のなかったですね。


後に続くのは、バーボンウィスキーの定義やメーカーズマークの特徴です。
メーカーズマーク は、バーボンウィスキーでポピュラーなライ麦ではなく、冬小麦を使用。
甘くてソフトな仕上がりにするためのこだわりだそうです。
熟成は、味わいをまろやかにするためであって、年代ものを生み出すためではない、というこだわりがあるどうです。
なので、熟成年数が長くても満足のいかない味わいの場合、さらに熟成させることもあるのだそう。
あえて、熟成年数を表示させていないのもそのためとのこと。
(うーん、これは、かえって残念なこだわりですね。とことんまで熟成させたメーカーズマーク も呑んでみたい気がします。)
そして、屋外で空気乾燥させたオーク樽を仕様し、その蒸留所ではメーカーズマーク だけしか製造していないとのこと。
製粉はマンマーミル(自動機械)ではなく、旧式のローラーミル(手動)を使用。
全ての樽が均一になるように、同じテイストになるように樽をローテーションさせているそうです。
そして、メーカーズマーク と言えば赤い封蝋なのですが、ボトル一本一本を手作業で封蝋しているそうです。
そのため、生産量は限られていて、大量生産はできないとのこと。


レイ3


なーんてことをプレゼンされていました。
どうしても通訳しながらなので、時間もかかりもっと話したいことはいっぱいあったでしょうが、けっこうメーカーズマーク について詳しくなったのではないでしょうか。


さて、次回は、いよいよ試飲シーンです。

ブログネタ:《大人限定》手作りバーボン【メーカーズマーク】試飲イベント★ご招待♪ 参加中
本文はここから

こんばんは、酔っ払い管理人です。

4/16(水)
アメーバブログネタのイベントより、メーカーズマーク の試飲会が都内某所にて開かれました。
主催は株式会社明治屋。
輸入食材の販売店舗を展開している会社ですね。
「ブロガーのためのバーボンウィスキー試飲イベント」と銘うってます。
当日のプログラムは、ざっと以下の通り。
アメリカより、メーカーズマーク のブランドアンバサダーと言われる、「Ray Radford氏」を迎えて、メーカーズマークのプレゼンセッションがありました。
その後、Q&Aを挟んだあと、熟成年度の違うメーカーズマークの呑み比べ。
最後に、ディッピング・セッションと称して、メーカーズマーク のハーフボトルにあの赤い封蝋を体験するセッションがありました。

招待人数はブロガー40名に同伴1人の最大80名。
1人で参加は寂しいので、前職のコールセンターで一緒だった、W君と一緒に参加をしてきました。

開演19:30、開場19:00。
W君と新宿で18:30に待ち合わせをして、会場に向かったところ・・・、なんと到着がジャスト19:00!!
二番乗りで、会場の一番前の席に通されました。
会場についたら、ウェルカムドリンクとして、「ケンタッキーシャンパン」が振舞われました。
ケンタッキーシャンパン2

これって・・・、始まる前に呑んでいいの?
ウェルカムドリンクだから呑んで良いに決まってるのですが、誰かが口をつけるまでどぎまぎしながら、それでも、美味しそうなお酒を前にして我慢などができるはずもなく、迷いは一瞬で、ケンタッキーシャンパンに口をつけました。

旨い!
バーボンの香ばしさと甘口シャンパンの絶妙なるマッチング。
意外や意外、バーボンの香ばしさがそのものを味わうよりも、引き立っているように感じます。
後程わかったことなのですが、レシピにシャンパンは使われていませんでした。

メーカーズマーク 30ml
アップルサイダー適量
マラスキーノチェリー1ヶ
フルート型のシャンパングラスに、メーカーズマーク と冷やしたアップルサイダーを注ぎ、軽くステアした後、マラスキーノチェリーを沈める。
なんと、アップルサイダーだったんですね。
言われてみると、アルコール度数がちょい低めかもしれません。
これなら、アップルサイダーを買ってくれば自宅でできそうです。
うーん、バーボンコークの次に、我家で流行りそうな予感がしますわ。

なんと、W君、お代わりしています。
そして、運ばれてきたグラスは2つ・・・。
どうも、私の分も気を利かせて頼んでくれた模様です。
よくやった!
ということで、ウェルカムドリンクを駆けつけ2杯?呑んで、結構いいこんころもちで会はスタートしました。

と、今日はこの辺で。
会の様子も結構書くと長いので、何回かに分けて掲載しまーす。

メーカーズマーク




バーボンの銘酒、メーカーズマーク
一本ずつ丁寧に封蝋されるボトル
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こんばんは、酔っ払い管理人です。


また、少し間が空いてしまいました。
佐賀のお酒を連発しようと思っていたのですが、ちょいと珍しいお酒が手に入り、呑んだのでそちらを書こうとおもいます。


実は、ここでも何度か顔?を出している、株式会社アベンティ  の社長より頂いたお酒です。
お酒をもらうというよりも、いつものようにちょっといいお店がみつかったから一緒に行こう、そんときのおみやげ物でした。
(いやぁ~、日頃から酒好きをアッピ~ルしておくと、旨い酒が自然と集まってくるのです。ありがたや、ありがたや)


