こんばんは、酔っ払い管理人です。
年度末忙しい・・・。
なんかバタバタしています。
でも、3/24~26は会社お休みです。
というのも、親戚一同が集まるイベント3/24にあり、それと同時に、義父と祖母のお見舞いをまとめて済まそうという休暇です。
まぁ、うちの会社結構休暇制度が充実していまして、今回は特連休という3日間連続で取得するタイプのものを利用します。
その間の地酒はまたなにかご紹介できればいいなぁと思います。
さて、本日の酒は日本酒。
最近常連と化しました、佐賀のお店「旬の蔵パセリ
」からこんな珍しい日本酒です。
(やっとホームページできたんだねぇ!これで、お店の雰囲気が紹介できます。)
天吹 吟乃紅衣(ぎんのくれない) 16.5度
この色。
きれ~いな薔薇色です。
ワインじゃないですよ、なんと日本酒なんです。
天吹酒造といえば、花酵母を利用して醸造するので、吟醸香に華やかさがプラスされてとってもアロマティックなお酒を造るので有名な酒蔵です。
その、天吹酒造が得意の花酵母を使って、なんとロゼ色の日本酒を造ったのです。
まずは香りを楽しんでみる。
う~ん、香りというよりも「かほり」と表現したほうがしっくりくる。
華やかで日本酒としては斬新だけれど、どこか懐かしい花の「かほり」が1日の疲れを癒してくれるようです。
一口呑んでみた。
米の旨味を残した、ふうわりとした甘さが、花のかほりにマッチして、そのポテンシャルを引き上げています。
しつこくなく、いつまでも花の「かほり」が残っているような後味は、お酒そのものを楽しみながら呑むのがお勧めです。
さて、このお酒、日本酒なので米が原料ですが、なぜローズ色なのでしょう。
これは、古代から作られ食べられていた古代米「黒米」由来だそうです。
黒米というのは、玄米の糟の部分に『アントシアニン』系の色素が含まれてる米のこと。「アントシアニン」はブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素です。
抗酸化物質ポリフェノールの一種で、視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ目を改善し、視力を向上させます。
活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もあり、老化や発ガンの抑制に関係する抗菌化作用が認められるそうです。
ブルーベリーや紫芋の色素だったんですね。
それを紫色にせず、きれいなローズ色にするには、花の酵母の作用やタイミングなどが類稀なるロゼの日本酒を造ったのでしょう。
この色、お祝い事などにも使えますね。
年度末の歓送迎会シーズンなので、2~3本取り寄せしようかしら・・・。