こんにちは、酔っ払い管理人です。
ずいぶんとご無沙汰をしておりまして、もうしわけございません。
実は仕事が忙しく、3月末までに開発しなければならないものが山ほどあるのですが、うーん、40%くらいしか進んでいなく、プレッシャー!をひしひしと感じている次第です。
作業している時間よりも、考え込んでいる時間のほうが長いような気がします。
その為、家に帰っても疲れきっていて、文章どころかメールチェックもままならない状況です。
えー、ちなみにこれ、3月が終わるまで続きます・・・。
その間出張もあり・・・、命があるかどうか心配・・・。
なーんねて、そんなことはないですが、更新が滞りがちになること、ご容赦ください。
でも、その命をつなぐために、酒と言う名の「命の水」を今日も呑むぞー!!
というところで、今日の酒にいってみよう。
長い間更新しなかったので、結構な数、初めての酒を呑んでいます。
国内家族旅行で呑んだ酒、初めて言ったBARで呑んだ酒、いろいろありますが、2月の最初に家で鍋パーティーをやったときに友人からのお土産酒をアップしよーっと。
その友人とは、なんどか登場頂いている、 株式会社アベンティ
社長のK氏。
※アベンティ
は再生トナー
のネット販売会社を経営しており、そのコールセンターの人たちに研修を行ったりしています。
ここの再生トナーは品質もいいし、なによりトラブルがあったときの対応が素早いです。
これ、私が研修しているから・・・なのかどうかはわかりませんが、コストとリスクのバランスを考えて再生トナーを選ぶなら、迷わずここでっせぇ。
イートナードットネット
年一回くらいですかね? 「松の司 しずく大吟醸純米
」が売り出される頃に、我が家に招待しています。
他にもいくつか、今年の新酒を用意しておりました。
しかし、松の司の今年の出来がいまいちなんです・・・。
舌が変わったのでしょうか。
フルーティーな吟醸香があまり感じられず、米の味よりも辛口日本酒に近いような気がしました。
毎年一度のことながら、当たり外れってあるんですね。
ちょっとがっかりしつつ、K氏の持ってきた酒を開けてみます。
木箱に入っているそれを開けると・・・
浦霞 別誂 大吟醸(木箱入り) 16度以上17度未満
■蔵元:佐浦(宮城県塩竃市)
■原料米:山田錦
■精米歩合:40%
■日本酒度:+4
■酸度:1.3
■アルコール分:16度以上17度未満
■その他:浦霞酵母使用
創業280年余りという老舗中の老舗、清酒「浦霞」の最高級品。
蔵は宮城県塩竈市に位置しています。
通常の浦霞と言えば、ちょっとこじゃれた居酒屋においてあって、呑みやすいというイメージ。
どちらかというと本醸造のイメージが強いです。
しかし、この酒は桐の木箱に「別誂」の文字。
アル添はしてありますが、味の調整の添加と伺えます。
ワクワクしながら、とりあえず一口呑んで・・・その前に鼻腔を襲う吟醸香。
使い古された表現で言えば、果実のような香り?
書いてしまうとそうなのですが、メロンのように青臭くない、りんごのように固くはない、筆舌に尽くし難い香りが襲います。
どちらかというと、蜜をたっぷり含んだ花の花弁のような気品高い香りがワクワク感をさらにヒートアップさせてくれます。
がまんできずに、一口呑んでみた。
にょ~わん。
文章で表すの難しいぃぃぃぃ。
呑んだ瞬間、腰砕けになるようなまろやかな味わいと、柔らかな舌ざわり。
相好崩して崩れっぱなしの、嬉しくなるお酒です。
製品の出荷までは1年半以上の期間がかかっているとのこと。
低温で貯蔵管理をして、まろやかさをだすために熟成を経て出荷されているそうです。
なので、新酒の若々しさではなく、耐えて忍んだ丸みが優雅さを醸しだしているのでしょう。
浦霞ホームページより、酒名の由来
大正時代に東北地方で陸軍大演習があった時に、当時摂政官であった昭和天皇にお酒を献上する栄を賜ったそうです。
それを機に万葉時代からの歌枕であった塩竃を詠んだ源実朝の歌、
「塩がまの 浦 の松風 霞 むなり
八十島かけて春やたつらむ」(金槐和歌集)
(塩釜の海岸を吹く風も、霧を含んでいるかのようにやさしく吹きわたる。数多くの島はいっせいに立春を迎えたのであろうか)
から「浦霞」を超特級酒の銘柄名と頂いたとのこと。
昭和にはいり、戦時下の級別制度開始より銘柄名を「浦霞 」に統一して、今日にいたっているとのこと。
しっかし、創業280年とはすごいなぁ。