いつものように楽しく呑み喰いを・・・と思っていたところ、実はその会合で、先日より物議を醸しだしている、転職の「お誘い」があろうとは・・・ビックリでした!!
色々悩んだり、周囲との調整(主に相方?)がありましたが、来月5月からは「株式会社アベンティ 」にてお世話になろうと思います。
企業の味方ですから、そっちのほうも、よろしくお願い致しますわ。


さて、本日は、そのときに頂いたお酒(誤解の無いように申し上げますが、このお酒に釣られてとか、誘惑されて会社替わるわけではないですからね!念のため。)です。


その名も


呼友(こゆう) 純米大吟醸 朝日酒造 15~16度
呼友 純米大吟醸

千寿 」とか「万寿 」でお馴染みの、朝日酒造のお酒です。
朝日酒造といえば、以前「蔵人秘伝 」というカストリ焼酎を紹介しましたが、ボトルがその焼酎と正に同一の、外見からはその実力ははかれないお酒です。


まずは一口呑んでみた。


吟醸香はそれほど強くなく、どちらかというと控えめ。
しかしながら、上品さを感じます。
舌にのった瞬間は、水のようなスッキリ感なのですが、しばらくすると、口中で香りが膨らみ始め、米の旨味をひかえめに、しかしながら確かな存在感を感じさせてくれます。
そして、特筆すべきはバツグンの切れ!
爽やかな風と共に、かすかな余韻を残しながら、去っていきます。


また、あの味に出会いたい・・・と杯を傾ける頻度が増える、そんなタイプのおさけでした。
しかし、味自体が淡白というか淡麗系なので、物足りないと感じる人もいるかもしれません。
私も、どちらかというと日本酒度低めの甘口のお酒が好きなのですが、この呼友に関しては、そのあっさりとした造りに隠された旨味を感じることができました。
これは、米造りから考えて造られているからだと思います。


このお酒が淡白で、よくわからないと言う人には、呑み比べをお勧めします。
それこそ、同じ朝日酒造の「千寿 」「万寿 」あたりと呑み比べると、その差は歴然。
他のお酒が少し固く感じるのではないでしょうか。
それほど繊細に造られていると感じました。


さて、この「呼友 」、一般的にはほとんど流通していないようです。
それもそのはず。
この呼友を扱う販売店は、朝日酒造主催の勉強会「久保田塾」を卒業した全国で95名の「呼友会」メンバーのみだそうです。
その塾では、原料の米を造るところから、ほんとに最初の最初からで、田植えなども皆で行うような集まりのメンバーしか扱うことができないのだそうです。
社長は、新潟に旅行の際に立ち寄った酒販店がたまたま「呼友会」のメンバーだったそうで、そこの店主と話しをして、私にこれをお土産として購入したと、こんな経緯だったそうです。(いやぁ、ほんとに、お酒が集まってくるこの環境に感謝ですわ)


原料米は、農薬や肥料をほとんど使わない、減肥栽培で育てています。
収穫は減るそうですが、酒造りに最適な品質の米が取れる栽培方法で、雑草や害虫の駆除には、水田に放った合鴨達が活躍するのだそうです。
その、原料米は「五百万石」。
精米歩合の限界は50%と言われていて、これ以上磨くと米がひび割れるのだそう。
しかし、減肥栽培で造ったお米は45%まで磨くことが可能で、もちろん、呼友も45%精米の純米大吟醸なんですね。
日本酒度は+3。
酸度は1.4というデータです。


社長は私好みの酒ではないかもしれないけど、話題の為に呑んでね。
と話してましたが、いやいや、造りをしっかりしているお酒は、好みとかそんな以前の問題で、美味しいです。
美味しいものは美味しいんです。
これからも、こんな酒に出会える人生でありたいなぁ・・・。


今日はこのへんで。

こんばんは、酔っ払い管理人です。


先日の佐賀呑み屋にての送別会より、本日もご紹介です。


「旬の蔵パセリ」から徒歩5分ほどのところに、いつも行く秘密の呑み屋があります。
実は、送別会。
その場に居合わせた、初めて顔を合わすお客さんまで巻き込んで、朝の3時頃までドンチャンやってました。
次の日も仕事やっちゅうねん!


その日が最後ということで、いろんなお酒を出してもらったのですが、やっぱり日本酒・・・いや、酒の世界は奥が深いと感じた一瞬でした。
こんな酒があったんです。


樹の上の猫  嘉美心酒造 11度~12度
樹の上の猫と木陰の魚

左側の赤いラベルがそうです。
(右の酒は、また後日アップします。こいつもすごかった!)
ワインのボトルを彷彿とさせるようなボトルに、ワクワク期待感が高まります。


岡山県にある嘉美心酒造という酒蔵が造っているお酒。
精米歩合は非公開のようなのですが、大将曰く、91%というほぼ玄米に近い精米だそうです。
精米の荒いお酒では、私の知っている限り、No2です。
No1は祇園の龍力という、92%精米の純米酒がありますが、勝るとも劣らない精米ですね。
そりゃぁ、酒仙を目指す者とすれば、精米の荒い酒からチョイスして呑んでみました。


一口呑んでみた。
口に含んだ瞬間、日本酒ではなく、果実酒のような華やかな香りを感じます。


おっほっほっほっほっぉぉぉぉぉ!にひひ
思わず、笑いがこみ上げて、奇声を発してしまいました。


味わいが日本酒じゃぁない!
新鮮なリンゴのような、葡萄ジュースのような味わい。
甘酸っぱさが、青春の日々を・・・・いやいや、そんな描写はええねん。
少し酸味のある甘み、正にデザートワインのような風味で、なにも知らされずに呑んだなら、ワインと間違うこと請け合いです。
さながら、アイスヴァインのよう。


どのような造りをすれば、米という原料でこの味が出せるのか、ほんとに不思議です。
これは、実際に酒蔵に行って調べてみるしかないかも・・・。


調べたところのデータです。
原料米:岡山県産アケボノ
日本酒度が、なんと-30~40、酸度4~4.5だそうです。
日本酒度は低くなれば低くなるほど、甘いお酒といわれますが、-10以下のものを滅多に見ません。
その範疇をはるかに超えた日本酒度に、あの甘酸っぱさの味わいが納得です。


いやぁ、まだまだ、いろんな酒がある。
もう一本の右のお酒もすごいでぇ!

それはまた、次の機会に!

こんばんは、酔っ払い管理人です。


ここ最近、また更新をサボっておりました。
本日より、気合が入るといいなぁ・・・と思い、キーボードに向かっております。


さて、身の周りの出来事として一番大きい変化が、会社を替わることになりました。
今までの会社から、違う会社へと移るってことですね。
別段転職活動をしていたわけではありません。


勿論、今の会社でもまだまだ自分のスキルアップのためにいろいろできることがたくさんあり、これからと思っていたところですが、最近ちょっと考えていた事がありました。
それは、“どこまでスキルをつけたら十分なんだろう?”ということです。
もともと独立志向があった私は、独立するためのスキルをアップさせたいといつも考えていたのですが、このスキルってぇやつが、求めれば求めるほどキリが無いって感じ始めました。
詳しい思考プロセスは省きますが、現時点で独立してもスキル的には何とかなると思い始めたんですね。
じゃぁ、何が足りないのか?
それは、人的ネットワークでしょうか。
私が1人立ちしても、仕事をくれような人とのつながりが薄いと考えていました。
なので、後5年くらいの間に今の会社で、この人的ネットワークを意識して育てていこうなんてことを3月中旬くらいに考えていたんですね。


そんな矢先に、旧知の社長から声がかかりました。
今と比べると小さな会社なのですが、その代わりに自分の活躍できるフィールドが格段にひろがります。
その分、責任と期待される仕事も大きくなりますので、プレッシャーは大きいですが、それはビジネスマンとして、自分を大きくしてくれるでしょう。
お話を聴いてから、史記の蘇秦伝にある「鶏口(けいこう)となるも牛後となるなかれ」(大きな団体で人のしりについているよりも、小さな団体でも頭(かしら)になるほうがよい。)ということわざを思い出しながら、約1週間ほどで転職を決意した次第です。
最終出勤日は4月30日。
1ヵ月前に告知しなければと、決めた次の日に上司に報告致しました。


さて、前置きが長くなりました。
何故、この話しをしたかというと、ここ一年でよく登場した佐賀の呑みどころから、離れてしまうことになります。
今の会社には佐賀にコールセンターがあり、そこに出かけることが多かったのですが、次の会社では佐賀に用事はありません。
まぁ、そのうちプライベートでも行こうと思ってはいるのですが、それでも今ほど頻繁に出没するのは不可能です。


で、ちょうど先日の4月2日が佐賀最終になったのですが、まだセンターには退職が告知されておらず、挨拶もせず最後の顔見せとなった人がたくさんいることが、現在も心残りであり、急なことだったのでみなさんと呑みに行くこともできませんでした。
そんな中で、ささやかながら送別会を執り行ってくれたのが、呑み屋の店長さん達だったというのが皮肉な話しで、やっと話しがつながります。
3/31~4/2の間に、もう最後と、呑み歩きましたので、そのひとつひとつを公開していきますね。


ちゅうことで、まずは、佐賀の 「旬の蔵パセリ 」 から。
実は、送別会もここの店長さんが声かけて、例の秘密のお店の店長に話して実現したんですね。
いやぁ、ほんとに感謝でございます。
で、パセリではちょっと珍しいものをいただきました。


シロウオです。
白魚泳ぎ
混同されやすい魚にシラウオがありますが、べつものらしい。
シロウオ(スズキ目ハゼ科シロウオ属)
大きさ 5センチ /分布 北海道南部から鹿児島県あたりの水のきれいな沿岸

シラウオ(サケ目シラウオ科シラウオ属)
大きさ 5~10センチ /分布 北海道から熊本県の河口、汽水域


シラウオはサケの仲間、シロウオはハゼの仲間ちゅうことですね。
体の色は透明で大きさも似ていますが、シロウオは頭が尖り頭よりも胴のほうが幅が広いのに対し、シロウオは頭が丸くずんどう。
アブラ鰭(しっぽの近くにある小さい背びれ)の有無で区別します。

私が食したのは、頭が丸くずんどう、顔がマンガのように目と口がはっきりしていたのでシロウオですね。


踊り喰いで頂きました。
白魚酢漬け
ちょっと分かりにくいですが、酢に漬けてそのまま噛まずに飲み込むのだそう。
酢の味と生きながら喉を通っていく食感は初めての体験で、病み付きになりそうです。


泳いでいるシロウオを見て、カウンター隣の女性二人組みが騒いでいるので、旅先ですし、一人前を私からご馳走してみました。
やっぱり女性にはきついのでしょうか?
1~2匹食べてギブアップ、後は私が頂きました。
でも、初めての体験でこんな機会がないと食べる事はなかったと、御礼を頂いたのですが、ちょっと無理矢理だったかなぁと反省しております。
(うちの相方なら、むしろ食べさせろ!と言うでしょうが・・・)


さて、もうひとつ、お酒・・・というよりボトルを紹介。
それが、


鍋島 三十六萬石  益々繁盛ボトル
鍋島益々繁盛ボトル
これは、呑んだわけではなく空きボトルを撮らせていただきました。
撮り方が悪かったのですが、小さいほうのボトルは4合瓶ではなく、一升瓶です。
その横のボトルが、4,500ml = 4.5リットル = 二升五合 の容量のボトル、でかい!
一升が1.8Lですから、二升五合。
「にしょうごんごう」と読むそうです。
実はこの二升五合という数字、飲食店では大変好まれる数字です。


『二升』は升が二つで『ますます』、『五合』は一升の半分で『半升=はんじょう=繁盛』という語呂合わせですね。
ということにて、益々繁盛ボトルとラベルの裏に記してありました。
旬の蔵パセリが開店するときに、空けたボトルだそうです。


そういえば、実家の寿司屋に「春夏冬 二升五合」という貼り紙がしてあったなぁ。
秋が無いので、秋ない=「商い」 二升五合=益々繁盛 で、「商い益々繁盛」と母に教えてもらったことがあったっす。
げんかつぎの一種ですね。
しかし、この繁盛ボトル呑んでみたかったなぁ。
味よりも雰囲気を呑みたい!

こんばんは、酔っ払い管理人です。


年度末忙しい・・・。
なんかバタバタしています。


でも、3/24~26は会社お休みです。
というのも、親戚一同が集まるイベント3/24にあり、それと同時に、義父と祖母のお見舞いをまとめて済まそうという休暇です。
まぁ、うちの会社結構休暇制度が充実していまして、今回は特連休という3日間連続で取得するタイプのものを利用します。


その間の地酒はまたなにかご紹介できればいいなぁと思います。


さて、本日の酒は日本酒。
最近常連と化しました、佐賀のお店「旬の蔵パセリ 」からこんな珍しい日本酒です。
(やっとホームページできたんだねぇ!これで、お店の雰囲気が紹介できます。)


天吹 吟乃紅衣(ぎんのくれない)  16.5度
天吹吟乃紅衣2
この色。
きれ~いな薔薇色です。
ワインじゃないですよ、なんと日本酒なんです。
天吹酒造といえば、花酵母を利用して醸造するので、吟醸香に華やかさがプラスされてとってもアロマティックなお酒を造るので有名な酒蔵です。
その、天吹酒造が得意の花酵母を使って、なんとロゼ色の日本酒を造ったのです。


まずは香りを楽しんでみる。
う~ん、香りというよりも「かほり」と表現したほうがしっくりくる。
華やかで日本酒としては斬新だけれど、どこか懐かしい花の「かほり」が1日の疲れを癒してくれるようです。


一口呑んでみた。
米の旨味を残した、ふうわりとした甘さが、花のかほりにマッチして、そのポテンシャルを引き上げています。
しつこくなく、いつまでも花の「かほり」が残っているような後味は、お酒そのものを楽しみながら呑むのがお勧めです。


さて、このお酒、日本酒なので米が原料ですが、なぜローズ色なのでしょう。
これは、古代から作られ食べられていた古代米「黒米」由来だそうです。
黒米というのは、玄米の糟の部分に『アントシアニン』系の色素が含まれてる米のこと。「アントシアニン」はブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素です。
抗酸化物質ポリフェノールの一種で、視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ目を改善し、視力を向上させます。
活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もあり、老化や発ガンの抑制に関係する抗菌化作用が認められるそうです。


ブルーベリーや紫芋の色素だったんですね。
それを紫色にせず、きれいなローズ色にするには、花の酵母の作用やタイミングなどが類稀なるロゼの日本酒を造ったのでしょう。


この色、お祝い事などにも使えますね。
年度末の歓送迎会シーズンなので、2~3本取り寄せしようかしら・・・。


こんにちは、酔っ払い管理人です。

また、少し期間が空いてしまいました。
今月3月も、出張が2回。
佐賀ですが、3泊×2ということで、ちょっとお疲れ気味の酔っ払いです。


先日、出張で疲れて自宅に到着すると、めっちゃ嬉しいものが届いていました。


それは、

なんと!!


キリン ザ・プレミアム無濾過<リッチテイスト> 5.5度
無濾過生1
5月28日新発売になる、キリンの新プレミアムチルドビール!
キリンの会員モニター登録をしていたので、発売に先駆けてモニター試飲をゲットしました。
呑んで、その忌憚の無い感想を送るってことが条件です。
しかも、その本数・・・1ダース。
2本とか、6本とかではなく、ドーンと12本です。



難儀なところは、チルドビールなので必ず冷蔵庫保管しなければいけないこと。
一挙に12本、冷蔵庫に入れるとこんな感じです。
冷蔵庫いっぱい 冷蔵庫いっぱい2

うーん、場所とるガーン・・・・早く呑もう!




ということで、帰宅早々、相方と乾杯しました。
KIRINプレミアム無濾過生2
グラスに注いでみると、その色は深みのある若干アンバー色。
キリンの「グランドエール 」を彷彿とさせる色合いです。
ごっついフルーティーな香りが、呑欲をそそります。
しかも、酵母が生きているせいで濁りまくってます。



一口呑んでみた。
どっしりとした麦の旨味が口中を駆け抜けます。えっ
しかし、その重さは舌に残らず、甘く柔らかく、なにかを包み込むような感じで喉奥へと流れていきます。
後に残るのは、先ほど香ったフルーティーな多分ホップの香り。


いやぁ、こいつは、食事と一緒に呑むのもよし、ビールだけを楽しんで呑むのも良しの久々にはまりそうな予感のビールです。


商品データ
【原材料】 麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)ホップ *麦芽100%ビール
【アルコール度数】 5.5%
【パッケージ】 豊かな味わいと洗練された高級感を感じさせるデザイン
【ターゲット】 味にこだわりのある、ビールのヘビーユーザー
【賞味期限】 90日間


こだわりその1として、原料の麦を4種類使っているそうです。
①豊かな旨味        : エール麦芽
②やわらかな味わい    : 小麦麦芽
③香ばしさと深い味わい  : カラメル麦芽
④まろやかな味わい     : 淡色麦芽
そっか、どっしりとした旨味は「エール麦芽」で、柔らかさが「小麦麦芽」、甘さは多分「カラメル麦芽」のおかげだなこりゃ。
今までにない、複雑な味だった理由がこれですね。
当たりの柔らかさに、「銀河高原ビール 」のような白ビール系の味わいがしたのは、小麦麦芽を使っているからでしょう。
しかし、小麦と大麦を混ぜるとはすごい発想ですね。
小麦だけでは柔らかすぎて、多くは呑めませんが、この無濾過はいくらでも呑めそうです。


こだわりのその2として、無濾過だそうです。
濾過するまえの、ビールのフレッシュさを届けたいという思いがキリンはつよいのでしょう。
他にもチルドビールを出していますが、生きた酵母の風味が私は好きです。
従来は賞味期限60日間だったのですが、このプレミアム無濾過は90日間と改善。
製造設備の見直しや、最適な原材料の選定などにより、これまでよりも持続性の高い味覚設計を実現したそうです。

こだわりのその3として華やかな香りの実現
上面発酵とカスケードホップによって、実現させたとのこと。
上面発酵とは、発酵後にビールの表面に浮かび上がる酵母を使って醸造する製法のこと。発酵する過程で、酵母が醸し出す華やかな香りが特徴のビールに仕上がるそうです。
さらに、そこに、カスケードホップという柑橘系のフルーティーな香りが特徴のホップを使い、香りの華やかさを二重に演出しているそうです。


あっ、っという間に、後3本という状態です。
いやぁ、呑むの早かった。
でも、これ呑みきってしまったら、5月まで買えないんだよね?
でも、ちびちび呑んでも仕方が無いので、本日呑み干してしまえ~。


ところで、感想を書こうとキリンのホームページにアクセスしたら、
「ザ・プレミアム無濾過」が抽選で1,000名に当たるキャンペーンをやってたよ。
これは、モニターではないので、6本だって。
3/20(木)24時までなので、早めに応募すべし!


http://www.kirin.co.jp/brands/thepremiummuroka/campaign/authorization/index.html

ではまた!!



こんにちは、酔っ払い管理人です。


ずいぶんとご無沙汰をしておりまして、もうしわけございません。
実は仕事が忙しく、3月末までに開発しなければならないものが山ほどあるのですが、うーん、40%くらいしか進んでいなく、プレッシャー!をひしひしと感じている次第です。
作業している時間よりも、考え込んでいる時間のほうが長いような気がします。
その為、家に帰っても疲れきっていて、文章どころかメールチェックもままならない状況です。


えー、ちなみにこれ、3月が終わるまで続きます・・・。
その間出張もあり・・・、命があるかどうか心配・・・。
なーんねて、そんなことはないですが、更新が滞りがちになること、ご容赦ください。
でも、その命をつなぐために、酒と言う名の「命の水」を今日も呑むぞー!!


というところで、今日の酒にいってみよう。


長い間更新しなかったので、結構な数、初めての酒を呑んでいます。
国内家族旅行で呑んだ酒、初めて言ったBARで呑んだ酒、いろいろありますが、2月の最初に家で鍋パーティーをやったときに友人からのお土産酒をアップしよーっと。

その友人とは、なんどか登場頂いている、 株式会社アベンティ 社長のK氏。
アベンティ再生トナー のネット販売会社を経営しており、そのコールセンターの人たちに研修を行ったりしています。
 ここの再生トナーは品質もいいし、なによりトラブルがあったときの対応が素早いです。
 これ、私が研修しているから・・・なのかどうかはわかりませんが、コストとリスクのバランスを考えて再生トナーを選ぶなら、迷わずここでっせぇ。
 イートナードットネット


年一回くらいですかね? 「松の司 しずく大吟醸純米 」が売り出される頃に、我が家に招待しています。
他にもいくつか、今年の新酒を用意しておりました。
しかし、松の司の今年の出来がいまいちなんです・・・。
舌が変わったのでしょうか。
フルーティーな吟醸香があまり感じられず、米の味よりも辛口日本酒に近いような気がしました。
毎年一度のことながら、当たり外れってあるんですね。
ちょっとがっかりしつつ、K氏の持ってきた酒を開けてみます。



うらがすみ大吟醸1



木箱に入っているそれを開けると・・・


浦霞  別誂 大吟醸(木箱入り) 16度以上17度未満
うらがすみ大吟醸2
うらがすみ大吟醸4

■蔵元:佐浦(宮城県塩竃市)
■原料米:山田錦
■精米歩合:40%
■日本酒度:+4
■酸度:1.3
■アルコール分:16度以上17度未満
■その他:浦霞酵母使用


創業280年余りという老舗中の老舗、清酒「浦霞」の最高級品。
蔵は宮城県塩竈市に位置しています。


通常の浦霞と言えば、ちょっとこじゃれた居酒屋においてあって、呑みやすいというイメージ。
どちらかというと本醸造のイメージが強いです。
しかし、この酒は桐の木箱に「別誂」の文字。
アル添はしてありますが、味の調整の添加と伺えます。


ワクワクしながら、とりあえず一口呑んで・・・その前に鼻腔を襲う吟醸香。
使い古された表現で言えば、果実のような香り?
書いてしまうとそうなのですが、メロンのように青臭くない、りんごのように固くはない、筆舌に尽くし難い香りが襲います。
どちらかというと、蜜をたっぷり含んだ花の花弁のような気品高い香りがワクワク感をさらにヒートアップさせてくれます。


がまんできずに、一口呑んでみた。
にょ~わん。
文章で表すの難しいぃぃぃぃ。
呑んだ瞬間、腰砕けになるようなまろやかな味わいと、柔らかな舌ざわり。
相好崩して崩れっぱなしの、嬉しくなるお酒です。


製品の出荷までは1年半以上の期間がかかっているとのこと。
低温で貯蔵管理をして、まろやかさをだすために熟成を経て出荷されているそうです。
なので、新酒の若々しさではなく、耐えて忍んだ丸みが優雅さを醸しだしているのでしょう。


浦霞ホームページより、酒名の由来

大正時代に東北地方で陸軍大演習があった時に、当時摂政官であった昭和天皇にお酒を献上する栄を賜ったそうです。
それを機に万葉時代からの歌枕であった塩竃を詠んだ源実朝の歌、


 「塩がまの 浦 の松風 霞 むなり

            八十島かけて春やたつらむ」(金槐和歌集)


(塩釜の海岸を吹く風も、霧を含んでいるかのようにやさしく吹きわたる。数多くの島はいっせいに立春を迎えたのであろうか)

から「浦霞」を超特級酒の銘柄名と頂いたとのこと。

昭和にはいり、戦時下の級別制度開始より銘柄名を「浦霞 」に統一して、今日にいたっているとのこと。


しっかし、創業280年とはすごいなぁ。

こんばんは、酔っ払い管理人です。


年明け仕事が忙しく、バタバタしていたので、久しぶりの更新です。
そして、現在、札幌に出張中です。
木曜の本日、天気予報では大雪で積もるとの予報がされていましたが、予報どおり大雪です。
札幌雪1
霧のように見えるのは、雪が降っていて、その雪密度のため、視界が悪いんです。
最高気温が-2度!  最高気温がマイナス??
札幌センターの人は「暖かいほうですよ」と恐ろしいことを言いますが、めっちゃ寒いです。
予報では、今日はこのまま降り続けるらしく、明日の朝にどんだけ積もっているか楽しみ?です。


夜の時点でこんな感じ
札幌雪2


さて、今日はお酒本体の話題ではなく、ビール業界の話題。
2008年1月18日発行のサンケイエクスプレスに、
酔いもさめる「市場縮小」 ~アサヒ首位死守~
という記事が載っていました。
2007年のビール類出荷量を計算しているみたいです。


それによると、07年は近年まれにみる新製品ラッシュイヤー。
昨年1年間に各社が発売したビール類新製品は23種類(発泡酒など含む・・・)
(ニッポンプレミアムとか、一番搾りスタウトとか、ヱビス・ザ・ホップとか、琥珀ヱビスとか、贅沢モルトとか、モルツのニューデザインとかありましたね)
しかしながら、上位5社の出荷量は3年連続のマイナスとなったとか。
新製品の投入が新たな需要開拓にはつながらず、市場縮小に歯止めがかからなかったとの記事です。


ビールシェア関連の記事を見るときに、いつも残念な思いでいるのが、アサヒが以前トップシェアなんですよね。
みなさん、やっぱり「スーパードライ」が好きなんでしょうか。
私はやっぱり「スーパードライ」のあの味が苦手です。
なので、今回、キリンが追い上げていて、0.2ポイント差しかないとの内容は嬉いのですが、スーパードライの缶の売れ行きは堅調だったとの内容には、(ごめんねドライ派の人)がっかりくる思いでした。
まぁ、基本好きなのははプレミアムモルツとヱビスなので、業界4位と3位なんですけどね。


でも、今年は麦の原材料費が高騰する兆しとか。
ビールも値上げが見込まれていますね。
私は適正な価格はとって欲しいと思っていますので、値上がっても買いますよ~。
まぁ、でも、頻度は減るかもなぁ・・・。


ちなみに、去年新発売のビールは以下。(わかる範囲で!)

アサヒ  「スタイルフリー
アサヒ  「醍醐味」
アサヒ  「北の職人 長熟
アサヒ  「極旨
アサヒ  「あじわい
アサヒ  「ぐびなま。冬のやわらかホップ」
アサヒ  「プレミアム生ビール 熟撰
キリン  「キリン・ザ・ゴールド
キリン  「良質素材
キリン  「ニッポンプレミアム
キリン  「一番搾り スタウト
キリン  「一番搾り とれたてホップ生ビール
キリン  「一番搾り とれたてホップ 無濾過<生>
キリン  「Sparkling Hop(スパークリングホップ)
キリン  「麒麟ZERO(キリンゼロ)」
サッポロ 「ヱビス<ザ・ホップ>
サッポロ 「贅沢モルト
サッポロ 「ドラフトワン スパークリングアロマ
サントリー「金麦(きんむぎ)
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ小瓶


以上。

しかし、いっぱいあるなぁ。

こんばんは、酔っ払い管理人です。


予告していた通り、年明けてすぐに佐賀に出張に行っておりました。
正月ぼけ?でしょうか、体が重い・・・。
いや、正月ボケではなくて、正月太りだ!


顔は少しふっくらと、太ももがちょいと窮屈。
おなか周りが・・・・・・・・・・。
ヤバイっす。


しかし、佐賀に出張中。
東京よりも、食べ物が旨い。
出張中はホテルに閉じこもって、おからクッキーや春雨ヌードルなんかで腹を満たすつもりだったんだけど、いろんな誘惑に勝てず、減るどころか増えたかもしれません。
恐いので体重計には乗れず、いまどれくらいなのでしょうか?

休日は、ビリーに励みます。


さて、その佐賀出張中にとんでもない酒に出会ってしまいました。
場所は、繁華街での小さな一杯呑み屋。
例によってお店の名前は明かせませんが、佐賀の繁華街のどこかです。


お店に行ったのは12月5日以降ですから、1ヵ月ほどのご無沙汰です。
年始の挨拶を果たし、大将から満面の笑みで
「入りました!」と言われ出された酒がこれ!


万齢 純米大吟醸 小松大祐 16度~16.9度
小松大祐1
きゃぁぁぁぁ~ラブラブ!
悲鳴をあげてしまいました。


万齢を醸す、小松酒造の最高級品。
しかも、オーナーの名前を冠したお酒です。


ひとつだけ、重要な注意点。
この酒は一般流通していないお酒です。
それこそ、小松酒造さんが持てる技術の粋を集結した出品仕様酒。
ラベルにも「超特別限定品」の文字が!

小松大祐2
まさに限定品中の限定品、特別を超えるのですから。


お店の大将からも、特に念を押して言われました。
一般流通してないからね、問い合わせても手に入らないって、必ずブログで説明するようにとのこと。
なので、読者の皆さん。
この酒を呑みたければ、佐賀の地に行ってお店を探すしかありません。
ホントにその気のある人は、酔っ払い宛ににメールください。
佐賀出張の折に案内しましょう。
それ以外、呑めません! あしからずご了承ください。


そんなわけで、このお酒を目の前にぶらさげられたからにゃぁ、呑まずにはいられない!ショットでも結構しますので、一杯ずつ味わっていただきます。


グラスに注がれる酒。
芳醇な吟醸香の中に、少し麹の匂いが残っているかのような米臭さがあります。


一口呑んでみた。
うおおぉぉぉ~」思わず口から漏れる感嘆の叫び声!叫び
となりで呑んだ大将は
ひょほほほほぉほぉほぉにひひと思わず笑いが漏れています。
いや、もうこれ、叫ばずには、笑わずにはいられない。


口に含んだ瞬間のお酒の旨味がはじける、例えるならばビックバンのよう!
フルーティーと言ってしまえばそれまでで、メロンやデリシャスリンゴのような味わいなのですが、それも普通のお酒のレベルをはるかに超えています。
味わいというよりも、果物そのものを口に含んだよう。
口いっぱいに果汁があふれるあの感覚です。
これがほんとうに米からできたお酒なのだろうか?
甘く華やかな果汁を呑み込むと、後味は果物の芳香のみを残しながら、未練残さず潔く切れる切れ味をもって終わります。
ナンボでも呑めそうです。



そういえば、日本酒の不思議として、フルーティーな吟醸香がなぜ出るのかということがあります。
これは、私調べてみました。
通常、お酒の発酵とは、米のデンプン質を麹が分解して出来た糖を清酒酵母がエネルギーにしておこる現象です。
しかし、その清酒酵母が好む窒素化合物やビタミン類などは、米の外側に多く含まれ、中心部にいくに従って少なくなっていきます。
大吟醸のように、精米歩合を40%にまで磨いた場合、デンプンばかりとなってしまい、酵母の栄養素は少なくなってしまうとのこと。
さらに、発酵温度も限界の摂氏10度以下という低音にして、清酒酵母の活動をギリギリまで抑えて、一種の飢餓状態を作り出すのです。
さて、こうなると、清酒酵母は実に困った事になります。
寒さのためにブルブルと震えながら、食べ物も毎日少しずつしか溶けてこないので毎日空腹の状態でしょう。
しかし、このままでは死んでしまうから、何とかして生きるためのエネルギーを作り出さなければなりません。
そこで、清酒酵母は追い込まれた最終手段の、伝家の宝刀を抜くことになります。
芳香エステル生成系(細胞膜に存在していて、果物の芳香エステル成分を生成するアルコールアセチルトランスフェラーゼという酵素)を回転させてエネルギーを造り始めるらしいのです。
そのまま全くエサがなければ酵母は死んでしまいますし、逆にエサが豊富にあるとヌクヌクと活動して、伝家の宝刀を抜くこともありません。
絶えず愛情をもって労わりながら、常にギリギリの状態を保つことがお酒のポテンシャルを最大限に引き出す秘訣なのです。


そう考えると、このお酒。
どこまでギリギリの状態だったのだろうか。
米、麹、酵母、全てのエネルギーをを余すことなく引き出しています。
そのエネルギーが風味となり、混然となって凝縮されたエキスです。


最初、ものすごく繊細なお酒だと思ったのですが、それだけではありません。
繊細かつ、力強い呑んで良し、合わせて良しのお酒だったのです。
お酒を呑んだ後の切れ味がすばらしく、いろんな肴を合わせてみたのですが、抜群です。もちろん、塩辛やタコなどの定番には申し分なし。
おでんという、どちらかというと熱燗か焼酎の合う肴にも、抜群です。
料理の味をその力強い芳香と果汁で洗い流してくれ、口の中をリセットしてくれます。


そして、最大の特徴といえるのが、呑んでしばらくたつと、口の中に唾液がじゅぅわぁ~っとあふれてきます。
まるでパブロフの犬のように!
人体の不思議なのでしょうか?
食欲を刺激し、口中をリセットしてさらに肴を進ませる、神か魔物が作ったようなそんなお酒でした。


うーん、困った。
多分体重増えた!


ちなみにこのお酒、何度も言うようですが、一般流通してませんし、ネットでも情報はほとんどありませんので。

【データ】
精米歩合 38%
酵母  18BY
日本酒度  +4.0
アルコール度 16度~16.9度
全量山田錦